おしゃれな冷蔵庫? いえ、これ家庭用発電機なんです─。
ビルや道路施設などで使用する非常用発電機の販売を手がける三友工業(本社大阪市、衣斐司郎社長、電06-6392-5571、http://www.sunyou.co.jp/ )は、富裕層個人宅向けに非常用発電機「ホームジェネレーター」2種を防災の日の9月1日に全国発売する=写真(上下)は小型。

背景には首都圏大規模停電(2006年8月のクレーン船架線接触で首都圏139万世帯が停電)や、1時間に100ミリを越すゲリラ豪雨、落雷や台風などの自然現象のほか、小動物や人為的な事故で不意の停電などが多発していることがあげられる。

首都圏の電力需要は個人でも24時間化しており、電動設備を多用している富裕層向けに照準をあてた。

「ホームジェネレーター」は不意の停電から安全な生活や大切な資産を守ることができる。これまで非常用発電機は業務用に多く、個人宅向けというのはなかった。

発電機本体はヤンマーディーゼル製を使用しており、同社初の自社ブランド。商品販売に伴い、「ホームジェネレーター」ブランドの専用サイト
http://www.homegenerator.jp/ )も設けた。

供給する電力量によって、必要最小限の電力を供給する小型の「HG-5 」(出力5KVA)と家一軒分の電力を賄うことができる大型の「HG-25」(出力25KVA)の2種があり、価格は設置工事費と3年間のメンテナンス料込みで小型が397万円(消費税別)。大型は受注生産で価格は未定。

停電時は10秒以内に起動し送電、36時間電力を供給できる。2種ともJIS(日本工業規格)、JEC(電気規格調査会規格)、JEM(日本電機工業会規格)を取得。

関東、関西圏の富裕層個人宅を重点的に販売していく。すでに同社が構築している業務用発電機や立体駐車場の営業・メンテナンス網ネットワークを活用、営業とメンテナンスにあたる方針。

初年度販売目標は小型40台、大型60台、売上金額5億円を目指す。

同社の衣斐司郎社長(54歳)は、「停電は台風だけではなく日常的に起こり得るもの。仕事に使うデータや電動介護ベッド、車庫シャッターなど停電の与える影響は図り知れません。ホームジェネレーターは個人宅向け商材として初めての市場投入で、これまでの法人向け、自治体向けのB2Bからエンドユーザー向けのB2Cという販売形式に変わります。危機管理意識の高い首都圏地域で、顧客を積極的に開発し、未曾有の市場を創造していきたい」と話す。

三友工業はビルや道路施設など非常用発電機の分野では40年以上の営業実績のある会社。問い合わせは同社(電話06-6392-5571)まで。(了)
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[会社概要]
1.会 社 名:三友工業株式会社
2.代 表 者:衣斐司郎
3.設 立:昭和45年9月10日  
4.業務内容:発電設備・非常用発電機の販売、
機械式・自走式 立体駐車場の販売、
発電設備の設計、施工、保守作業
太陽光発電の販売など
5.所 在 地:大阪市淀川区三国本町1-14-37 〒532-0005
TEL FAX
7.HP :http://www.sunyou.co.jp
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――――<この件に関するお問い合わせ先>―――――

三友工業株式会社 HG事業部の
松岡雅也(まつおかまさや)までお願いいたします
TEL : (携帯)
FAX :
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