報道関係各位
                          2013年2月16日  
                       超音波システム研究所

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超音波テスターによる「流水式超音波システム」を開発

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(超音波テスターによる<測定・解析・制御>の応用技術)

超音波システム研究所(所在地:神奈川県相模原市)は、
 脱気・マイクロバブル発生可能な小型ポンプの製造中止に伴い、
 超音波テスターを使用した、
 新しい「流水式超音波システム」技術を開発しました。


-今回開発したシステムの応用事例-

 特殊ガラス部品の精密洗浄
 複雑な形状・線材・・の表面処理(応力緩和)
 溶剤・・の化学反応制御 
 ナノレベルの攪拌・分散
 樹脂(フィルム形状・・)、金属(粉末:CNT、鉄粉・・)、
  ・・これまでは、難しかった材料・部品の表面改質
 ・・・・・・・


■参考動画

 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 




 「流水式超音波システム」は
  適切な間接容器・治工具との組み合わせにより
  中性洗剤、アルコール、炭化水素・・に対しても対応可能です。
  現在使用している超音波洗浄液に対しても
  場合によっては利用することができます。

 「流水式超音波システム」による超音波の効果は
  通常の超音波装置とは以下の点で大きく異なります。

  流水の(流速、流量、タイマー・・)制御により
  キャビテーションと音響流を
  幅広い範囲でコントロールできます。

  その結果、
  高い音圧レベルの高い周波数(高調波)の
  超音波伝搬状態が実現します。
  この状態は、
   以下の対応を可能にします。
   1)複雑な形状の精密洗浄
   2)分散の難しい、大きな状態からのナノ粒子の製造
   3)ガラス容器との組み合わせによる
     化学反応のコントロール
   4)短時間での表面改質(あるいは薄い材料の表面改質)
   5)その他 ・・・

  さらに、
  効率的な超音波照射を実現するとともに
  ナノバブルの発生を促進します。
  一定時間の超音波照射により
  ナノバブルの量がマイクロバブルの量より多くなます。

  その結果、
  流水の制御と合わせることで
  非常に安定した超音波制御が実現します。
  (ナノバブル・キャビテーション、音響流、伝搬状態・・・について
   各種計器による、計測・解析により関係性を確認しています)


 様々な応用事例が発展しています。




【本件に関するお問合せ先】
超音波システム研究所
ホームページ  http://ultrasonic-labo.com/
ホームページ  http://www.green.dti.ne.jp/aabccdx/