ITインフラのソリューション・ディストリビュータである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、ITサービスマネジメント(ITSM)を提供する株式会社Blueship(本社:東京都渋谷区、代表取締役 慶松 大海)が、開発・テスト環境として、ネットワールドが提供する「FlexPod(フレックスポッド) for VMware」(以下 FlexPod)を導入し、本稼働開始したことを発表します。
FlexPodは、IAサーバ「Cisco UCS」、データセンタスイッチ「Cisco Nexus」、ネットワークストレージ「NetApp FAS」、サーバ仮想化ソフトウェア「VMware vSphere」を組み合わせ相互接続検証などが完了したパッケージで、短期間での導入が可能です。これに加えて、初期設定にコマンド操作の必要な「Cisco Nexus」、「NetApp」には、ネットワールドが提供するパラメータ自動生成ツールを利用したことで、データセンタの構築は実質1週間で完了しました。
また、導入に際しては、FlexPodを完備した複合システム検証センター「GARAGE(ガレージ)」や、教育プログラムなど、ネットワールドの充実した支援体制が高く評価されました。
FlexPodの導入によりBlueshipでは、リソースを柔軟に活用してユーザのシステムイメージに合せた開発・テスト環境を効率的に構築可能になり、さらに、人事、会計などの社内業務システムもFlexPodに集約することができました。
◆ 導入の背景
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Blueshipは、自社開発のITSM自動化支援ソフトウェア「trinity(トリニティ)」やコンサルティングサービスを提供し、ソフトウェアの構成管理やリリース管理を適切かつ効率的に行うためのソリューションを提供しています。金融機関や官公庁・自治体などのミッションクリティカルシステムで数多くの実績があり、最近は、アジアの金融先進国であるマレーシアをはじめ積極的に海外市場にも進出しています。
同社では、ITSMに対する意識の高まりを背景としたビジネスの拡大に伴い、開発・テスト環境を構築する物理ハードウェアの増大が課題となっていました。数年前からVMwareによる仮想化にも着手しましたが、開発とテストでリソースをうまく融通できないなどの問題がありました。そこで、複雑化するシステム環境をより効率的に管理するソリューションとしてFlexPodの導入を決定しました。
◆ 導入成果と今後の展開
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FlexPodは、リソースを柔軟に活用できる他、ハードウェアの構成管理が容易で、仮想 / 物理環境の状況が簡単に把握でき、管理も一元的に行えることが高く評価されました。
「Cisco UCS」は、システム構成を定義したサービスプロファイルを管理ツールの「Cisco UCS Manager」上で設定するだけで簡単にサーバを構築できるため、開発・テスト環境を容易に立ち上げることが可能です。
また、「Cisco Nexus」の特長である「Virtual Port Channel」機能を利用することで、負荷が高まった場合にも高いスループットを維持できます。
Blueshipでは、将来的には「SnapMirror」をはじめとするNetAppのデータ保護機能も活用し、日本とマレーシア間での遠隔バックアップなども検討する計画です。また、「Cisco UCS」はユニファイドコミュニケーション機能も統合できるため、日本とマレーシア間での内線通話なども可能なことから、今後のグローバルな事業展開にも活用する予定です。
Blueshipが導入したFlexPodのハードウェアは「Cisco UCS B200 M3」、「Cisco UCS 6248UP」、「Cisco Nexus 5548UP」、「NetApp FAS 2240」から構成される最もベーシックな構成ですが、FlexPodはスケーラビリティが高いため、今後の利用範囲の拡大に応じて拡張可能です。
ITSMではシステムを構成するハードとソフトの組み合わせを「リリースユニット」という概念で捉えますが、FlexPodを利用することで、リリースユニットを管理し易く、コストも明確なため、IT投資の最適化を進めていく上でも大きな効果が期待できると考えています。Blueshipは、今回の自社の取り組みをショーケースとして、お客様向けにFlexPodを利用した新たなソリューションサービスも展開する計画です。
