2012/06/29 17:11
情報・通信
いつも御社のニュースからコラム、楽しく拝見しております。
Resorzの福原と申します。
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問合わせデータから見えてきた東南アジアへのオフショア開発人気の秘密
~スマホアプリやFacebook アプリの開発はベトナムやフィリピンに発注する時代へ~
株式会社RESORZ(本社:東京都目黒区、代表取締役:兒嶋 裕貴)が運営する、日本初となるオフショア開発に特化したポータルサイト『オフショア開発.com』(URL:http://www.offshore-kaihatsu.com/ )に寄せられる問い合わせ数が
1500 件を突破いたしました。その問い合わせ内容を集計・解析した結果をお知らせいたします。
「オフショア開発」とは海外にアプリ開発やシステム開発をアウトソースすることで、開発コストを削減する手法のことを言います。
◆「オフショア開発.com」問い合わせ内訳
<実施期間>:2010 年10 月1 日~2012 年5 月31 日
<調査方法>:オフショア開発専門サイト「オフショア開発.com」(http://www.offshore-kaihatsu.com/)
<調査対象>:問い合わせ内容より集計
○問合せ数推移
・中国オフショア : 98件→131件 → 93件 → 53件
・その他のオフショア: 53件→ 60件 →137件 →164件
○進出国別内訳(割合%)
中国・・・24%
ベトナム・・・23%
フィリピン・・・14%
インドネシア・・・11%
ミャンマー・・・10%
タイ・・・2%
インド・・・1%
その他・・・5%
◆オフショア開発の動向
○オフショア開発のニーズは東南アジアへ
中国へのオフショア開発を検討している企業が2 年前の問合わせ実績より約35%減少しており、代わりにベトナムやフィリピン、インドネシアへのオフショア開発問合わせの割合が増加しております。
オフショア開発の多様性は今に始まったことではないが、中国の「人民元高」や「人件費の高騰」、「政治的リスク」が原因で、オフショア開発のニーズは東南アジアへと広まっております。
この流れを受け、ベトナムやフィリピン、インドネシアなどへの需要が昨年に比べ約3 割程度増えてきています。
もちろん中国オフショアのメリットもあり、日本企業とのオフショア開発の歴史の長さや、漢字文化であること、日本語の話せるエンジニアの数の多さなどはまだ他国には負けていません。
また、昨年末民主化に動き出したミャンマーや、人件費で優位なバングラディシュやカンボジアなどのオフショア開発新興国へのニーズも増加しています。
○拡大するスマホアプリ・ソーシャルアプリのオフショア開発
iPhone アプリやAndroid アプリなどのスマートフォンアプリを海外で開発する流れが強まっております。
問い合わせの大半が初めてのオフショア開発という企業のため、いきなり大規模なシステムをオフショア開発するのでは
なく、まずは小規模なシステムをオフショア開発し、品質やオフショア開発のプロジェクト管理方法などを探りたいという問い合わせが多いようです。
また、国内でスマホアプリの開発エンジニアの確保が困難になっていることから、モバイルコンテンツプロバイダがスマホアプリの開発をオフショアで開発する流れや、定期的な開発を安価に抑えるためラボ契約を取り入れたり、現地のスマ
ホアプリ開発に強いオフショア開発企業をM&A しようとする流れなども見受けられます。
また最近は、Facebook やmixi などのSNS アプリの開発の問い合わせも増えつつあります。
近年、Facebook をマーケティングに活用する企業が増えてきており、Facebook アプリ開発のニーズが増加しているのが要因と考えられます。
◆さらに伸び続けるオフショア開発ニーズ
日本では、震災後、円高や日本経済の先行き懸念など経済は下降線をたどっています。日本だけでビジネスを完結させるのではなく、積極的に海外の企業にアウトソース・提携していく流れから、オフショア開発.com への問い合わせは急速に伸び続けております。
本サービス「オフショア開発.com」の問合わせ数は2 年前20 件前後だったのが、2012 年5 月の問合わせ数は203 件となり、約10 倍に増加している。また近年、オフショア開発企業数も増加しており、今後も増加していくものと考えています。
このオフショア開発における需要と供給の増加において、今後も本サービスはプラットフォームとしてオフショア開発の
