オーリック・システムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 幾留 浩一郎、以下 オーリック)は、クリックテック・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長 垣田 正昭)とOEM契約を締結しました。
これにより、オーリックは、クリックテックのインメモリ型BI(ビジネスインテリジェンス)ツール「QlikView(クリックビュー)」を、リアルタイムWebアクセス解析ソフトウェア「RTmetrics(アールティーメトリックス)」に組み込み、RTmetrics BIQQ (アールティーメトリックスビーアイキューキュー)として提供します。

Webアクセスログは膨大で扱いにくいことから、従来、多くのお客様では分析の専任者がデータを解析してレポートを作成し、関係部署に配布しています。しかしながら、2012年は「ビッグデータ」元年と言われるように、膨大なデータから知見を得て、ビジネスに活用できるかどうかが企業競争力を左右することと認識されつつあります。Webサイトについても、収集したデータからサイト訪問者の行動をリアルタイムに追跡して業務に活かしたいという要望が増えています。
また、マーケティング・広報宣伝部門の利用に限らず、商品開発や仕入担当部門、営業部門や企画部門においても、経営指標としてWebアクセスログを活用したいという気運が高まっています。

オーリックは、こうしたニーズに応え、収集したWebアクセスログを、分析や解析の専門家でない人にも簡単に利用できるよう、RTmetricsのユーザーインターフェースを大幅に改善するためにクリックテックのQlikViewを採用しました。
QlikViewは、独自の技術によりデータベースを使わずにサービスを提供できる製品で、数十億件レベルのWebアクセスログのデータもコンパクトに圧縮し、メモリ内で高速に検索できます。データベースなどの専門的な知識がなくても、直観的な操作で必要な情報を取り出すことができることから、多くのアプリケーションベンダが高く評価して自社の製品やサービスに組み込んでいますが、Webアクセス解析ツールにQlikViewを採用するのはオーリックが初めてです。
RTmetrics BIQQでは、Webアクセスログを売上、顧客、商品に紐づけて、予実や前年比など、ビジネスに直結したフォーマットで活用できるよう約30種類の業務テンプレートを提供します。

RTmetrics BIQQは、本年11月リリース予定の新バージョンRTmetrics V9から、オプションとして提供する予定です。従来のように、Webアクセス解析ツールで収集したデータを、BIツールに受け渡す方法と異なり、RTmetrics BIQQは、RTmetricsによるWebアクセス解析の一連の作業の中で連携できるため、構築コストを大幅に抑えたWebビジネスインテリジェンスを実現します。

本リリースに伴い、クリックテック・ジャパン株式会社代表取締役社長 垣田正昭 様よりエンドースメントを頂いております。
「このたび、オーリック・システムズ様が『RTmetrics』と弊社の『QlikView』とを連携し、Webアクセス解析の新ソリューションとして発表されることを非常に嬉しく思います。ビッグデータが取り沙汰される昨今ではありますが、日々蓄積されていくデータを簡単に分析し、ビジネスに有効活用したいと企業が考えるのは、今に始まったことではありません。旧来の古典的な手法を用いた分析ソフトウェアで、急激に変化する昨今の環境に対応するというのは限界にきていたと思います。特にオーリック・システムズ様が対象として扱われるビッグデータでは、新たなステージの技術的プラットフォームが必要です。今回の『RTmetrics』と『QlikView』との組み合わせが、実際に現場でツールを必要されている皆様への一つの解決策となることを期待しています。」

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オーリック・システムズ

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