2024/07/07 17:40
教育・研究エンジニア
◆概 要
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)高等先鋭研究院の文明動態学研究所(RIDC)は、2021(令和3)年に開所された「地域中核・特色ある研究大学:岡山大学」として共育共創活動を推進する本学4つ目の研究所であり、人文・社会科学系でははじめての研究所です。
RIDCでは、「RIDCマンスリー研究セミナー」を開催し、RIDCにかかわる教員の研究成果や進行中のプロジェクトの進捗状況などを自由に報告し、語り合う場にしたいと考えています(セミナーは、一般公開にする場合とセミクローズドで行う場合があります)。
今回、2024年6月26日(水) にオンライン開催した第35回RIDCマンスリー研究セミナー「貝類相の変遷が反映する岡山県の歴史と風土」(スピーカー:岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域(農)准教授 福田宏 氏)の録画配信を2024年6月28日 に開始しました。ぜひ皆様にご視聴頂けますと幸いです。
〔動画:YouTube 47:18〕
【概 要】
貝類の多くの種は移動・分散能力に乏しく、棲息場所との結びつきが強いことから、他のどの動物の分類群と比べても環境条件の変化の影響を被りやすい。このため貝類は環境指標生物として適しており、特定の地域の貝類相を精査すれば、その地の現状のみならず歴史的経緯の概要をも把握できることが多い。
一方、岡山県では長年にわたって大規模な森林伐採や干拓などの人為的環境改変がなされてきた結果、貝類の絶滅率(絶滅種÷本来棲息していた種の数)は47都道府県中で最も甚だしく、2位の東京都の7倍以上に達する。この点で岡山県は、日本で生じた環境破壊の縮図とみなしうる重要な地域でもある。
また、貝類相の歴史的変遷の実証には過去の産出の証拠(標本や文献記録)が不可欠であるため、それらの重要性についても紹介する。
【ポスター】
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/RIDC_seminar_202406.pdf
【主 催】
岡山大学文明動態学研究所
◆参考
・岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
https://ridc.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学文明動態学研究所『文明動態学』Vol.1が刊行されました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000504.000072793.html
・岡山大学文明動態学研究所 『文明動態学』Vol.2を刊行されました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001277.000072793.html
・岡山大学文明動態学研究所 国際シンポジウム「ベーリンジア:ユーラシアからアメリカへの人類の拡散」の動画を公開しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000998.000072793.html
・岡山大学文明動態学研究所 2022年度RIDC共同研究の研究実施状況・成果の概要を公表しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001380.000072793.html
・岡山大学4研究所が「高等先鋭研究院」として始動 ~組織としての「箱」ではなく、卓越、イノベーション創出、流動、育成を兼ね揃えた「システム」として運用を開始~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001835.000072793.html
・【岡山大学】文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html
・岡山大学高等先鋭研究院 文明動態学研究所が「人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際ハブの推進に関する協定書」を締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002013.000072793.html
◆参考イベント
・岡山大学高等先鋭研究院 文明動態学研究所「ホンジュラスの世界遺産「コパンのマヤ遺跡」最新発掘調査報告」〔7/10,水 オンライン〕
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002306.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス
E-mail:ridc◎okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えて下さい。
TEL:
https://ridc.okayama-u.ac.jp/
<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください
岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)高等先鋭研究院の文明動態学研究所(RIDC)は、2021(令和3)年に開所された「地域中核・特色ある研究大学:岡山大学」として共育共創活動を推進する本学4つ目の研究所であり、人文・社会科学系でははじめての研究所です。
RIDCでは、「RIDCマンスリー研究セミナー」を開催し、RIDCにかかわる教員の研究成果や進行中のプロジェクトの進捗状況などを自由に報告し、語り合う場にしたいと考えています(セミナーは、一般公開にする場合とセミクローズドで行う場合があります)。
今回、2024年6月26日(水) にオンライン開催した第35回RIDCマンスリー研究セミナー「貝類相の変遷が反映する岡山県の歴史と風土」(スピーカー:岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域(農)准教授 福田宏 氏)の録画配信を2024年6月28日 に開始しました。ぜひ皆様にご視聴頂けますと幸いです。
〔動画:YouTube 47:18〕
【概 要】
貝類の多くの種は移動・分散能力に乏しく、棲息場所との結びつきが強いことから、他のどの動物の分類群と比べても環境条件の変化の影響を被りやすい。このため貝類は環境指標生物として適しており、特定の地域の貝類相を精査すれば、その地の現状のみならず歴史的経緯の概要をも把握できることが多い。
一方、岡山県では長年にわたって大規模な森林伐採や干拓などの人為的環境改変がなされてきた結果、貝類の絶滅率(絶滅種÷本来棲息していた種の数)は47都道府県中で最も甚だしく、2位の東京都の7倍以上に達する。この点で岡山県は、日本で生じた環境破壊の縮図とみなしうる重要な地域でもある。
また、貝類相の歴史的変遷の実証には過去の産出の証拠(標本や文献記録)が不可欠であるため、それらの重要性についても紹介する。
【ポスター】
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/RIDC_seminar_202406.pdf
【主 催】
岡山大学文明動態学研究所
◆参考
・岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
https://ridc.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学文明動態学研究所『文明動態学』Vol.1が刊行されました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000504.000072793.html
・岡山大学文明動態学研究所 『文明動態学』Vol.2を刊行されました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001277.000072793.html
・岡山大学文明動態学研究所 国際シンポジウム「ベーリンジア:ユーラシアからアメリカへの人類の拡散」の動画を公開しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000998.000072793.html
・岡山大学文明動態学研究所 2022年度RIDC共同研究の研究実施状況・成果の概要を公表しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001380.000072793.html
・岡山大学4研究所が「高等先鋭研究院」として始動 ~組織としての「箱」ではなく、卓越、イノベーション創出、流動、育成を兼ね揃えた「システム」として運用を開始~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001835.000072793.html
・【岡山大学】文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html
・岡山大学高等先鋭研究院 文明動態学研究所が「人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際ハブの推進に関する協定書」を締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002013.000072793.html
◆参考イベント
・岡山大学高等先鋭研究院 文明動態学研究所「ホンジュラスの世界遺産「コパンのマヤ遺跡」最新発掘調査報告」〔7/10,水 オンライン〕
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002306.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス
E-mail:ridc◎okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えて下さい。
TEL:
https://ridc.okayama-u.ac.jp/
<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください
岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html