2011/11/16 21:43
情報・通信
2011年11月17日(木) 東京発-サプライチェーン・マネジメント(SCM)と、セールス&オペレーション・プランニング(S&OP)向けのオンデマンド・サービス、RapidResponse(tm)を提供するKinaxis Inc.の日本法人、キナクシス・ジャパン株式会社(以下Kinaxis)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子 敏也)は本日、既存の同社製品RapidResponseの機能を大幅に拡張したソリューションRapidResponse(c) Control Towerを発表しました。RapidResponse Control Towerは、セールス&オペレーション・プランニング(S&OP)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)の分野に関連するアプリケーションの一元的な統合管理を可能にしています。従来の企業システムでは、多様なプランニングツールが業務ごとにサイロ化された複数のシステム上で運用されているケースが多々ありますが、RapidResponse Control Towerでは、企業における各種プランニングや「What-if」シミュレーション機能をクラウドベースの包括的なシングル・ソリューションとして提供しており、顧客サービスの品質向上、企業リスクの低減、および財務パフォーマンスの改善を支援します。
企業の各業務にわたるプランニング、モニタリング、そしてレスポンスを同時に実現
RapidResponse Control Towerは、複数の業務プロセスを企業のサプライチェーン・オペレーションと連携させることで、迅速かつ確実に各業務にとって最適な意志決定を下すことが可能になります。RapidResponseにより、将来を先読みする詳細分析と、以下の領域などの関連分野全体を考慮した「What-if」プランニングとレスポンス・シナリオを各部門共同で評価することができます。
RapidResponse Control Towerの対応分野
・ サプライチェーン・プランニング(部材とキャパシティ)
・ デマンド・プランニング/需要管理
・ S&OP
・ サプライヤと顧客のコラボレーション
・ プロジェクト管理(新たに対応)
・ ワークフォース最適化(新たに対応)
・ 収益管理(新たに対応)
・ セールスフォース最適化(新たに対応)
RapidResponse Control Towerは、その柔軟なアーキテクチャにより、上記の分野および他の業務プロセスをサポートし、サプライチェーン・マネジメント、S&OP、または他の各種ポイント・ソリューションといった広範なシステムをリプレースし、企業全体にわたる包括的なプランニング、モニタリング、レスポンス(対応)、およびコーディネーション(調整)を可能にします。
Kinaxis本社のCEO、Doug Colbethは次のようにコメントしています。
「一般的なサプライチェーンの課題として、高いコスト、顧客満足度の向上、そして大きな企業リスクを挙げることができますが、企業ではもはやサプライチェーンの課題を業務ごとに分離して解決することは困難になってきています。私たちの顧客がRapidResponseをセールス&オペレーションやサプライチェーン・マネジメントだけでなく、関連業務のアプリケーションにまで活用範囲を拡げていることを参考にしてRapidResponse Control Towerを開発しました。これにより、企業における各業務を連携・同期させて効果的にサポートできるようになりました。」
RapidResponse Control Towerのテクノロジ
他のソフトウェア製品では、ミドルウェア、または単に静的データを統合・分類しただけのいわゆる可視化/コラボレーション・ソリューションとつなぎ合わせた多くのモジュールを備えることで、コントロールタワー(一元的な包括管理)機能の提供を謳っています。これに対してRapidResponseでは、プロプライエタリのインメモリ・データベースや強力な分析エンジンにより、膨大なデータレコードの処理を実現し、秒単位の僅かな時間で複雑な計算を実行することが可能であり、コントロールタワー機能の能力における差別化を図る「ブレーンレイヤ(核となるレイヤ)」を提供しています。
RapidResponse Control Towerは関連データを統合するだけでなく、そこから有効活用できるシングルソースとしてのデータを提供します。また、現状のパフォーマンスの評価、代替シナリオのシミュレーション、リスクの危険性に対するアラート、および収益を最大化する機会に必要な分析も行うことができます。
RapidResponse Control Towerには、いくつかの最先端のキーテクノロジが採用されており、業務全般にわたりソリューションを積極的に拡張利用することができます。
