2024/04/15 17:12
教育・研究エンジニア
◆概 要
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は本年4月に全学センターとして「腸健康科学研究センター」を設置し、2024年4月9日 に同センターの看板除幕式を薬学部1号館玄関前において挙行しました。
腸疾患は罹患率の最も高い疾病の一つであり、全世界では下痢症などの急性腸疾患によってエイズやマラリアを上回る150万人が死亡しています。一方、わが国では潰瘍性大腸炎などの慢性腸疾患が増加しています。
このような社会情勢を鑑み、本学の研究マネジメント体制のもと、多分野統合型の研究体制・組織を構築し、人(患者と健常者)のデータを利活用した網羅的な腸研究を推進し、社会実装へ繋げ、腸と人の健康増進に貢献すること目指し、本センターを設置しました。
本センターは活動目的として、
①腸に関する研究リソースの統合及びデータ活用による網羅的な腸研究の推進
②学際的な共同研究体制の強化と国際的な急性腸疾患アウトブレークへの備え
③慢性腸疾患及び腸内フローラ関連疾患の病態生理の国際的視点からの解明
④将来的な腸疾患研究や腸健康科学研究の中核を担う若手研究者等の人材育成
の4つを掲げています。
除幕式セレモニーでは、那須保友学長、成瀬恵治センター長(大学院医歯薬学総合研究科長)、三好伸一副センター長による除幕で、新たな看板がお披露目されました。
その後、那須学長、成瀬センター長からあいさつがあり、那須学長からは、「腸健康科学研究センターが、これまで行ってきた腸管感染症の研究をはじめ、本学における腸に関する研究のリソースの融合を行うことで、本学の強みとして成長することを期待しています」と激励の言葉がありました。
岡山大学では昨年度に採択された文部科学省『地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)』(実施主体:日本学術振興会)の取り組みにおいて、人々のウェルビーイングを支えるメディカル・イノベーションを興す取り組みを戦略的に進めています。さらに本学の研究分野においては「最重点研究分野」を定めており、そのひとつにヘルスケア分野があり、個々の研究ではなく、チーム・組織として研究を推進することで効率的・効果的な成果を輩出しています。今後も腸健康科学研究センターをはじめ、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の取り組みにご期待ください。
本情報は、2024年4月12日 に岡山大学から公開されました。
◆参 考
・岡山大学病院
https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/
・岡山大学病院炎症性腸疾患センター
https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/index187.html
・岡山大学インド感染症共同研究センター
http://wwwcid.ccsv.okayama-u.ac.jp/
・インド国立コレラ及び腸管感染症研究所(ICMR-NICED)
https://www.niced.org.in/
◆参考情報
・日本とインドの叡智を「コレラの母国」に結集させ、世界規模で下痢症感染症の制圧を目指す
https://sdgs.okayama-u.ac.jp/efforts/index.php?c=efforts_view&pk=15
・【岡山大学】「岡山大学最重点研究分野」を制定~地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学を実現するために~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001601.000072793.html
・【岡山大学】文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
岡山大学腸健康科学研究センター 副センター長
岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(薬)教授 三好伸一
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス
TEL:
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id13009.html
<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
岡山大学病院 新医療研究開発センター
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/
<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
TEL:
E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/
<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は本年4月に全学センターとして「腸健康科学研究センター」を設置し、2024年4月9日 に同センターの看板除幕式を薬学部1号館玄関前において挙行しました。
腸疾患は罹患率の最も高い疾病の一つであり、全世界では下痢症などの急性腸疾患によってエイズやマラリアを上回る150万人が死亡しています。一方、わが国では潰瘍性大腸炎などの慢性腸疾患が増加しています。
このような社会情勢を鑑み、本学の研究マネジメント体制のもと、多分野統合型の研究体制・組織を構築し、人(患者と健常者)のデータを利活用した網羅的な腸研究を推進し、社会実装へ繋げ、腸と人の健康増進に貢献すること目指し、本センターを設置しました。
本センターは活動目的として、
①腸に関する研究リソースの統合及びデータ活用による網羅的な腸研究の推進
②学際的な共同研究体制の強化と国際的な急性腸疾患アウトブレークへの備え
③慢性腸疾患及び腸内フローラ関連疾患の病態生理の国際的視点からの解明
④将来的な腸疾患研究や腸健康科学研究の中核を担う若手研究者等の人材育成
の4つを掲げています。
除幕式セレモニーでは、那須保友学長、成瀬恵治センター長(大学院医歯薬学総合研究科長)、三好伸一副センター長による除幕で、新たな看板がお披露目されました。
その後、那須学長、成瀬センター長からあいさつがあり、那須学長からは、「腸健康科学研究センターが、これまで行ってきた腸管感染症の研究をはじめ、本学における腸に関する研究のリソースの融合を行うことで、本学の強みとして成長することを期待しています」と激励の言葉がありました。
岡山大学では昨年度に採択された文部科学省『地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)』(実施主体:日本学術振興会)の取り組みにおいて、人々のウェルビーイングを支えるメディカル・イノベーションを興す取り組みを戦略的に進めています。さらに本学の研究分野においては「最重点研究分野」を定めており、そのひとつにヘルスケア分野があり、個々の研究ではなく、チーム・組織として研究を推進することで効率的・効果的な成果を輩出しています。今後も腸健康科学研究センターをはじめ、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の取り組みにご期待ください。
本情報は、2024年4月12日 に岡山大学から公開されました。
◆参 考
・岡山大学病院
https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/
・岡山大学病院炎症性腸疾患センター
https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/index187.html
・岡山大学インド感染症共同研究センター
http://wwwcid.ccsv.okayama-u.ac.jp/
・インド国立コレラ及び腸管感染症研究所(ICMR-NICED)
https://www.niced.org.in/
◆参考情報
・日本とインドの叡智を「コレラの母国」に結集させ、世界規模で下痢症感染症の制圧を目指す
https://sdgs.okayama-u.ac.jp/efforts/index.php?c=efforts_view&pk=15
・【岡山大学】「岡山大学最重点研究分野」を制定~地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学を実現するために~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001601.000072793.html
・【岡山大学】文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
岡山大学腸健康科学研究センター 副センター長
岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(薬)教授 三好伸一
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス
TEL:
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id13009.html
<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
岡山大学病院 新医療研究開発センター
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/
<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
TEL:
E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/
<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください