2023/11/17 13:50
その他
2023年11月17日(金)
11月17日(金) 、令和5年(2023年度)公認会計士論文式試験の結果発表がありました。願書提出者が12年ぶりに2万人を超えた今回の試験ですが、論文式試験の合格者数(最終合格者数)は1,544人、合格率は7.6%という結果でした。過去5年と比較すると、願書提出者が増加傾向にある一方で、合格率は減少傾向となっています。
これに際し、株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区 代表取締役会長兼社長CEO:有本隆浩/以下MS-Japan 証券コード:6539)が運営する、管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career(エムエスキャリア)」は、「インハウス(組織内)会計士の求人・雇用実態レポート」を発表しましたので、お知らせいたします。
本調査は、MS-Japanが提供する人材紹介サービス「MS Agent」の2022年10月 ~2023年9月 に登録があったインハウス会計士求人・転職希望者データを元に、実態についてまとめたものです。
【インハウス会計士の傾向】
公認会計士の勤務先と言えば、監査法人をイメージする方が多いと思いますが、実際は監査法人以外にも様々な勤務先があります。一般企業で勤務するインハウス(組織内)会計士はその中の一つです。
日本公認会計士協会が運営する『組織内会計士ウェブサイト』によると、インハウス会計士は増加傾向となっており、インハウス会計士の組織化を目的とした「組織内会計士ネットワーク」の会員・準会員は、2022年12月 末時点で2,364人でした。2014年12月 末時点では985人だったため、8年間で2.4倍も増加しています。
背景として、監査法人のメイン業務である監査やアドバイザリー以外の業務に携わりたい方や、よりワークライフバランスを重視して働きたい方が増えていることが考えられます。
そこで今回は、MS-Japanが提供する人材紹介サービス「MS Agent」の2022年10月 ~2023年9月 における公認会計士の求人・転職希望者のデータを元に、「インハウス会計士」の求人・雇用実態について解説いたします。
【調査結果の詳細】
「【2023年版】インハウス会計士の求人・雇用実態を徹底解説」https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12369.html
※本調査結果を掲載される場合は、出典「MS-Japan調べ」https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12369.htmlと明記をお願いいたします。
【調査サマリー】
・インハウス会計士求人の業種で最も割合が多いのは「製造」で25.6%
・インハウス会計士の現年収は平均977万円で年齢と比例して上昇傾向
・インハウス会計士の23.6%は「決算業務」経験あり
【インハウス会計士求人の業種で最も割合が多いのは「製造」で25.6%】
まず、インハウス会計士求人の業種を見てみましょう。最も割合が多いのは、「製造」で25.6%を占めていました。次いで、「IT・通信」が18.4%「サービス」が13.8%と続きました。
【インハウス会計士の現年収は平均977万円で年齢と比例して上昇傾向】
インハウス会計士の現年収は平均で977万円でした。また年収帯の割合は、「1,000万円以上」が最も多く、全体の44.7%を占めていました。
エリア別で見てみると、首都圏が1,020万円で東海・関西圏は903万円という結果となりました。2つのエリアの差は117万円でした。
年代別で見てみると、35~39歳の現年収の平均が全年齢の平均と同じ977万円でした。また、年齢と比例して現年収も上がっていることが分かります。
【インハウス会計士の23.6%は「決算業務」経験あり】
インハウス会計士の経験スキルも求人と同様に「決算業務」が最も多く、全体の23.6%を占める結果となりました。
決算業務の内訳としては、「月次決算」と「四半期決算」がそれぞれ64.7%でした。また、「連結決算(国内)」「上場企業経理」「年次決算(3年以上)」のスキルのある方が半数以上で、インハウス会計士は実務でも高いスキルを有していることが分かります。
本調査では、他にも「インハウス会計士の勤務先業種」「インハウス会計士求人の想定年収の平均」等、計6項目に渡る調査結果を掲載しております。
詳細はこちらの記事でご確認ください。
https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12369.html
【調査概要】
2022年10月 ~2023年9月 に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあったインハウス会計士
2022年10月 ~2023年9月 に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあったインハウス会計士向け求人
調査主体:株式会社MS-Japan
※本調査結果を掲載される場合は、出典「MS-Japan調べ」と明記をお願いいたします。
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。
【引用元】
公認会計士・監査審査会(https://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/index.html)
日本公認会計士協会 組織内会計士ウェブサイト(https://paib.jicpa.or.jp/)
【MS Careerについて】(https://ms-japan.jp/)
管理部門職種(経理・人事・総務・法務・経営企画等)と、弁護士、公認会計士、税理士等の資格を有する士業に特化した、業界最大級の求人数を誇る転職サービスです。特に人材紹介では、経営管理という領域で圧倒的なシェアを誇っており、創業より30年以上に渡り培った経験とノウハウを生かし、ご希望のキャリアや条件に応じて転職のプロがサポートいたします。