・ あらゆるデータモデルを再現: Kinaxisで業界初となるサプライチェーン向けのインメモリ・コンピューティング・エンジンが開発されてから15年以上経ちますが、RapidResponseのシングル・インスタンスにより、相互接続されたマルチエンタープライズ・ネットワーク(例:サイト1:SAP、サイト2:Oracleなど)における複数のERPシステムからのデータや分析内容を同時にモデリングすることができます。
・ 先読み分析: RapidResponseでは、非常事態が及ぼす影響の度合いを把握するために先読み分析を行なうことができます。広範な「What-if」シミュレーションを作成して、アクションを起こす前に結果を分析・算出することができます。
・ あらゆる部門/グループをサポート: 「What-if」シナリオをサポートするテクノロジでは、一度に何千ものシミュレーションを作成することが可能なため、組織の内部や外部を問わず、あらゆる業務のロールやプロセスに関わる多くの部門/グループをサポートすることができます。
RapidResponse Control Towerを導入するメリット
・ 各部門が企業目標に沿って業務を遂行
・ 計画と現状の差異を検出し、軌道修正するためのサイクルタイムを削減
・ 公約厳守
お客様の声
「変化の激しい市場において、サプライチェーンの競争優位性を保つことは私たちにとって必須となっています。顧客の期待に応えつつ、パフォーマンスの最大化を実現するためにバリューチェーン・ネットワークを再構築するという私たちの目標を達成するために、これまでにないグローバルな可視性、モニタリング、コラボレーション、リスク評価、そしてレスポンス機能を提供する最先端のテクノロジを駆使したControl Towerを導入しました。RapidResponseはこれらをサポートするアプリケーション・アーキテクチャの重要な部分を占めています。」
-Carmine Arabia氏、SVPグローバル・プランニング、Research in Motion社
「D&Mでは、世界に分散する企業にまたがって一貫したS&OPのプロセスを導入する必要がありました。各社は独自のビジネスモデルにより、個々で複数のプランニング・システムの組み合わせを用いた独自のプロセスを採用していました。D&Mは、これらの異なるグループを1つにし、ビジネスの垣根を越えるソリューションとしてRapidResponseを選択しました。RapidResponseにより、D&Mはエンドツーエンドでプランニング・プロセスを統合し、生産性、付加価値、そして顧客サービスの向上を推進していきます。」
-Lalit Panda氏、CIO、D&M Holdings社
「Celesticaでは、多様な分野のOEMに対して革新的なサプライチェーン・ソリューションを提供しています。Supply Chain Collaboration Centerが私たちの価値提案のキーとなっており、非常に低いコストで、需要が著しく変動する環境の中で顧客が予想外の変動を予測し、管理できるようにお手伝いをしています。Kinaxis RapidResponseは、柔軟かつ拡張性の高いインフラストラクチャにおいて重要な役割を果たしており、我社のChain Collaboration Centerが顧客の成功を後押しするためのサービスに貢献してくれています。」
-Mary Gendron氏、CIO、Celestica社
「今日のビジネスではスピード、俊敏性、そしてレスポンス性が命です。つまり業務とプロセスが緊密に連携し、情報だけでなく、分析内容も部門や業務間で垣根を越えてシームレスに繋がっている必要があります。さらに、意思決定はビジネス全体として最適な判断となるように妥協点を見出さなければならず、人間の判断を重視する必要があります。Kinaxisがこれらの喫緊の課題を認識しているからこそ、今回RapidResponse Control Towerを発表したのだと思います。」
-Kevin O’Marah氏、Stanford Global Supply Chain Forum
【Kinaxisについて】
Kinaxis(キナクシス)は、マルチエンタープライズ・プランニングと「What-If」シミュレーションのソリューションである「RapidResponse Control Tower」を提供しています。Control Towerは拡張性に優れたクラウド・ソリューションとして、中長期およびリアルタイムの需給バランスの調整に利用することができます。RapidResponseは、複雑なサプライチェーン・ネットワークを形成し、ビジネス環境が常時変動する大規模製造業者などに利用されており、コラボレーティブなプランニング、パフォーマンスの継続管理、および最適なレスポンスを可能にします。また、サプライチェーン・プランニング、需要管理、S&OP、サプライヤ・コラボレーション、プロジェクト管理、ワークフォース最適化、そして収益管理など、ビジネスのあらゆる領域にわたる変化に対応しています。従来のプランニングおよびパフォーマンス管理ツールをRapidResponseにリプレースすることにより、シングルシステムで迅速かつコラボレーティブな判断が可能になり、ビジネス関係者の間で共通目標に沿ったアクションを取ることで、オペレーション・パフォーマンスの劇的な向上を実現することができます。詳細はwww.kinaxis.co.jpをご覧下さい。
