【革新的な脱臭技術】オゾンを使わない「ヒドロ工法」で特許取得

遺品整理総合相談窓口協同組合は、新たな脱臭方法として「ヒドロ工法」を2024年1月31日  に特許取得（特許第7429340号）しました。
https://www.relics-sorting.org/special-cleaning/patent

この技術は、孤独死現場や火災現場、ペット臭やタバコのヤニ臭などの除去に効果を発揮します。
一般社団法人や組合などの団体における「特殊清掃の特許」としては初の事例です。

『特許の動機とヒドロキシルラジカル発生器の安全性』
従来、特殊清掃現場ではオゾン発生器が広く用いられてきました。新型コロナウイルスの除菌効果も注目される一方で、オゾンの使用には室内での呼吸困難やゴム製品の劣化などのリスクが伴います。
これに対し、ヒドロキシルラジカル発生器は人体、動植物、食物に無害であり、作業環境に優れた安全性を提供します。

『ヒドロ工法の効果と特徴』
当協同組合では、ヒドロキシルラジカル発生器を使用し、様々な現場でのテストを重ね、オゾン発生器と同等の効力を確認しました。この新技術は、ペットをホテルに預けたり、リモコンのスイッチ部分がベタつく心配なく、施工後の室内ダメージを大幅に軽減します。さらに、施工後の残臭もすぐに消え、即時の引き渡しが可能です。

『環境に配慮した未来の脱臭技術』
当協同組合は、環境に配慮した「ヒドロ工法」で特許を取得し、新時代の特殊清掃のスタンダードを築きます。
この技術を広めるため、特許使用許可業者の一覧を公開しており、新たな組合員の入会も歓迎しています。