2025年4月11日  発売

弊社(合同会社リソースポート)の代表カウンセラーが、今までの経験もとにして、不登校の子どもたちをご家庭でサポートするアイディア満載の本を出版しました。カウンセリングの理論に基づいていて、毎日のちょっとした瞬間にできる、【10秒・30秒・3分カウンセリング】です。

「見守るだけで大丈夫?」という疑問・不安に、10秒・30秒・3分でできる具体的な工夫が満載です。

子どもを「見守る」ことの大切さはわかりつつ、「見守っているだけで大丈夫だろうか?」と疑問や不安もあるのではないでしょうか。カウンセラーとして豊富な経験をもつ著者が、「家庭でできる10秒・30秒・3分カウンセリング」を具体的に示します。

【おもな内容】
Part1 わが子へのかかわり7つのポイント
Part2 場面別 10秒・30秒・3分カウンセリング
場面1 朝、子どもが学校に行けそうにない状況でのかかわり
場面2 朝の子どもの起こし方
場面3 学校以外のことは話せても、学校のことには触れられない場合
場面4 腹痛など身体症状の訴えがある場合
場面5 トラウマの影響かもしれない場合へのかかわり
場面6 ゲームがやめられず学校に行きづらくなっている場合
場面7 別室登校はできているが、学校の話題で険悪になってしまう場合
場面8 不登校の子のきょうだいが「ズルい」と言ってくる場合
場面9 暴言や暴力がある場合
場面10 自傷行為や過量服薬がわかったとき
Part3 理論編 「かかわり方の工夫」の背景を理解する
理論1 「2×2の表」で学校への肯定的な気持ちと否定的な気持ちの表れ方に注目する
理論2 子どもが「~しない」という状況でのサポート
エピローグ 子ども自身の“自分”を育てる

【はじめに】より

この本のタイトルを『不登校 「見守る」だけで大丈夫?』としました。これは、不登校の子どもたちにかかわる多くの大人が感じている疑問だと思います。ほとんどの大人は「見守る」ことの大切さを理解すると同時に、「それだけで大丈夫だろうか?」という疑問ももっているのではないでしょうか。
その疑問に対する私なりの答えが、サブタイトルの『家庭でできる10秒・30秒・3分カウンセリング』です。「見守る」ことを基本にしつつ、そこにカウンセリングに基づいた「小さな工夫」を加えたかかわりや働きかけを行っていくことをおすすめしたいのです。

著者について

【著者】
半田 一郎(はんだ いちろう) 守谷カウンセリング・リソースポート代表 茨城県公立学校スクールカウンセラー 学校心理士スーパーバイザー 臨床心理士 公認心理師
1969年、高知県生まれ。1995年より現在まで約70校の学校でスクールカウンセラーとして勤務してきました。2018年からは自分のカウンセリングルームでもカウンセリングを行っています。それらの活動の中で、数多くの保護者の方の話を聴きながら、子どもたちへのサポートについて一緒に考えてきました。「チャンスがあればできそう」と保護者が思える 「小さな工夫」を、一緒に見つけることが大切だと感じています。
【おもな著書】
『一瞬で良い変化を起こす 10秒・30秒・3分カウンセリング─すべての教師とスクールカウンセラーのために』ほんの森出版、2017年
『一瞬で良い変化を起こす カウンセリングの“小さな工夫”ベスト50―すべての教師とスクールカウンセラーのために』ほんの森出版、2019年
『スクールカウンセラーと教師のための「チーム学校」入門』日本評論社、2020年(編著)
『子どものSOSの聴き方・受け止め方』金子書房、2023年



【詳細情報】

出版元:ほんの森出版
 https://www.honnomori.co.jp/

楽天ブックス
 https://books.rakuten.co.jp/rb/18193359/

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👤 発行者について

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