2012/08/08 14:10
情報・通信
エヌ・シー・エル・コミュニケーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 関根 尚、以下 NCLC)は、オープンソースソフトウェア(OSS)のOpenFlowコントローラ「Trema(トレマ)」の設定方法やサンプルアプリケーションなどをまとめた「OpenFlowコントローラプログラミングガイド ~Trema編~」(以下 Tremaガイドブック)を作成し、NCLCが今年4月から国内販売開始した米Pica8 (ピカエイト)社(Pica8 Inc. 本社:カリフォルニア州)のOpenFlow完全対応のL2 / L3スイッチ「Pronto(プロント)」シリーズによりOpenFlow/SDNの実証実験や試験導入をする企業・大学に対して無償提供します。
ニーズに応じて柔軟かつ迅速にITリソースを確保できるクラウドコンピューティングの活用が本格化する中、ネットワークの定義・運用・変更・リリースなどをソフトウェアによって柔軟に自由に行えるSDN (Software Defined Network)が注目され、その代表的な制御技術であるOpenFlowによるイノベイティブなアプリケーションの実現が期待されています。
OpenFlowによるプログラマブルなネットワークを実現するために、OpenFlowスイッチと併せて必要となるOpernFlowコントローラは、ソフトウェアパッケージ販売されている商用製品の他に、「Trema」、「NOX(ノックス)」、「Floodlight(フラッドライト)」などのOSSが公開されており、無償で入手可能で、OpenFlowを本格的に導入する前の小規模な実証実験に有効です。
しかしながら、OSSのOpenFlowコントローラは、分かりやすい技術ドキュメントがなく、Webサイトからダウンロードし、コンパイルしてセットアップするまでの作業は簡単ですが、OpenFlowコントローラとスイッチ間のセッション確立などのごく基本的な機能を除いては、アプリケーションがほとんど提供されていません。したがって、ユーザ自身がOpenFlowコントローラ上にアプリケーションを書かなくてはなりませんが、多くのお客様にとって容易なことではありません。
そこで、NCLCは、OpenFlow/SDNの普及を加速するために、NCLC社内で活用実績のある「Trema」上での様々なSDNスクリプトの書き方やサンプルアプリケーションを分かりやすくまとめたTremaガイドブックを公開することにしました。これにより、お客様は、容易にOpenFlowによる新しいネットワーク環境を体験することが可能となります。
NCLCは、OpenFlowスイッチの提供にとどまらず、OpenFlow/SDNの進化と普及を加速するべく、情報公開にも注力してまいります。
◆ Tremaガイドブックの目次
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
1. OpenFlowとは?
1.1 OpenFlowのメカニズム
1.2 OpenFlowコントローラの種類
1.3 Pronto SwitchのOpenFlow実装方法
2. Pronto SwitchのOpenFlow動作と設定
2.1 Pronto SwitchのOpenFlow動作モード
2.2 OpenFlowモード(OVSモード)の基本設定
2.3 OpenFlowモードで使えるOVSコマンド
備考 ハイブリッドモードについて
3. Tremaの設定
3.1 Tremaの概要
3.2 Tremaの構築方
3.3 Tremaの動かし方
3.4 スクリプトの書き方
3.5 サンプルアプリの説明
参考資料
Tremaの参考資料
Pronto Switchの参考資料
◆ Tremaガイドブック提供について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
名称:「OpenFlowコントローラプログラミングガイド ~Trema編~」
提供期間 :2012年8月1日 ~10月31日
対象:上記期間内にPica8社OpenFlow対応スイッチ「Prontoシリーズ」を購入されたお客様
※Pica8社のOpenFlow対応スイッチ「Prontoシリーズ」については以下をご参照ください。
http://www.nclc.co.jp/products/sdn/pica8/
※「OpenFlow/SDNスタートアップキャンペーン」の詳細は以下をご覧ください。
http://www.nclc.co.jp/campaign/201208_01_pica8/
※OpenFlow/SDNに関するブログを開始いたしました。
http://www.nclc.co.jp/pica8_blog/
◆ Tremaについて
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
http://trema.github.com/trema/