※ 本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
本プレスリリースに関するお問合わせ先:
キナクシス・ジャパン株式会社
〒102-0073
東京都千代田区九段北1-2-3 フナトビル5F
担当:高橋(株式会社エム・アンド・エル)
Email:
Tel: (株式会社エム・アンド・エル)
企業の各業務にわたるプランニング、モニタリング、そしてレスポンスを同時に実現
RapidResponse Control Towerは、複数の業務プロセスを企業のサプライチェーン・オペレーションと連携させることで、迅速かつ確実に各業務にとって最適な意志決定を下すことが可能になります。RapidResponseにより、将来を先読みする詳細分析と、以下の領域などの関連分野全体を考慮した「What-if」プランニングとレスポンス・シナリオを各部門共同で評価することができます。
RapidResponse Control Towerの対応分野
・ サプライチェーン・プランニング(部材とキャパシティ)
・ デマンド・プランニング/需要管理
・ S&OP
・ サプライヤと顧客のコラボレーション
・ プロジェクト管理(新たに対応)
・ ワークフォース最適化(新たに対応)
・ 収益管理(新たに対応)
・ セールスフォース最適化(新たに対応)
RapidResponse Control Towerは、その柔軟なアーキテクチャにより、上記の分野および他の業務プロセスをサポートし、サプライチェーン・マネジメント、S&OP、または他の各種ポイント・ソリューションといった広範なシステムをリプレースし、企業全体にわたる包括的なプランニング、モニタリング、レスポンス(対応)、およびコーディネーション(調整)を可能にします。
Kinaxis本社のCEO、Doug Colbethは次のようにコメントしています。
「一般的なサプライチェーンの課題として、高いコスト、顧客満足度の向上、そして大きな企業リスクを挙げることができますが、企業ではもはやサプライチェーンの課題を業務ごとに分離して解決することは困難になってきています。私たちの顧客がRapidResponseをセールス&オペレーションやサプライチェーン・マネジメントだけでなく、関連業務のアプリケーションにまで活用範囲を拡げていることを参考にしてRapidResponse Control Towerを開発しました。これにより、企業における各業務を連携・同期させて効果的にサポートできるようになりました。」
RapidResponse Control Towerのテクノロジ
他のソフトウェア製品では、ミドルウェア、または単に静的データを統合・分類しただけのいわゆる可視化/コラボレーション・ソリューションとつなぎ合わせた多くのモジュールを備えることで、コントロールタワー(一元的な包括管理)機能の提供を謳っています。これに対してRapidResponseでは、プロプライエタリのインメモリ・データベースや強力な分析エンジンにより、膨大なデータレコードの処理を実現し、秒単位の僅かな時間で複雑な計算を実行することが可能であり、コントロールタワー機能の能力における差別化を図る「ブレーンレイヤ(核となるレイヤ)」を提供しています。
RapidResponse Control Towerは関連データを統合するだけでなく、そこから有効活用できるシングルソースとしてのデータを提供します。また、現状のパフォーマンスの評価、代替シナリオのシミュレーション、リスクの危険性に対するアラート、および収益を最大化する機会に必要な分析も行うことができます。
RapidResponse Control Towerには、いくつかの最先端のキーテクノロジが採用されており、業務全般にわたりソリューションを積極的に拡張利用することができます。
・ あらゆるデータモデルを再現: Kinaxisで業界初となるサプライチェーン向けのインメモリ・コンピューティング・エンジンが開発されてから15年以上経ちますが、RapidResponseのシングル・インスタンスにより、相互接続されたマルチエンタープライズ・ネットワーク(例:サイト1:SAP、サイト2:Oracleなど)における複数のERPシステムからのデータや分析内容を同時にモデリングすることができます。
・ 先読み分析: RapidResponseでは、非常事態が及ぼす影響の度合いを把握するために先読み分析を行なうことができます。広範な「What-if」シミュレーションを作成して、アクションを起こす前に結果を分析・算出することができます。