X(旧Twitter)にて転職・キャリアに関する有益な情報もツイートしています。ぜひご確認ください。(https://twitter.com/MSJapan7373)
11月17日(金) 、令和5年(2023年度)公認会計士論文式試験の結果発表がありました。願書提出者が12年ぶりに2万人を超えた今回の試験ですが、論文式試験の合格者数(最終合格者数)は1,544人、合格率は7.6%という結果でした。過去5年と比較すると、願書提出者が増加傾向にある一方で、合格率は減少傾向となっています。
これに際し、株式会社MS-Japan(本社:東京都千代田区 代表取締役会長兼社長CEO:有本隆浩/以下MS-Japan 証券コード:6539)が運営する、管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career(エムエスキャリア)」は、「インハウス(組織内)会計士の求人・雇用実態レポート」を発表しましたので、お知らせいたします。
本調査は、MS-Japanが提供する人材紹介サービス「MS Agent」の2022年10月 ~2023年9月 に登録があったインハウス会計士求人・転職希望者データを元に、実態についてまとめたものです。
【インハウス会計士の傾向】
公認会計士の勤務先と言えば、監査法人をイメージする方が多いと思いますが、実際は監査法人以外にも様々な勤務先があります。一般企業で勤務するインハウス(組織内)会計士はその中の一つです。
日本公認会計士協会が運営する『組織内会計士ウェブサイト』によると、インハウス会計士は増加傾向となっており、インハウス会計士の組織化を目的とした「組織内会計士ネットワーク」の会員・準会員は、2022年12月 末時点で2,364人でした。2014年12月 末時点では985人だったため、8年間で2.4倍も増加しています。
背景として、監査法人のメイン業務である監査やアドバイザリー以外の業務に携わりたい方や、よりワークライフバランスを重視して働きたい方が増えていることが考えられます。
そこで今回は、MS-Japanが提供する人材紹介サービス「MS Agent」の2022年10月 ~2023年9月 における公認会計士の求人・転職希望者のデータを元に、「インハウス会計士」の求人・雇用実態について解説いたします。
【調査結果の詳細】
「【2023年版】インハウス会計士の求人・雇用実態を徹底解説」https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12369.html
※本調査結果を掲載される場合は、出典「MS-Japan調べ」https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12369.htmlと明記をお願いいたします。
【調査サマリー】
・インハウス会計士求人の業種で最も割合が多いのは「製造」で25.6%
・インハウス会計士の現年収は平均977万円で年齢と比例して上昇傾向
・インハウス会計士の23.6%は「決算業務」経験あり
【インハウス会計士求人の業種で最も割合が多いのは「製造」で25.6%】
まず、インハウス会計士求人の業種を見てみましょう。最も割合が多いのは、「製造」で25.6%を占めていました。次いで、「IT・通信」が18.4%「サービス」が13.8%と続きました。
【インハウス会計士の現年収は平均977万円で年齢と比例して上昇傾向】
インハウス会計士の現年収は平均で977万円でした。また年収帯の割合は、「1,000万円以上」が最も多く、全体の44.7%を占めていました。
エリア別で見てみると、首都圏が1,020万円で東海・関西圏は903万円という結果となりました。2つのエリアの差は117万円でした。
年代別で見てみると、35~39歳の現年収の平均が全年齢の平均と同じ977万円でした。また、年齢と比例して現年収も上がっていることが分かります。
【インハウス会計士の23.6%は「決算業務」経験あり】
インハウス会計士の経験スキルも求人と同様に「決算業務」が最も多く、全体の23.6%を占める結果となりました。
決算業務の内訳としては、「月次決算」と「四半期決算」がそれぞれ64.7%でした。また、「連結決算(国内)」「上場企業経理」「年次決算(3年以上)」のスキルのある方が半数以上で、インハウス会計士は実務でも高いスキルを有していることが分かります。
本調査では、他にも「インハウス会計士の勤務先業種」「インハウス会計士求人の想定年収の平均」等、計6項目に渡る調査結果を掲載しております。
詳細はこちらの記事でご確認ください。
https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12369.html
【調査概要】
2022年10月 ~2023年9月 に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあったインハウス会計士
2022年10月 ~2023年9月 に人材紹介サービス「MS Agent」に登録のあったインハウス会計士向け求人
調査主体:株式会社MS-Japan
※本調査結果を掲載される場合は、出典「MS-Japan調べ」と明記をお願いいたします。
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。
【引用元】
公認会計士・監査審査会(https://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/index.html)
日本公認会計士協会 組織内会計士ウェブサイト(https://paib.jicpa.or.jp/)
【MS Careerについて】(https://ms-japan.jp/)
管理部門職種(経理・人事・総務・法務・経営企画等)と、弁護士、公認会計士、税理士等の資格を有する士業に特化した、業界最大級の求人数を誇る転職サービスです。特に人材紹介では、経営管理という領域で圧倒的なシェアを誇っており、創業より30年以上に渡り培った経験とノウハウを生かし、ご希望のキャリアや条件に応じて転職のプロがサポートいたします。
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