銀座6丁目にあるREIJINSHA GALLERYでは、10月3日(水)  から11月2日(金)  までブライアン・ヴァレス 写真展を開催致しております。

水、煙という一瞬たりとも形をとどめない、美しくもはかない造形。
彼はそれを静止させ我々の眼と心に焼きつかせてくれます。そのフォルムと色彩は心理学に裏付けられているかのようで、どうやら人の内側にある深層心理が揺り動かされる造形とは、人智を超えて自然界が作り得る造形なのかもしれません。
水が時には人のリズミカルなダンスのように見え、透明ガラスのオブジェにも、おいしそうな飴にも見え、煙は人骨や顔のように見えたりもします。
これらの作品にはCG によるアレンジが一切加えられていません。
水と煙が生みだす時が止まった不可思議な造形美、それを皆様それぞれの感性で受け取っていただければ幸いです。

-私、ブライアン・ヴァレスのこと-

私はカリフォルニア州ロングビーチで生まれ、幼少時代のほとんどを自宅のプールとカリ
フォルニアのビーチで過ごしました。
水の美しさや、流動的で抽象的な造形すべてに対する愛はここで生まれたと思っています。
これらの造形が持つ凄まじいまでの明瞭さと暗示の間で、常に私の心は振り子のように揺れています。
表現を冷静かつ控え気味にしているのは、より「魅せる」ためものと解釈してください。
写真という媒体は私の頭、心の中にあるものすべてを解放でき得る場所だと思っています。


入場無料で、どなたでも自由にご覧頂けます。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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