ITインフラのソリューション・ディストリビュータである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、米国Anuta Networks社(アヌータ・ネットワークス社、本社:カリフォルニア州、以下 Anuta社)と販売代理店契約を締結し、既存のネットワーク機器をそのまま使って、ソフトウェアでネットワークの構成や制御を柔軟に行うSoftware-Defined Networking(SDN)を実現するクラウド(IaaS)事業者向け管理ソフトウェア「Anuta nCloudX」の販売を開始します。
IaaS事業者は、Anuta nCloudXによりグラフィカルな画面でネットワークサービスを設計し、テナントユーザに分かり易いアイコンを利用したサービスカタログとして提供します。テナントユーザが、サービスカタログから特定のサービスメニューを選択すると、それを提供するための各種ネットワーク機器の設定をAnuta nCloudXが自動的に実行します。
Anuta nCloudXは、ネットワーク機器の設定に従来通りのコマンド(CLI/API)を用い、レイヤー2やレイヤー3のルータやスイッチだけでなく、レイヤー4からレイヤー7までの負荷分散機器やファイアウォールなどを含む幅広いマルチベンダーの機器に対して、指定されたネットワークサービス向けのプロビジョニングが行えます。
Anuta nCloudXの対応製品は、現在、シスコシステムズ、F5ネットワークス、シトリックス・システムズ(NetScaler)、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズなどがあり、今後、ジュニパーネットワークス、パロアルトネットワークスの製品への対応も予定しています。
また、VMware 分散仮想スイッチ、ならびに、仮想アプライアンス(Cisco VSG、Cisco ASA 1000V、Cisco CSR1000V、Cisco Nexus 1000V、Citrix NetScaler VPX、F5 BIG-IP、Riverbed Stingray ADC)もサポートしており、それ以外の製品については、顧客のニーズに応じて開発、もしくはSDK(ソフトウェア開発キット)の提供を予定しています。
Anuta社は、シスコシステムズ社やヴイエムウェア社などとのパートナーシップにより、既に主要クラウド運用基盤(VMware vCloud Director、Citrix CloudPlatform、OpenStack等)の配下でAnuta nCloudXが連携して動きます。今後はMicrosoft System Center、CA Automation Suite for Cloudsとの連携も予定されています。
また、Anuta nCloudXは、Nicira(VMware)やOpenStack/Quantum、ならびにBig Switch NetworksなどのSDNコントローラに対する制御機能も搭載し、クラウドサービス事業者の現在から将来にわたるニーズに対応できます。
ネットワールドでは、NI(ネットワークインテグレーター)およびSIパートナーと共に、Anuta nCloudXを、クラウド事業者だけでなく、一般企業におけるマルチベンダーネットワークの革新的な管理ツールとしても提案し、企業ネットワークの運用コストの大幅な削減を目指します。
◆ Anuta nCloudXの販売に関して
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販売開始:2013年5月13日
販売方法:ライセンス販売
販売価格:別途お問い合わせください。
※Perpetual License(買取型)とAnnual Subscription License(年更新型)を用意
販売経路:ネットワールド、および同社販売パートナ様経由
販売目標:3年間で20億円
◆ 製品概要
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Anuta nCloudX は、4つのエンジンとSDNコントローラで構成されています。
デバイスのディスカバリを自動的に行い、トポロジーのマッピング、ネットワークサービスのデザインを経てネットワークサービスカタログを容易に作成することができます。
テナントユーザーがネットワークサービスを選び利用を開始した後は、ネットワークサービスのキャパシティ管理など、安全な運用管理を支援する機能を備えています。
(1) Network Service Design Engine
アイコンを利用したドラッグ&ドロップツールで、ネットワークサービスの設計、実装を簡単に行えます。サービス、デバイス、ポリシーをカスタマイズしながら、運用管理者が簡単にお客様のニーズに合ったサービスメニュー(カタログ)をデザインできます。
(2) Network Service Orchestration Engine
Network Service Design Engineで作成したサービスメニューの各機能アイコンに実際のネットワーク構成を紐づけ、必要な設定作業を従来通りのCLI/APIを利用してnCloudXがすべて自動的に、正しい順序で実行します。すべてのネットワークに関する設定はnCloudXの抽象化された設計画面のみで行われるので、管理者が各々のネットワーク機器について十分な知識がない場合でも安全に運用を行うことができます。
サービスデザイン画面におけるアイコン相互の接続が正しくないものはサービスメニューとして展開できないようにし、さらに承認プロセスでネットワークインフラ責任者が認めたものだけを提供できるようにすることも可能です。
(3) Network Service Management Engine
Network Orchestration Engineで物理的及び仮想的ネットワークインフラがネットワークサービス向けに設定され、ネットワークサービスが各テナントへ割り当てられた後、Network Service Management Engineがネットワークサービスを構成する各デバイスのアラームを監視し、影響のあるテナントを判別。必要に応じてアラートを通知します。テナントのSLAも管理し、SLAに影響するデバイスを割り出すことも可能です。また、リアルタイムでネットワークのキャパシティ監視をしており、ネットワークサービスのキャパシティを予測したり、閾値を設定してアラートを出したり、ネットワーク全体の健全性の管理することが可能です。テナントがサービスの変更や解約した場合も迅速なリソースの開放・再利用が可能です。
(4) Network Abstraction Engine
Anuta nCloudXの最大の特徴であるネットワークの抽象化を行います。既存の物理的なネットワーク、プログラマブルなネットワークデバイスを抽象化し、これにより抽象化されたネットワークを一元管理できるようにします。
(5) SDN Connector
