2011/11/01 11:19
非営利団体
認定NPO法人「世界の医療団」(本部:東京・港区 理事長:オスタン・ガエル)は平成23年度独立行政法人福祉医療機構助成事業である、「障がい者福祉」「ホームレス対策」をこえて「境界を生きる」(世界の医療団「東京プロジェクト」)の実勢報告会を下記の要綱で実施致します。
2008年9月 と2009年10月 の2回に渡り、東京池袋で行われた調査の結果から、「ホームレス」状態にある方々の中に占める知的機能障がい、精神障がいがある方の割合が、一般より高いことが明らかになりました。2008年末の調査によりますと、調査協力したホームレスの60%がなんらかの精神症状があることが明らかになり、また半数以上の方に自殺のリスク、24%の方が特に危険な状態、32%が過去実際に自殺を企図したことが判明しました。
この結果を受け、世界の医療団では、NPO 法人「TENOHASI」及び、「べてぶくろ」(べてるの家・NPO法人セルフサポートセンター浦河)と協力し、障がいのある路上生活者が路上から脱し、安定した地域生活を営むために、さまざまな日中活動や当事者研究などのプログラムを導入したプロジェクトを実施して参りました。この「東京プロジェクト」は世界の医療団が国内で初めて実施したプロジェクトであり、活動全体につきご報告の場を設けるのは今回が初めてとなります。
本報告会では、こうしたプロジェクトが生まれた背景や実践内容についてご説明し、様々な関わりを持つスタッフや当事者からの率直な報告と感想を皆様にお届けいたします。また、当事者研究や運動プログラムなど、実際のプログラムを皆様にも体験していただき、「ホームレス」「障がい」施策と私たちと皆様の草の根の活動の今後の展望について、広く考察していきたいと考えています。どうぞふるってご参加ください
報告会・概要
日時: 2011年11月22日 午後18時~21時
場所: 豊島区勤労福祉会館 大会議室(東京都豊島区西池袋2-37-4 )
http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/
参加費: 無料
定員: 130名
主催: NPO 法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン(世界の医療団)
協力: NPO 法人TENOHASI べてるの家・NPO法人セルフサポートセンター浦河
登壇予定者
森川すいめい(医師 世界の医療団「東京プロジェクト」代表医師、陽和病院勤務)
坂内孝雄(TENOHASI理事)
森 玲子(臨床心理士)
泉水宏臣(財団法人 明治安田厚生事業団)
中村あえか(精神保健福祉士、 べてぶくろ/べてるの家)
中村あずさ(世界の医療団 プロジェクトコーディネーター)
報告内容
■プロジェクト概要
■なにがそんなに大変なの~境界を生きるということ
■リハビリの歩み~暮らしの中の日中活動
■運動プログラムの意義~ 実践を交えて
■病院とホームレス~援助方針を決めると病院はこんなに変わる
■当事者からの発表 べてぶくろの当事者研究 ~路上を生き抜いてきた俺たち 1年間 あれこれ
お問い合わせ先
一般の方: 世界の医療団 中村あずさ宛 電話: メール:
申込方法: 氏名、連絡先、所属および職業、コメント(あれば)をご記入の上、件名を「11 月22 日報告会申込」としたメッセージを上記のアドレスにお送りください。
報道関係の方: 世界の医療団 広報・片岡英彦 メール:
申込方法: 社名、媒体名、お名前、取材人数、ご連絡先をメールにてお送りください。電話:
世界の医療団について
1980年にフランスで設立。現在は14ヶ国に事務局組織を持つ国際ネットワークです。2010年は78の国と地域で、356のミッションを展開しました。医療・保健衛生分野の専門家ボランティアが中心となり、国籍、人種、民族、思想、宗教などのあらゆる壁を越えて、世界で最も弱い立場にある人々に支援の手をさしのべる活動をしています。世界の医療団 日本の設立は、1995年阪神・淡路大震災の際、フランスから緊急支援に駆けつけたことが契機となっています。
2008年9月 と2009年10月 の2回に渡り、東京池袋で行われた調査の結果から、「ホームレス」状態にある方々の中に占める知的機能障がい、精神障がいがある方の割合が、一般より高いことが明らかになりました。2008年末の調査によりますと、調査協力したホームレスの60%がなんらかの精神症状があることが明らかになり、また半数以上の方に自殺のリスク、24%の方が特に危険な状態、32%が過去実際に自殺を企図したことが判明しました。
この結果を受け、世界の医療団では、NPO 法人「TENOHASI」及び、「べてぶくろ」(べてるの家・NPO法人セルフサポートセンター浦河)と協力し、障がいのある路上生活者が路上から脱し、安定した地域生活を営むために、さまざまな日中活動や当事者研究などのプログラムを導入したプロジェクトを実施して参りました。この「東京プロジェクト」は世界の医療団が国内で初めて実施したプロジェクトであり、活動全体につきご報告の場を設けるのは今回が初めてとなります。
本報告会では、こうしたプロジェクトが生まれた背景や実践内容についてご説明し、様々な関わりを持つスタッフや当事者からの率直な報告と感想を皆様にお届けいたします。また、当事者研究や運動プログラムなど、実際のプログラムを皆様にも体験していただき、「ホームレス」「障がい」施策と私たちと皆様の草の根の活動の今後の展望について、広く考察していきたいと考えています。どうぞふるってご参加ください
報告会・概要
日時: 2011年11月22日 午後18時~21時
場所: 豊島区勤労福祉会館 大会議室(東京都豊島区西池袋2-37-4 )
http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/
参加費: 無料
定員: 130名
主催: NPO 法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン(世界の医療団)
協力: NPO 法人TENOHASI べてるの家・NPO法人セルフサポートセンター浦河
登壇予定者
森川すいめい(医師 世界の医療団「東京プロジェクト」代表医師、陽和病院勤務)
坂内孝雄(TENOHASI理事)
森 玲子(臨床心理士)
泉水宏臣(財団法人 明治安田厚生事業団)
中村あえか(精神保健福祉士、 べてぶくろ/べてるの家)
中村あずさ(世界の医療団 プロジェクトコーディネーター)
報告内容
■プロジェクト概要
■なにがそんなに大変なの~境界を生きるということ
■リハビリの歩み~暮らしの中の日中活動
■運動プログラムの意義~ 実践を交えて
■病院とホームレス~援助方針を決めると病院はこんなに変わる
■当事者からの発表 べてぶくろの当事者研究 ~路上を生き抜いてきた俺たち 1年間 あれこれ
お問い合わせ先
一般の方: 世界の医療団 中村あずさ宛 電話: メール:
申込方法: 氏名、連絡先、所属および職業、コメント(あれば)をご記入の上、件名を「11 月22 日報告会申込」としたメッセージを上記のアドレスにお送りください。
報道関係の方: 世界の医療団 広報・片岡英彦 メール:
申込方法: 社名、媒体名、お名前、取材人数、ご連絡先をメールにてお送りください。電話:
世界の医療団について
1980年にフランスで設立。現在は14ヶ国に事務局組織を持つ国際ネットワークです。2010年は78の国と地域で、356のミッションを展開しました。医療・保健衛生分野の専門家ボランティアが中心となり、国籍、人種、民族、思想、宗教などのあらゆる壁を越えて、世界で最も弱い立場にある人々に支援の手をさしのべる活動をしています。世界の医療団 日本の設立は、1995年阪神・淡路大震災の際、フランスから緊急支援に駆けつけたことが契機となっています。