株式会社パワートラベラーが運営する「通信制高校選びの教科書」において、通信制高校を検討している家庭を対象に行われたアンケート調査の結果がまとめられました。2024年6月8日(土)  

この調査は2023年10月1日  から2024年2月15日  にかけて実施され、通信制高校に対する家庭の関心や検討理由、その他関連する様々なデータが集められました。

現代の教育環境の多様化と共に、通信制高校への関心が高まっています。この調査は、通信制高校を検討している家庭の意識と情報収集の実態を明らかにすることを目的として行われました。

<調査の概要
調査期間:2023年10月1日  〜2024年2月15日  
回答者数:87
主催者:株式会社パワートラベラー
アンケート収集:当サイトのアンケートフォームにて
サイトURL:https://e-tushin.com/

<1.回答者の属性>

回答者の大多数が母親(81.6%)、父親(6.9%)、通学予定の生徒本人(9.2%)でした。教育に関する家庭内の決定権や関心度は母親に偏りがちですが、通信制高校の選択においても、母親が中心的な役割を果たしている可能性が高い回答結果となりました。

<2.年代別回答者の割合>

回答者の大半は40代と50代で、これは通信制高校を検討する子供を持つ親世代と一致します。30代以下の回答者が比較的少ないのは、若い親世代が通信制高校についての情報を得る手段や関心が異なるか、またはその子供たちが通信制高校の対象年齢に達していないなどの理由が考えられます。

<3.検討中の生徒の学年>

中学3年生の回答が最も多く、高校進学を控えた重要な時期に通信制高校を検討する家庭が多いことが分かります。中学生全体で65.5%を占めることから、、早期からの進路選択や学習環境への不安が反映されていると考えられます。

<4.学校資料を請求した時期>

学校資料を請求した時期が「1週間以内」が最も多く、急激に情報収集を始めた家庭が多いことを示している。短期間で集中的に情報を収集し、迅速に決定を下そうとする傾向があることが読み取れます。

<5.通信制高校を検討している理由>

「やりたいことがある」「今の学校の雰囲気が合わない」「人間関係が合わない」が主な検討理由で、個人の興味や学校生活の問題点が通信制高校への関心を高めています。不登校や病気など、特定の事情を持つ生徒も一定数存在することが示されました。

<6.通信制高校の存在を最初に知ったきっかけ>

通信制高校の存在を最初に知ったきっかけは「Google検索」が49.4%と最も多く、インスタグラムやYoutubeなどのソーシャルメディアより、インターネット検索が重要な情報源となっています。知人の紹介や知人が通っていることから知ったケースも多く(25.3%)、口コミの影響力も無視できないことがわかります。

<7.何校くらい資料請求をしたか>

「5校以上」と回答した割合が39.1%と最も多く、多くの家庭が複数の選択肢を検討していることが分かる。情報収集の幅を広げることで、最適な学校選びを目指している様子が伺えます。


<主な調査結果>
調査結果からは、多様な学習ニーズや生活状況に応じた教育の形態として、通信制高校への関心が高まっていることが伺えます。具体的な理由としては、従来の学校教育ではカバーしにくい個別の学習スタイルやペースに対応できる柔軟性が挙げられました。通信制高校を知るきっかけはインターネット検索が最も多く、InstagramやYoutubeなどのソーシャルメディア以上に、知人の紹介や口コミが多いことも明らかとなりました。


<注記>
本プレスリリースの内容を参照または引用する際は、「通信制高校選びの教科書(https://e-tushin.com/)」へのリンクを必ず掲載してください。

このアンケート調査は、通信制高校に関する理解を深め、検討者の家庭がより適した選択を行えるよう支援することを目的としています。株式会社パワートラベラーは、教育の多様性とアクセシビリティ向上に貢献することを目指しています。

<問い合わせ>
会社名:株式会社パワートラベラー
担当者:阪口裕樹
電話番号:
メールアドレス:
会社HP:https://powertraveler.co.jp/

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