SDN ConnectorはNicira(VMware NSX)やBig switch Networks, Open FlowなどのSDNコントローラに対する制御機能を提供します。将来、これらの新しいテクノロジーを利用する場合も、他社製品や既存ネットワーク製品の連携が不可欠であり、Anuta nCloudXはクラウドサービス事業者の現在から将来にわたるニーズに対応します。
IaaS事業者は、Anuta nCloudXによりグラフィカルな画面でネットワークサービスを設計し、テナントユーザに分かり易いアイコンを利用したサービスカタログとして提供します。テナントユーザが、サービスカタログから特定のサービスメニューを選択すると、それを提供するための各種ネットワーク機器の設定をAnuta nCloudXが自動的に実行します。
Anuta nCloudXは、ネットワーク機器の設定に従来通りのコマンド(CLI/API)を用い、レイヤー2やレイヤー3のルータやスイッチだけでなく、レイヤー4からレイヤー7までの負荷分散機器やファイアウォールなどを含む幅広いマルチベンダーの機器に対して、指定されたネットワークサービス向けのプロビジョニングが行えます。
Anuta nCloudXの対応製品は、現在、シスコシステムズ、F5ネットワークス、シトリックス・システムズ(NetScaler)、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズなどがあり、今後、ジュニパーネットワークス、パロアルトネットワークスの製品への対応も予定しています。
また、VMware 分散仮想スイッチ、ならびに、仮想アプライアンス(Cisco VSG、Cisco ASA 1000V、Cisco CSR1000V、Cisco Nexus 1000V、Citrix NetScaler VPX、F5 BIG-IP、Riverbed Stingray ADC)もサポートしており、それ以外の製品については、顧客のニーズに応じて開発、もしくはSDK(ソフトウェア開発キット)の提供を予定しています。
Anuta社は、シスコシステムズ社やヴイエムウェア社などとのパートナーシップにより、既に主要クラウド運用基盤(VMware vCloud Director、Citrix CloudPlatform、OpenStack等)の配下でAnuta nCloudXが連携して動きます。今後はMicrosoft System Center、CA Automation Suite for Cloudsとの連携も予定されています。
また、Anuta nCloudXは、Nicira(VMware)やOpenStack/Quantum、ならびにBig Switch NetworksなどのSDNコントローラに対する制御機能も搭載し、クラウドサービス事業者の現在から将来にわたるニーズに対応できます。
ネットワールドでは、NI(ネットワークインテグレーター)およびSIパートナーと共に、Anuta nCloudXを、クラウド事業者だけでなく、一般企業におけるマルチベンダーネットワークの革新的な管理ツールとしても提案し、企業ネットワークの運用コストの大幅な削減を目指します。
◆ Anuta nCloudXの販売に関して
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販売開始:2013年5月13日
販売方法:ライセンス販売
販売価格:別途お問い合わせください。
※Perpetual License(買取型)とAnnual Subscription License(年更新型)を用意
販売経路:ネットワールド、および同社販売パートナ様経由
販売目標:3年間で20億円
◆ 製品概要
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Anuta nCloudX は、4つのエンジンとSDNコントローラで構成されています。
デバイスのディスカバリを自動的に行い、トポロジーのマッピング、ネットワークサービスのデザインを経てネットワークサービスカタログを容易に作成することができます。
テナントユーザーがネットワークサービスを選び利用を開始した後は、ネットワークサービスのキャパシティ管理など、安全な運用管理を支援する機能を備えています。
(1) Network Service Design Engine
アイコンを利用したドラッグ&ドロップツールで、ネットワークサービスの設計、実装を簡単に行えます。サービス、デバイス、ポリシーをカスタマイズしながら、運用管理者が簡単にお客様のニーズに合ったサービスメニュー(カタログ)をデザインできます。
(2) Network Service Orchestration Engine
Network Service Design Engineで作成したサービスメニューの各機能アイコンに実際のネットワーク構成を紐づけ、必要な設定作業を従来通りのCLI/APIを利用してnCloudXがすべて自動的に、正しい順序で実行します。すべてのネットワークに関する設定はnCloudXの抽象化された設計画面のみで行われるので、管理者が各々のネットワーク機器について十分な知識がない場合でも安全に運用を行うことができます。
サービスデザイン画面におけるアイコン相互の接続が正しくないものはサービスメニューとして展開できないようにし、さらに承認プロセスでネットワークインフラ責任者が認めたものだけを提供できるようにすることも可能です。
(3) Network Service Management Engine
Network Orchestration Engineで物理的及び仮想的ネットワークインフラがネットワークサービス向けに設定され、ネットワークサービスが各テナントへ割り当てられた後、Network Service Management Engineがネットワークサービスを構成する各デバイスのアラームを監視し、影響のあるテナントを判別。必要に応じてアラートを通知します。テナントのSLAも管理し、SLAに影響するデバイスを割り出すことも可能です。また、リアルタイムでネットワークのキャパシティ監視をしており、ネットワークサービスのキャパシティを予測したり、閾値を設定してアラートを出したり、ネットワーク全体の健全性の管理することが可能です。テナントがサービスの変更や解約した場合も迅速なリソースの開放・再利用が可能です。
(4) Network Abstraction Engine
Anuta nCloudXの最大の特徴であるネットワークの抽象化を行います。既存の物理的なネットワーク、プログラマブルなネットワークデバイスを抽象化し、これにより抽象化されたネットワークを一元管理できるようにします。
(5) SDN Connector
SDN ConnectorはNicira(VMware NSX)やBig switch Networks, Open FlowなどのSDNコントローラに対する制御機能を提供します。将来、これらの新しいテクノロジーを利用する場合も、他社製品や既存ネットワーク製品の連携が不可欠であり、Anuta nCloudXはクラウドサービス事業者の現在から将来にわたるニーズに対応します。