一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売解禁を巡る攻防が最終局面に入った。焦点は対面接触販売に近いテレビ電話の使用などの条件をどこまで設けるかだが、たとえテレビ電話で対面販売できても、ネット上に購入機能があれば対面することなく薬が買えてしまうのでは、と安全性を疑う人も多いのでは。
 
本来ホームページは無人店舗のセルフサービスのため、すべての情報やサービスをホームページ上に置く必要があった。これにより利便性は高まったが、操作性の面では複雑になり、特にセキュリティ面や安全面では常に脅威にさらされてきたところでもある。
SKY-NETWORK株式会社(静岡県静岡市)は、これらの問題を独自開発のWEBページ対面制御技術「WEBページインサーター(非公開ページ対面認証開示)」で解決した。
 
薬局の公開ホームページやネット通販サイト上には特定商品(第1類・第2類医薬品)のページに購入機能(買い物かご)を置かず、公開ホームページのテレビ電話で薬剤師の問診を受けている患者に対し薬の服用が必要と判断した場合に限り、特定商品の購入ページを開示し利用できる仕組みを世界で初めて実用化させた。
まさに、実店舗販売さながらの薬剤師の問診による対面販売の実現である。
 
SKY-NETWORKは、自社が運営するWEBサイト対面通信クラウド「POP&GO」で、薬局のホームページや薬のネット通販サイト上で薬剤師のテレビ電話による対面問診と医薬品の対面販売を可能にした。
薬剤師は対面問診で相手の顔色を見ながら症状や体質に合った薬や服用のアドバイスをその場で伝え、対面で薬を販売する時代に入った。
 
利用者(患者)は、自宅のパソコンから薬局のホームページにアクセスするだけで、行きつけの薬局の薬剤師を呼びだし、テレビ会話で問診を受けながら薬を購入することができる。WEBカメラとマイクは必要だが電話と異なり通話料はかからない。
 
運営者(薬局)は、月額1万円(1ライセンス)からと低コストで利用でき、今あるホームページもリニューアルすることなく、わずか数分(ASP版)でテレビ電話、閲覧者呼出、WEBページインサーター、WEB音声・文字放送、WEB内線通話等々様々な機能が利用できる。
 
POP&GOが、≪ 低コスト短期間 ≫ で可能にする安全性と利便性の両立。
 ○利用者はホームページから薬剤師を呼び出しテレビ電話で対面問診を受けられる
 ○利用者は薬剤師の問診を受けながら症状や体質に合った薬をその場で購入できる
 ○利用者は対面する薬剤師の氏名や資格免許番号等を見て安心して相談を受けられる
 ○薬剤師は患者の症状に合った薬のページへ誘導し処方説明できる
 ○薬剤師は患者の症状を判断し非公開の購入ページを一時的に開示することができる
 ○薬剤師が対面販売することで悪意ある薬の購入を完全に抑止
 ○薬剤師と患者(利用者)との会話記録管理(録画・再生)でトラブルを回避
 ○薬局で薬剤師不在の場合でも他店舗の薬剤師を呼び出して問診で薬を購入できる
 ○薬局で薬剤師不在の場合でも薬を販売できないと言う機会喪失を回避できる
 ○有事の際に医薬品物資配給情報などを被災住民へWeb放送で情報発信できる
 ○有事の際に店舗間被災状況確認や物資保有状況などWeb内線通話で確認しあえる
 
インターネットが普及した現在でも、テクノロジーだけでは安全を保障できる時代にまだ至っていない。如何に技術が進歩しようとも、人間の介在こそが安全と安心を約束できるものであり、対面販売の原則に則り安全性と利便性が両立できてこそ、真の安心安全と言えよう。
 
SKY-NETWORK株式会社
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 対面サイト:http://sky-network.jp/