・ あらゆる部門/グループをサポート: 「What-if」シナリオをサポートするテクノロジでは、一度に何千ものシミュレーションを作成することが可能なため、組織の内部や外部を問わず、あらゆる業務のロールやプロセスに関わる多くの部門/グループをサポートすることができます。
RapidResponse Control Towerを導入するメリット
・ 各部門が企業目標に沿って業務を遂行
・ 計画と現状の差異を検出し、軌道修正するためのサイクルタイムを削減
・ 公約厳守
お客様の声
「変化の激しい市場において、サプライチェーンの競争優位性を保つことは私たちにとって必須となっています。顧客の期待に応えつつ、パフォーマンスの最大化を実現するためにバリューチェーン・ネットワークを再構築するという私たちの目標を達成するために、これまでにないグローバルな可視性、モニタリング、コラボレーション、リスク評価、そしてレスポンス機能を提供する最先端のテクノロジを駆使したControl Towerを導入しました。RapidResponseはこれらをサポートするアプリケーション・アーキテクチャの重要な部分を占めています。」
-Carmine Arabia氏、SVPグローバル・プランニング、Research in Motion社
「D&Mでは、世界に分散する企業にまたがって一貫したS&OPのプロセスを導入する必要がありました。各社は独自のビジネスモデルにより、個々で複数のプランニング・システムの組み合わせを用いた独自のプロセスを採用していました。D&Mは、これらの異なるグループを1つにし、ビジネスの垣根を越えるソリューションとしてRapidResponseを選択しました。RapidResponseにより、D&Mはエンドツーエンドでプランニング・プロセスを統合し、生産性、付加価値、そして顧客サービスの向上を推進していきます。」
-Lalit Panda氏、CIO、D&M Holdings社
「Celesticaでは、多様な分野のOEMに対して革新的なサプライチェーン・ソリューションを提供しています。Supply Chain Collaboration Centerが私たちの価値提案のキーとなっており、非常に低いコストで、需要が著しく変動する環境の中で顧客が予想外の変動を予測し、管理できるようにお手伝いをしています。Kinaxis RapidResponseは、柔軟かつ拡張性の高いインフラストラクチャにおいて重要な役割を果たしており、我社のChain Collaboration Centerが顧客の成功を後押しするためのサービスに貢献してくれています。」
-Mary Gendron氏、CIO、Celestica社
「今日のビジネスではスピード、俊敏性、そしてレスポンス性が命です。つまり業務とプロセスが緊密に連携し、情報だけでなく、分析内容も部門や業務間で垣根を越えてシームレスに繋がっている必要があります。さらに、意思決定はビジネス全体として最適な判断となるように妥協点を見出さなければならず、人間の判断を重視する必要があります。Kinaxisがこれらの喫緊の課題を認識しているからこそ、今回RapidResponse Control Towerを発表したのだと思います。」
-Kevin O’Marah氏、Stanford Global Supply Chain Forum
【Kinaxisについて】
Kinaxis(キナクシス)は、マルチエンタープライズ・プランニングと「What-If」シミュレーションのソリューションである「RapidResponse Control Tower」を提供しています。Control Towerは拡張性に優れたクラウド・ソリューションとして、中長期およびリアルタイムの需給バランスの調整に利用することができます。RapidResponseは、複雑なサプライチェーン・ネットワークを形成し、ビジネス環境が常時変動する大規模製造業者などに利用されており、コラボレーティブなプランニング、パフォーマンスの継続管理、および最適なレスポンスを可能にします。また、サプライチェーン・プランニング、需要管理、S&OP、サプライヤ・コラボレーション、プロジェクト管理、ワークフォース最適化、そして収益管理など、ビジネスのあらゆる領域にわたる変化に対応しています。従来のプランニングおよびパフォーマンス管理ツールをRapidResponseにリプレースすることにより、シングルシステムで迅速かつコラボレーティブな判断が可能になり、ビジネス関係者の間で共通目標に沿ったアクションを取ることで、オペレーション・パフォーマンスの劇的な向上を実現することができます。詳細はwww.kinaxis.co.jpをご覧下さい。
※ 本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
本プレスリリースに関するお問合わせ先:
キナクシス・ジャパン株式会社
〒102-0073
東京都千代田区九段北1-2-3 フナトビル5F
担当:高橋(株式会社エム・アンド・エル)
Email:
Tel: (株式会社エム・アンド・エル)