ニーズを汲み取っていきます。
Resorzの福原と申します。
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問合わせデータから見えてきた東南アジアへのオフショア開発人気の秘密
~スマホアプリやFacebook アプリの開発はベトナムやフィリピンに発注する時代へ~
株式会社RESORZ(本社:東京都目黒区、代表取締役:兒嶋 裕貴)が運営する、日本初となるオフショア開発に特化したポータルサイト『オフショア開発.com』(URL:http://www.offshore-kaihatsu.com/ )に寄せられる問い合わせ数が
1500 件を突破いたしました。その問い合わせ内容を集計・解析した結果をお知らせいたします。
「オフショア開発」とは海外にアプリ開発やシステム開発をアウトソースすることで、開発コストを削減する手法のことを言います。
◆「オフショア開発.com」問い合わせ内訳
<実施期間>:2010 年10 月1 日~2012 年5 月31 日
<調査方法>:オフショア開発専門サイト「オフショア開発.com」(http://www.offshore-kaihatsu.com/)
<調査対象>:問い合わせ内容より集計
○問合せ数推移
・中国オフショア : 98件→131件 → 93件 → 53件
・その他のオフショア: 53件→ 60件 →137件 →164件
○進出国別内訳(割合%)
中国・・・24%
ベトナム・・・23%
フィリピン・・・14%
インドネシア・・・11%
ミャンマー・・・10%
タイ・・・2%
インド・・・1%
その他・・・5%
◆オフショア開発の動向
○オフショア開発のニーズは東南アジアへ
中国へのオフショア開発を検討している企業が2 年前の問合わせ実績より約35%減少しており、代わりにベトナムやフィリピン、インドネシアへのオフショア開発問合わせの割合が増加しております。
オフショア開発の多様性は今に始まったことではないが、中国の「人民元高」や「人件費の高騰」、「政治的リスク」が原因で、オフショア開発のニーズは東南アジアへと広まっております。
この流れを受け、ベトナムやフィリピン、インドネシアなどへの需要が昨年に比べ約3 割程度増えてきています。
もちろん中国オフショアのメリットもあり、日本企業とのオフショア開発の歴史の長さや、漢字文化であること、日本語の話せるエンジニアの数の多さなどはまだ他国には負けていません。
また、昨年末民主化に動き出したミャンマーや、人件費で優位なバングラディシュやカンボジアなどのオフショア開発新興国へのニーズも増加しています。
○拡大するスマホアプリ・ソーシャルアプリのオフショア開発
iPhone アプリやAndroid アプリなどのスマートフォンアプリを海外で開発する流れが強まっております。
問い合わせの大半が初めてのオフショア開発という企業のため、いきなり大規模なシステムをオフショア開発するのでは
なく、まずは小規模なシステムをオフショア開発し、品質やオフショア開発のプロジェクト管理方法などを探りたいという問い合わせが多いようです。
また、国内でスマホアプリの開発エンジニアの確保が困難になっていることから、モバイルコンテンツプロバイダがスマホアプリの開発をオフショアで開発する流れや、定期的な開発を安価に抑えるためラボ契約を取り入れたり、現地のスマ
ホアプリ開発に強いオフショア開発企業をM&A しようとする流れなども見受けられます。
また最近は、Facebook やmixi などのSNS アプリの開発の問い合わせも増えつつあります。
近年、Facebook をマーケティングに活用する企業が増えてきており、Facebook アプリ開発のニーズが増加しているのが要因と考えられます。
◆さらに伸び続けるオフショア開発ニーズ
日本では、震災後、円高や日本経済の先行き懸念など経済は下降線をたどっています。日本だけでビジネスを完結させるのではなく、積極的に海外の企業にアウトソース・提携していく流れから、オフショア開発.com への問い合わせは急速に伸び続けております。
本サービス「オフショア開発.com」の問合わせ数は2 年前20 件前後だったのが、2012 年5 月の問合わせ数は203 件となり、約10 倍に増加している。また近年、オフショア開発企業数も増加しており、今後も増加していくものと考えています。
このオフショア開発における需要と供給の増加において、今後も本サービスはプラットフォームとしてオフショア開発の
ニーズを汲み取っていきます。