日常の買い物をしたり、生活に必要なサービスを受けたりするのに困難を感じる人たち、いわゆる買い物弱者と言われる人たちは高齢者を中心に、全国で約600万人いると推計されている。(平成22年12月10日経済産業省、買い物弱者応援マニュアルより)
 
厚生労働省は一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売のルールを協議する検討会を開き、解禁に向け利用者の安全を確保するための販売ルール選定に議論が活発になってきているが、ネット販売か対面販売かで議論は平行線をたどっている。
ネットであっても対面販売の原則に則り安全性と利便性を両立できれば、約600万人の買い物弱者を救う医薬品販売医療ネットサービスが可能になるのだが・・・。
 
SKY-NETWORK株式会社(静岡県静岡市)が運営するWebサイト対面通信クラウド「POP&GO」は、チェーンドラッグストアなど薬局のホームページ上で薬剤師が対面問診することで、薬剤師は患者の生の声を聴き患者の顔色や表情を見ながら症状に合った薬や服用のアドバイスをその場で伝え安全に薬を販売することを可能にした。
もちろん、ホームページは有人店舗であるため、購入ページを持たなくても薬剤師が進める薬を購入することができるというものだ。
POP&GOは、まさに医薬品ネット対面販売で約600万人といわれる買い物弱者の生命を守る新たな可能性への道を開いた。クラウドが店舗販売を強力にバックアップするハイブリッド薬局の登場だ。
 
買い物弱者以外にも医薬品購入で不便を感じている人たちがいる。日本国内には平成23年3月末時点約209万3000人(平成23年7月29日  、法務省入国管理局)の外国人が在留すると言われているが、在留者全てが日本語を話せるわけではない。特に赴任者の家族にとっては切実な問題と言えよう。こうした人たちでもホームページに外国人専用の外来窓口を用意すれば言葉の問題もなく薬を購入いただける。
もちろん、薬剤師と対面するため悪意を持つ「なりすまし」行為や薬の大量購入などを抑止する効果も期待できる。

また、外出先で体調を崩し最寄りの薬局に寄ったところ薬剤師不在といった場合でも、店舗内のパソコンから他の店舗に在勤する薬剤師を呼び出し、薬剤師による対面問診で生の声を聴き患者の顔色や表情を見ながら症状に合った薬や服用のアドバイスをその場で伝え安全に薬を販売することができ、昨今問題視されている薬剤師不足を補う販売手段としても期待は大きい。
 
対面だからこそ可能性は広がる。如何に技術が進歩しようとも、人の介在こそが安全と安心を約束できるものであり、対面販売の原則に則り安全性と利便性が両立できてこそ、真の安心安全と言えよう。
 
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