手形コレクター・清古尊氏(15)が自身が監督を務める短編映画を8日公開することを発表した。

 清古氏は「誰でもひとつは持っている名前には何かドラマがある」という考えから、誕生日順に男女性別問わない人々が自身の名前の由来を語るという実験的な短編映画を制作した。

 タイトルは『366人に訊く名前の由来』。子ども食堂の元祖と呼ばれる中本忠子氏や、ひろしまジン大学代表理事の平尾順平氏らが出演。

 映像作家の小森はるか氏と作家の瀬尾夏美氏による映像作品『11歳だったあなたへの11の質問』を基に制作され、小森氏と瀬尾氏は今回の『366人に訊く名前の由来』にも出演をしている。

 366人のうち、8日には19人分の名前の由来が紹介され、広島市青少年センターで開催の「わかもの映画祭」(2025年2月8日  、9日)にて上映予定。『つぶす』(2022年)に次ぐ清古氏の監督作品。清古氏お馴染みのカメオ出演もあるのか実物だ。

清古尊
2009年広島県出身。美術好きの学生を集めたアート団体「チョキサウルス協会」を小学一年生の時に創設。また著名人の手形コレクション「通称:清古尊手形」の収集者としても知られる。2024年、原爆ドーム合作絵画の会2代目主宰に就任。
著書に、西村博之氏、はしもとみお氏らのインタビューをまとめた『活動遺産』(デザインエッグ)などがある。

(写真:清古尊氏、2024年5月  撮影)



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チョキサウルス協会

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