Tremaは、OpenFlowコントローラを開発するためのRubyおよびC用のプログラミングフレームワークです。日本のエンジニアが参加するTrema プロジェクトにより、2011年5月 、GPLv2ライセンスのフリーソフトウェアとしてGitHub上で管理・公開されて以来、使いやすさが高く評価され、既に国内外の大学や企業および研究機関などに採用されています。今回のTremaガイドブックは、Rubyをベースに説明しています。
ニーズに応じて柔軟かつ迅速にITリソースを確保できるクラウドコンピューティングの活用が本格化する中、ネットワークの定義・運用・変更・リリースなどをソフトウェアによって柔軟に自由に行えるSDN (Software Defined Network)が注目され、その代表的な制御技術であるOpenFlowによるイノベイティブなアプリケーションの実現が期待されています。
OpenFlowによるプログラマブルなネットワークを実現するために、OpenFlowスイッチと併せて必要となるOpernFlowコントローラは、ソフトウェアパッケージ販売されている商用製品の他に、「Trema」、「NOX(ノックス)」、「Floodlight(フラッドライト)」などのOSSが公開されており、無償で入手可能で、OpenFlowを本格的に導入する前の小規模な実証実験に有効です。
しかしながら、OSSのOpenFlowコントローラは、分かりやすい技術ドキュメントがなく、Webサイトからダウンロードし、コンパイルしてセットアップするまでの作業は簡単ですが、OpenFlowコントローラとスイッチ間のセッション確立などのごく基本的な機能を除いては、アプリケーションがほとんど提供されていません。したがって、ユーザ自身がOpenFlowコントローラ上にアプリケーションを書かなくてはなりませんが、多くのお客様にとって容易なことではありません。
そこで、NCLCは、OpenFlow/SDNの普及を加速するために、NCLC社内で活用実績のある「Trema」上での様々なSDNスクリプトの書き方やサンプルアプリケーションを分かりやすくまとめたTremaガイドブックを公開することにしました。これにより、お客様は、容易にOpenFlowによる新しいネットワーク環境を体験することが可能となります。
NCLCは、OpenFlowスイッチの提供にとどまらず、OpenFlow/SDNの進化と普及を加速するべく、情報公開にも注力してまいります。
◆ Tremaガイドブックの目次
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
1. OpenFlowとは?
1.1 OpenFlowのメカニズム
1.2 OpenFlowコントローラの種類
1.3 Pronto SwitchのOpenFlow実装方法
2. Pronto SwitchのOpenFlow動作と設定
2.1 Pronto SwitchのOpenFlow動作モード
2.2 OpenFlowモード(OVSモード)の基本設定
2.3 OpenFlowモードで使えるOVSコマンド
備考 ハイブリッドモードについて
3. Tremaの設定
3.1 Tremaの概要
3.2 Tremaの構築方
3.3 Tremaの動かし方
3.4 スクリプトの書き方
3.5 サンプルアプリの説明
参考資料
Tremaの参考資料
Pronto Switchの参考資料
◆ Tremaガイドブック提供について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
名称:「OpenFlowコントローラプログラミングガイド ~Trema編~」
提供期間 :2012年8月1日 ~10月31日
対象:上記期間内にPica8社OpenFlow対応スイッチ「Prontoシリーズ」を購入されたお客様
※Pica8社のOpenFlow対応スイッチ「Prontoシリーズ」については以下をご参照ください。
http://www.nclc.co.jp/products/sdn/pica8/
※「OpenFlow/SDNスタートアップキャンペーン」の詳細は以下をご覧ください。
http://www.nclc.co.jp/campaign/201208_01_pica8/
※OpenFlow/SDNに関するブログを開始いたしました。
http://www.nclc.co.jp/pica8_blog/
◆ Tremaについて
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
http://trema.github.com/trema/
Tremaは、OpenFlowコントローラを開発するためのRubyおよびC用のプログラミングフレームワークです。日本のエンジニアが参加するTrema プロジェクトにより、2011年5月 、GPLv2ライセンスのフリーソフトウェアとしてGitHub上で管理・公開されて以来、使いやすさが高く評価され、既に国内外の大学や企業および研究機関などに採用されています。今回のTremaガイドブックは、Rubyをベースに説明しています。