金塚地域活動協議会(大阪市阿倍野区)と桃山学院大学ビジネスデザイン学部・牧野ゼミ(大阪市阿倍野区/以下、牧野ゼミ)は、2025年2月11日  (火・祝)に共同で「大学生と地域小学生の連携イベント『オリジナルしゃしんたてをつくろう』」を開催しました。本イベントでは、普段捨ててしまう素材を活用してアート作品を製作することで、SDGsの観点から、“ものづくり”の楽しさと資源活用の重要性を子どもたちに伝える取り組みを行いました。


■イベント概要
◇日程:2025年2月11日  (火・祝)
◇場所:〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町3-3-18 金塚ふれあい会館
◇参加者:地域の小学生12名、幼稚園児2名、大人2名 計16名
◇主催・共催:
金塚地域活動協議会
桃山学院大学ビジネスデザイン学部牧野ゼミ


【イベントの特徴と狙い】

・アート×SDGs×地域
本イベントは、普段、阿倍野区で地域活動を担う金塚地域活動協議会の活動を、企画・運営両面から、牧野ゼミの大学生がプロデュースし、共同実施したものです。当日は、大学生と地域の小学生ら参加者がペアになってオリジナルの写真立てを製作しました。イベントを通じて、小学生ら地域の子どもたちにSDGsの啓発を行ったほか、担い手不足が指摘される地域活動・市民活動において、大学生の持つ知見を活かす、というあり方を提示しました。

・地域活動の現状と課題
大阪市では、地域活動を取りまとめる仕組み・組織として「地域活動協議会」が採用され、 各区で活動しています。阿倍野区は「高松・常盤・金塚・文の里・王子・丸山・長池・阿倍 野・晴明丘・阪南」の10地域に区分され、各地域でそれぞれの地域活動協議会が活動して います。しかし、協議会の運営においては、担い手の高齢化や事業内容のマンネリ化などの 課題が指摘されています。

・連携の経緯
阿倍野区まちづくりセンターは、金塚地域活動協議会から「子ども向けの新たなイベントの 実施したいが、最近の子どもたちの興味や関心が分からない」という相談を受け、共催相手 として、「ビジネスの社会性と事業性の両立」を研究テーマとする牧野ゼミを紹介しました。牧野ゼミ内では、卒業研究で商店街イベントや廃材を用いたハンドメイド作品制作に取り組んでいた「SAチーム」を中心に、有志学生が企画に立候補し、金塚地域活動協議会と連携して本イベントを実現しました。


【今後の展開】

本事業が地域、参加者、大学生の各ステークホルダーから高い評価を受けたことから、令和7年度も金塚地域活動協議会の事業として、同協議会と牧野ゼミによるコラボレーションイベントを継続実施する予定です。
また、高齢化による人材不足が叫ばれる地域・市民活動分野において、大学生との連携事例として本取り組みを他地域にも紹介し、阿倍野区まちづくりセンターも継続的に支援を行う方針です。


【団体概要】

◇金塚地域活動協議会
大阪市では、地域活動を取りまとめる仕組み・組織として「地域活動協議会」が採用され、 各区で活動しています。金塚地域活動協議会は、阿倍野区・金塚地域にて活動する市民団体です。

◇桃山学院大学ビジネスデザイン学部牧野ゼミ
〒545-0011 大阪府大阪市阿倍野区昭和町3-1-57(聖テモテ館4階~9階)教授:牧野丹奈子
「ビジネスの社会性と事業性の両立」を研究テーマに、さまざまな実践を行っています。

◇阿倍野区まちづくりセンター
〒545-8501 大阪市阿倍野区文の里1-1-40 阿倍野区役所1階8番窓口
阿倍野区役所からの委託を受け、地域活動協議会を中心とした阿倍野区の地域活動をサポートしています。本事業の仲介、サポートを担当。


【本件に関するお問い合わせ】

<阿倍野区まちづくりセンター>
〒545-8501 大阪市阿倍野区文の里1-1-40 阿倍野区役所1階8番窓口
TEL:(9:00~17:30/土日祝除く)
Mail:

<桃山学院大学ビジネスデザイン学部>
〒545-0011 大阪府大阪市阿倍野区昭和町3-1-57 聖テモテ館4階~9階BDLオフィス
TEL:(9:00~17:00/土日祝除く)



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