- テトル・カレッジ・オブ・ビジネスでは、7か国で生活をしながら世界的に有名な機関で学び、著名な学者や業界リーダーの指導を受けます
- 奨学金基金のうち200万米ドルは日本人応募者に割り当てられます

東京、2025年1月27日(月)   — 実践的かつ業界別に的を絞った経験を通じ、起業家育成を再定義する新時代のビジネススクール、テトル・カレッジ・オブ・ビジネスが2029年卒業生クラスの応募を開始しました。日本を含む志の高い学生を支援するため、テトルは総額1,000万ドルの奨学金基金を設立し、才能ある個人が本履修プログラムに参加する後押しをいたします。

テトルの実践的な学習モデルでは、学生がコースの一環として実際にビジネスを構築し、またその中で実際に能動的にビジネスソリューションを考え、適用していくことを体験します。UBIビジネススクールブリュッセルにおける経営・技術学士号、イリノイ工科大学シカゴ校におけるAI科学学士号、シラキュース大学ニューヨーク校におけるリベラルアーツ学士号を提供するテトルの履修プログラムでは、学生が7つの国で学び、シリコンバレーの技術エコシステム、シンガポールのダイナミックな市場など、多様なビジネス環境に実際に身を置きます。学生はドバイ、インド、ガーナ、ブラジル、ヨーロッパなどでビジネスを自ら立ち上げ、管理することで、実務を通じた専門知識を能動的に学ぶことができます。これにより、履修者はグローバルなビジネスリーダーとして成功するために必要なスキル、洞察力、適応力を身につけることができます。

日本人の起業家精神ポテンシャルに鑑み、また将来のビジネスリーダー育成に尽力したいというテトルの思いから、今回日本人を対象とした200万米ドルの奨学金基金が設立されました。これは、意欲ある起業家がテトルの画期的なグローバルプログラムに参加し、国際市場で多様なビジネスを学び、構築する類まれな機会を得ることを目的としています。

今回の発表について、テトルとMaster’s Unionの創設者であるプラタム・ミッタル氏は次のように述べています。「2029年卒業生クラスを対象に、日本向けの奨学金基金を設立することを発表できることを大変嬉しく思います。日本はこれまで一貫した起業エコシステムと、正確さ、忍耐、創意工夫を重んじる文化によって、イノベーションの旗手となってきました。これまで日本の起業家によって達成された素晴らしいマイルストーンは、ビジネスの限界を押し広げ、成功を再定義することへの深いコミットメントを反映しています。この奨学金基金は、単なる経済的支援にとどまりません。グローバルなビジネス環境を形作り、起業家精神の卓越性を再定義する、日本人の才能の無限の可能性への投資なのです。

現在履修中の第一期生の学生たちは、12月に第一セメスターをドバイで終えたばかりで、そこで23の簡易事業を立ち上げ、計13万8千米ドル以上を稼ぎ、平均利益率38%を達成しました。学生たちは、電子機器等アクセサリー、スポーツ、インテリア雑貨、ライフスタイル、アパレルおよび個人用品など、さまざまなカテゴリーでビジネスを構築しました。また、投資家から1万5千米ドル以上を調達し、事業を拡大しました。

ドバイで、学生たちはEmirates Ebdaaを訪れ、航空業界の技術革新について理解を深め、世界で最古の市場のひとつ、きらびやかな金のディスプレイと豊かな文化が象徴的なゴールド・スークで交渉スキルを磨きました。また、ブルジュハリファのような象徴的なプロジェクトについて、Emaar本社の11人のCXOからプロジェクト計画、持続可能な観点の考察、商業戦略についての洞察を得ました。GITEX Globalでは、AIやテクノロジーのテーマを学び、創業者や投資家と交流し、YouthXステージでスタートアップについてのアイデアを出し合い専門家の洞察を得ました。

現履修生の一人である綾井遠見(あやい とうみ)さんは、自身の文化的背景と環境負荷を考慮することに触発された、持続可能な化粧品ブランドを立ち上げることを目標としています。さまざまな店舗でのボランティア活動を通じて得た実践的な経験と持続可能性に関する豊富な知識を持つ綾井さんは、すでに起業家コンペティションで優勝するなどの成果を上げています。テトルでのこれまでのプログラムについて、綾井さんは次のように述べています。「テトルの履修プログラムに参加することは、私にとって変革的な経験でした。包括的なトレーニングと実践的なプロジェクトを通じて、ビジネス感覚が鋭くなっただけでなく、自身の能力に対しても深い自信がつきました。日本の小さな町で育った私は、テトルで学ぶ前は、このように異国の地を旅し、自分の視野を広げる機会に恵まれることなど想像もしていませんでした。講師陣からインスピレーションを受け、多くの文化に触れることで私はプロフェッショナルな知識が身についただけでなく、人間としても成長することができました。テトルのプログラムで私が最も影響を受けたのは、持続可能性についての学びです。私が得た学びは、多様な美を追求しながら環境にプラスのインパクトを与える化粧品ブランドを作るという私のビジョンと方向性が完全に一致するものです。テトルでの毎日が、このビジョンを現実に近づけるものです。」

学生たちは現在、インドでのセメスターを開始しています。インド市場はイノベーション、消費者の多様性、デジタルファーストブランド等がキーワードであり、世界で最も急成長しているD2C市場ですが、ここで現地の洞察を得ながら事業を構築していきます。

志望者は、テトルのウェブサイトから奨学金に申し込むことができます。その後、適性テストを受け、最終候補者には面接が実施されます。適正検査と面接の両方をクリアした候補者が奨学金受給の対象となります。
テトルおよびその履修プログラムについての詳細や奨学金基金への応募については、https://link.tetr.com/tetrjapanをご覧ください。

テトル・カレッジ・オブ・ビジネスについて
テトル・カレッジ・オブ・ビジネスは、世界中の学生が7つの国でビジネスを構築しながらビジネスを学ぶグローバルなビジネススクールです。セメスター毎に学生は国を移動し、新しいビジネスを構築します。即ち、UAEでのドロップシッピング、インドでのD2C、シンガポールでのキックスターター、ガーナでのNGO、アメリカでのAI Techスタートアップ、アルゼンチンでの持続可能なベンチャー、ヨーロッパでのコンテンツチャンネルです。4年間のプログラムには、INSEAD、NUS、IITなどのトップ機関での学習が含まれ、ハーバード、MIT、NASA、エスティローダーなどのリーダーからの指導も受けられます。 詳細については、www.tetr.comをご覧ください。



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