※導入構成イメージ図を以下でご覧いただけます。
http://www.networld.co.jp/news/press2013/0603.htm
FlexPodは、IAサーバ「Cisco UCS」、データセンタスイッチ「Cisco Nexus」、ネットワークストレージ「NetApp FAS」、サーバ仮想化ソフトウェア「VMware vSphere」を組み合わせ相互接続検証などが完了したパッケージで、短期間での導入が可能です。これに加えて、初期設定にコマンド操作の必要な「Cisco Nexus」、「NetApp」には、ネットワールドが提供するパラメータ自動生成ツールを利用したことで、データセンタの構築は実質1週間で完了しました。
また、導入に際しては、FlexPodを完備した複合システム検証センター「GARAGE(ガレージ)」や、教育プログラムなど、ネットワールドの充実した支援体制が高く評価されました。
FlexPodの導入によりBlueshipでは、リソースを柔軟に活用してユーザのシステムイメージに合せた開発・テスト環境を効率的に構築可能になり、さらに、人事、会計などの社内業務システムもFlexPodに集約することができました。
◆ 導入の背景
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Blueshipは、自社開発のITSM自動化支援ソフトウェア「trinity(トリニティ)」やコンサルティングサービスを提供し、ソフトウェアの構成管理やリリース管理を適切かつ効率的に行うためのソリューションを提供しています。金融機関や官公庁・自治体などのミッションクリティカルシステムで数多くの実績があり、最近は、アジアの金融先進国であるマレーシアをはじめ積極的に海外市場にも進出しています。
同社では、ITSMに対する意識の高まりを背景としたビジネスの拡大に伴い、開発・テスト環境を構築する物理ハードウェアの増大が課題となっていました。数年前からVMwareによる仮想化にも着手しましたが、開発とテストでリソースをうまく融通できないなどの問題がありました。そこで、複雑化するシステム環境をより効率的に管理するソリューションとしてFlexPodの導入を決定しました。
◆ 導入成果と今後の展開
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FlexPodは、リソースを柔軟に活用できる他、ハードウェアの構成管理が容易で、仮想 / 物理環境の状況が簡単に把握でき、管理も一元的に行えることが高く評価されました。
「Cisco UCS」は、システム構成を定義したサービスプロファイルを管理ツールの「Cisco UCS Manager」上で設定するだけで簡単にサーバを構築できるため、開発・テスト環境を容易に立ち上げることが可能です。
また、「Cisco Nexus」の特長である「Virtual Port Channel」機能を利用することで、負荷が高まった場合にも高いスループットを維持できます。
Blueshipでは、将来的には「SnapMirror」をはじめとするNetAppのデータ保護機能も活用し、日本とマレーシア間での遠隔バックアップなども検討する計画です。また、「Cisco UCS」はユニファイドコミュニケーション機能も統合できるため、日本とマレーシア間での内線通話なども可能なことから、今後のグローバルな事業展開にも活用する予定です。
Blueshipが導入したFlexPodのハードウェアは「Cisco UCS B200 M3」、「Cisco UCS 6248UP」、「Cisco Nexus 5548UP」、「NetApp FAS 2240」から構成される最もベーシックな構成ですが、FlexPodはスケーラビリティが高いため、今後の利用範囲の拡大に応じて拡張可能です。
ITSMではシステムを構成するハードとソフトの組み合わせを「リリースユニット」という概念で捉えますが、FlexPodを利用することで、リリースユニットを管理し易く、コストも明確なため、IT投資の最適化を進めていく上でも大きな効果が期待できると考えています。Blueshipは、今回の自社の取り組みをショーケースとして、お客様向けにFlexPodを利用した新たなソリューションサービスも展開する計画です。
※導入構成イメージ図を以下でご覧いただけます。
http://www.networld.co.jp/news/press2013/0603.htm