ITインフラのソリューション・ディストリビュータである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、株式会社シーエーシー(所在地:東京都中央区、代表取締役社長 酒匂 明彦、以下CAC)が、新たに構築した仮想デスクトップシステムにネットワールドが提供するVMware社製デスクトップ仮想化基盤「VMware View」を採用し、本稼働を開始したことを発表します。
CACは、時間や場所、デバイスの制約を受けることなく、いつでも業務が行える環境の構築を進めており、その一環として仮想デスクトップを導入することになり、仮想化分野において豊富な経験と実績を持つネットワールドからの提供を受け、「VMware View」を採用しました。


◆ 導入の背景
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CACは、情報化戦略の立案からシステムの設計・構築、さらに運用管理・保守まで、企業情報システムのトータルサービスを提供するシステムインテグレータであり、日本のITサービス業界において規模では中堅ながら、プライム(元請)比率が90%を超える異色の存在です。また現在は、ITと業務を統合した高付加価値サービスも提供するなど、サービス提供領域を拡大・進化させています。
同社の基軸をなすのは、技術者たちの知的創造活動と、それによる顧客企業のビジネス革新・創造の実現です。そのような知識集約型企業として一段の進化を図るため、同社は現在、自社業務基盤の革新を図っており、その一環として、クライアント環境の仮想化を行いました。


◆ 導入のポイントと成果
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今回の導入にあたり、VMware Viewが評価された主なポイントと成果は以下の通りです。

1. 高い性能、信頼性と可用性
 今回構築した仮想デスクトップシステムは、技術者だけでなく経営層や事務スタッフも含めたすべての社員の業務基盤となります。このため、極めて高い信頼性と可用性が求められました。VMware Viewは、サーバ仮想化分野で高いシェアを誇るVMware vSphereをプラットフォームに採用しており、その特長である冗長化機能や高信頼化機能を活かすことで安定的な業務環境が実現できます。

2. 「リンククローン」方式によるユーザ環境の標準化
 VMware Viewはデスクトップイメージを構成する際に、個々のユーザごとに専用の環境を構成する「フルクローン」と、共通のマスタイメージと差分とで構成する「リンククローン」の2つの方式が選べます。今回同社ではリンククローン方式を採用することで、マスタメンテナンスなどの運用管理負担を軽減すると同時に、技術者向け開発環境の標準化にも役立てています。

3. 「ThinApp」によるアプリケーション配信
 企業に導入されているアプリケーションの中には、一部の部門やユーザだけしか使わないものも存在します。また、ユーザによっては、旧OS用や旧バージョンのアプリケーションを利用したいというケースもあります。同社ではこのようなニーズに対し、VMware Viewが提供するアプリケーション仮想化機能「ThinApp」で対応。特定のアプリケーションをカプセル化してストリーミング配信することで、ユーザの利便性を確保しています。

※VMware製品の情報は、以下をご覧ください。
http://www.networld.co.jp/vmware/main.htm

※導入構成イメージ図を以下でご覧いただけます。
http://www.networld.co.jp/news/press2012/1017.htm


◆ 今後の展開
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CACでは、自社内のクライアント環境を集約していくと同時に、今回のプロジェクトでの経験・ノウハウも活かして、顧客企業向けのDaaS(Desktop as a Service)ソリューションも展開していく予定です。

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