プレスリリース
2012年2月  28日
報道機関各位

「社会問題」を現地・現場で学ぶスタディツアーを運営する学生・社会250人の任意団体「リディラバ」(代表:安部敏樹・東大大学院修士)
秩父市二瀨ダムの土砂堆積問題を現地に見る「第4回ダムツアー」を3月3日実施、参加者(20人)募集中
「建設後50年経過・大量土砂堆積問題」を検証する

●「社会への無関心を打破する」が基本理念
スタディコミュニティ・リディラバ(代表:安部敏樹・東大大学院修士)は都内の大学生を中心に約250人の学生・社会人が、わが国が直面している解決困難な「社会問題」について、勉強・議論しながら、現地・現場を訪れ、若者、地元住民、行政・企業関係者などステークホルダーと解決策を模索するスタディバスツアーを運営している任意団体(設立2009年)です。すでに東日本大震災被災地、八ツ場ダム、二本松地域振興ツアーといった40件以上のスタディツアーを実施しています。

●原発ゼロ時代到来の可能性で脚光浴びる水力発電とダムの存在
リディラバは3月3日(土)日帰りで埼玉県秩父市の二瀨ダムと浦山ダムを現地に見る第4回ダムツアーを行います。今回はダムが作られたその後の現状と問題の検証に焦点をあてます。
ダムの寿命は堆砂によって縮んでいます。二瀬ダムは建設から50年経った現在、大量の土砂が堆積しているとされており、この土砂をどのようにして貯水池外に搬出するか、現地では大きな問題となっています。
普段、私たちの生活を支えているダムが使えなくなったらどうなるでしょうか。東京電力の福島原発事故により日本国中の全原発停止の可能性もささやかれる中、再び水力発電、ダムが脚光を浴びています。

●第4回ダムツアー概要・開催背景
■開催日:3月3日(土)、日帰り
■ツアー先:埼玉県秩父市の二瀬ダムと浦山ダム
■移動手段:バス
■行程:  8:45 池袋駅集合
    9:00 池袋駅出発、移動3時間
12:00 浦山ダム到着、ダム見学(1時間)
13:00 防災資料館「うららぴあ」見学、昼食(45分)
14:00 浦山ダム出発、移動(45分)
14:30 二瀬ダム到着、見学、講義(1時間半)
16:00 NPOとのワークショップ(1時間)
17:00 二瀬ダム出発、移動3時間
21:00 池袋駅到着、解散
■募集人数:先着20名、ツアー最低執行人数17名
■対象:学生・社会人
■参加費:一般7,500円  学生6000円
■参加申込方法:下記登録フォームに必要事項をご記入ください。
   https://ssl.form-mailer.jp/fms/ecaa75e5185846
■目的:
1.ダムの役割を知る。
私たちは水道水を流れる水や台風による水害から守られているなど、日頃からダムによる恩恵をうけています。しかし、普段私たちがメディアを通して目にするダムは政治の問題ばかりです。私たちの生活に欠かすことのできないダムの役割を一緒に考えます。
2.ダムの寿命について考える。
ダムの寿命は堆砂によって縮んでいます。普段、私たちの生活を支えているダムが使えなくなったらどうなるでしょうか。

■内容:
最初に訪れる浦山ダムではダムの基礎知識を習得します。私たちの生活とダムはどのように関わっているのかを考えます。防災資料館「うららぴあ」や水圧実験装置などの施設も充実しているため、楽しみながら見学することができます。次に訪れる二瀬ダムでは、ダムの内部に潜入し、二瀬ダム管理者に話を聞きます。見学後は近くのログハウスでNPO関係者とワークショップを予定しています。

■二瀬ダムとは:
埼玉県秩父市の一級河川・荒川の本流最上流部に建設されたダムです。国土交通省関東地方整備局が管理する国土交通省直轄ダムで、荒川水系では初となる多目的ダムです。高さ95.0mの重力式アーチダム。荒川の治水と埼玉県北西部の既得農地に対する農業用水補給および県営の水力発電が目的です。浦山ダム(浦山川)や滝沢ダム(中津川)と共に荒川上流ダム群を形成しています。(Wikipediaから転載)

■こんな人におすすめ:
・とにかくダムに行ってみたい人        ・ダムマニアになりたい人
・社会問題を考えてみたい人         ・政治や公共事業に興味がある人
・建築や巨大建造物が好きな人         ・いま壁にぶち当たっている人

■事前勉強会
ツアーから成果を持って帰るため、そして、ダムの知識に自信がない方にもご参加していただくために、「事前勉強会」を合わせて開催いたします。講師は「ダムマニア」著者の宮島咲さん。ダムに詳しい方からダムの魅力を語ってもらい、ツアーがさらに楽しくなります。ツアーに行く上で必要となる基本的な知識を2時間程度で楽しく学びます。
※以下の日程でご参加ください。
・2月27日(月)19:00~21:00 東京大学駒場キャンパス15号館(京王線・駒場東大前下車)
・原則、ツアー参加者全員勉強会に参加して頂きます。どうしても日程が合わない場合は、資料等をご案内いたします。無料。

■ダムツアー
過去3回行っており、ダムを見に行き、公共事業、地域分権、地方財政問題、環境問題などのそのツアーごとに設定されたテーマについて学びます。現地の人や、国土交通省の役人、工事現場の事業主体などから話を聞き、夜のワークショップでアウトプットをします。第1回、第2回は鬼怒川上流ダム群に、第3回は八ッ場ダムがある川原湯温泉地域に行きました。テーマはそれぞれ「ダムと政治」「公共事業と地域」「民主主義と地域」でした。

●スタディコミュニティ・リディラバについて
東大・一橋・早稲田・慶応など都内の大学生を中心に約250人の学生・社会人が関わり、企画・運営を行っている任意団体です。「社会の無関心を打破する」という理念のもと、日常ではあまり注目されない社会的な問題をテーマに「スタディツアー」を企画しています。これまでに、八ッ場ダム、二本松地域振興、三宅島復興支援、アートツアーなど40件以上の実績があります。
私達の目的はー
1.社会の問題を認識し行動を起こす場所を作る
2.社会を変える原動力となるイノベーションやアイディアを生む場所を作る
3.想いを現実にしていく人間を輩出するーことです。
2009年、現代表・安部敏樹が設立。Ridiculous Things Lover(ばかばかしいものを愛する者たち)の和製造語英語。会員:250人(学生220人、社会人30人)
本部:神奈川県横浜市西区浅間台125-5-302
◎HP    http://ridilover.sakura.ne.jp/index.htm
◎Twitter @ridilover  https://twitter.com/ridilover
◎mixi   http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8991992
◎facebook  http://ja-jp.facebook.com/Ridilover 

●内容・取材についてのお問い合わせは直接、下記までお願いします。
リディラバ 広報担当:平井一樹
E-mail:
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