2012/03/28 10:19
運輸・交通業
ITインフラのソリューション・ディストリビュータである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、空港情報通信株式会社(所在地:千葉県成田市、代表取締役社長 德田彰士)が、新たに構築したクラウド基盤にネットワールドが提供するユニファイド・ストレージ「EMC VNX」(以下 VNX)を導入し、本稼働を開始したことを発表します。
今回の導入対象であるクラウド基盤は、同社が提供する成田国際空港の各種業務システムや、同空港に入居する企業向けシステムを統合・集約していくための重要なインフラです。同社では、ストレージ分野において豊富な経験と実績を持ち、仮想化のエキスパートでもあるネットワールドからの提供を受け、高度な自動階層化機能や、強力なデータ保護機能などの特長を備えたVNXを採用しました。
◆ 導入の背景
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空港情報通信は、成田国際空港株式会社グループ企業の一員として、同空港の運営を支える様々な重要システムを24時間・365日にわたり運用・保守している企業です。また、空港内で業務を行う企業に対するソリューション提供やデジタルコンテンツ開発事業、フライト情報提供サービスなど、多岐にわたる事業を展開しています。
これまで同社では、グループ企業や顧客企業の要望に応じて、その都度個別にシステムを構築してきました。しかしインフラの柔軟性向上や新サービスの迅速な展開を目指してIT基盤のクラウド化を決断。「VMware vSphere」による仮想化を図ると同時に、様々なシステムやデータを集約する新たなストレージ製品の導入に踏み切りました。
◆ 導入のポイントと成果
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今回の導入にあたり、VNXが評価された主なポイントと成果は以下の通りです。
1. FAST VPによるストレージリソースの最適活用
VNXには、データのアクセス頻度に応じてフラッシュドライブ・SAS・NL-SASの階層間で自動的にデータを移動する「FAST VP」機能が備わっており、コストを抑えつつ性能や容量を最大限に発揮することができます。今回構築されたクラウド基盤には、今後大量のシステム群が集約されるため、こうしたリソース有効活用に役立つ機能が用意されている点が高く評価されました。
2. インテリジェントキャッシュ機能 FAST Cacheで負荷増大にも対応
クラウド内で稼働するシステムの中には、大量のトランザクションを伴う高負荷システムも少なくありません。VNXにはフラッシュドライブを二次的なインテリジェントキャッシュとして利用できる「FAST Cache」機能が備わっており、多額のコストを掛けることなく高いパフォーマンスを提供します。今回構築されたクラウド基盤でも、VNXに搭載するフラッシュドライブの割合を高めることで、今後のシステム規模の増大や予期せぬ負荷増大などへの対応を図っています。
3. リモートレプリケーションによるデータ保護
成田国際空港は日本の旅客輸送や物流を支える重要施設だけに、各種業務システムのデータ保護は必須の要件です。そこで同社では、今回のクラウド構築にあたり2台のVNXを導入し、本番機から予備機への継続的なデータレプリケーションを実施。重要データを確実に保護すると同時に、万一のトラブル時にも迅速に業務復旧が行える環境を実現しています。
※EMC製品の情報は以下をご覧ください。
http://www.networld.co.jp/emc/main.htm
※導入構成イメージ図を以下でご覧いただけます。
http://www.networld.co.jp/news/press2012/0328.htm
◆ 今後の展開
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同社では、既存の業務システム群をクラウド環境へ移行させるだけでなく、今回構築したインフラを活かしたIaaSソリューションなどの新たなサービスも展開していく構えです。
今回の導入対象であるクラウド基盤は、同社が提供する成田国際空港の各種業務システムや、同空港に入居する企業向けシステムを統合・集約していくための重要なインフラです。同社では、ストレージ分野において豊富な経験と実績を持ち、仮想化のエキスパートでもあるネットワールドからの提供を受け、高度な自動階層化機能や、強力なデータ保護機能などの特長を備えたVNXを採用しました。
◆ 導入の背景
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空港情報通信は、成田国際空港株式会社グループ企業の一員として、同空港の運営を支える様々な重要システムを24時間・365日にわたり運用・保守している企業です。また、空港内で業務を行う企業に対するソリューション提供やデジタルコンテンツ開発事業、フライト情報提供サービスなど、多岐にわたる事業を展開しています。
これまで同社では、グループ企業や顧客企業の要望に応じて、その都度個別にシステムを構築してきました。しかしインフラの柔軟性向上や新サービスの迅速な展開を目指してIT基盤のクラウド化を決断。「VMware vSphere」による仮想化を図ると同時に、様々なシステムやデータを集約する新たなストレージ製品の導入に踏み切りました。
◆ 導入のポイントと成果
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今回の導入にあたり、VNXが評価された主なポイントと成果は以下の通りです。
1. FAST VPによるストレージリソースの最適活用
VNXには、データのアクセス頻度に応じてフラッシュドライブ・SAS・NL-SASの階層間で自動的にデータを移動する「FAST VP」機能が備わっており、コストを抑えつつ性能や容量を最大限に発揮することができます。今回構築されたクラウド基盤には、今後大量のシステム群が集約されるため、こうしたリソース有効活用に役立つ機能が用意されている点が高く評価されました。
2. インテリジェントキャッシュ機能 FAST Cacheで負荷増大にも対応
クラウド内で稼働するシステムの中には、大量のトランザクションを伴う高負荷システムも少なくありません。VNXにはフラッシュドライブを二次的なインテリジェントキャッシュとして利用できる「FAST Cache」機能が備わっており、多額のコストを掛けることなく高いパフォーマンスを提供します。今回構築されたクラウド基盤でも、VNXに搭載するフラッシュドライブの割合を高めることで、今後のシステム規模の増大や予期せぬ負荷増大などへの対応を図っています。
3. リモートレプリケーションによるデータ保護
成田国際空港は日本の旅客輸送や物流を支える重要施設だけに、各種業務システムのデータ保護は必須の要件です。そこで同社では、今回のクラウド構築にあたり2台のVNXを導入し、本番機から予備機への継続的なデータレプリケーションを実施。重要データを確実に保護すると同時に、万一のトラブル時にも迅速に業務復旧が行える環境を実現しています。
※EMC製品の情報は以下をご覧ください。
http://www.networld.co.jp/emc/main.htm
※導入構成イメージ図を以下でご覧いただけます。
http://www.networld.co.jp/news/press2012/0328.htm
◆ 今後の展開
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同社では、既存の業務システム群をクラウド環境へ移行させるだけでなく、今回構築したインフラを活かしたIaaSソリューションなどの新たなサービスも展開していく構えです。