2023/09/07 00:34
医療機関
<発表のポイント>
・AI発展に伴うITエンジニア需要の高まりから、デジタル人材が不足している。
・高校生のうちから医療課題を認識することで、将来的な医療DX人材育成を目指す。
・デジタルネイティブ世代の柔軟な感性を以て医療DXの将来を見据えた開発に取り組む。
◆概 要
社会全体でDX(デジタルトランスフォーメーション)推進が急務となっている中、最近のAI技術の急速な発展は、多岐にわたる分野でITエンジニア不足を慢性化させています。
巨大企業が人材確保のために巨額な資金を投じ、ベンチャー企業が優秀な学生を次々に引き抜く中、有能なエンジニアの獲得が一段と厳しい状況となっています。特に医療分野におけるDXは、企業の収益に寄与するプロジェクトから優先されるため、実際の患者や医療従事者が望むDX事業の推進が難しい状況にあります。その上、医療の特殊性から、医療知識がなければDX開発が困難なことも顕著な問題となっています。
このような背景の中で、国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の学術研究院医歯薬学域(医)医療情報化診療支援技術開発講座の長谷井嬢准教授(整形外科)が、画期的な取り組みとして関西高校と連携し、高校生の雇用を開始しました。
この取り組みは、高校生から医療DXに関する実務経験を積みながら、未来の医療DXエンジニアを育成する目的を果たすものです。このプロジェクトによって、現場の声に基づく真に必要な医療DX開発の推進が期待され、また、新たな世代のエンジニアが医療業界に育成されることで、今後の医療DXにおいて新しい風となることを期待しています。今後も地域と地球の未来を共創し世界の革新に寄与する研究大学を掲げ、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学を目指す本学の取組にご期待ください。
本情報は、2023年8月31日 の岡山大学定例記者会見において公開されました。
◆長谷井嬢准教授からのひとこと
医療DXの推進のためには、人材の確保の問題が世界的に深刻になっています。医療DXについて少しでも興味を持ってくれるITエンジニアを育成するために、この度、関西高校との連携により高校生を3人雇用しました。岡山大学病院で勤務する高校生は初めてですが、AIやDXに関わる仕事においてはデジタルネイティブである彼らの思考や、柔軟な適応能力は大きな発展性を秘めています。今後も高校と大学の連携拡大を進め、医療DXの未来に携わる人材の育成とプロダクトの開発を強力にすすめます。
◆参 考
・岡山大学病院
https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/
・おかやま医療AI人材育成支援 岡山大学医療情報化診療支援技術開発講座(岡山大学整形外科×プラスマン合同会社)
https://sites.google.com/view/okayamamed/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0
・関西高等学校
http://kanzei.ac.jp/
◆参考情報
・【岡山大学】岡山大学病院 病院仮想空間内への情報展示開始 ~バーチャルホスピタルへ向けた取り組み~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001585.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学病院の院内案内3次元仮想空間マップを構築へ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001241.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学病院 遠隔地の希少がん患者と家族をつなぐメタバース運用を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001561.000072793.html
◆参考イベント
・【岡山大学】「医療情報化診療支援技術開発講座 医療用AI開発プロジェクト」参加者募集!〔オンライン開催〕
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001544.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(医) 医療情報化診療支援技術開発講座 准教授 長谷井 嬢
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
TEL:
FAX:
https://sites.google.com/view/okayamamed/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0
<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
岡山大学病院 新医療研究開発センター
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/
<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
TEL:
E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/
<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学:岡山大学にご期待ください
・AI発展に伴うITエンジニア需要の高まりから、デジタル人材が不足している。
・高校生のうちから医療課題を認識することで、将来的な医療DX人材育成を目指す。
・デジタルネイティブ世代の柔軟な感性を以て医療DXの将来を見据えた開発に取り組む。
◆概 要
社会全体でDX(デジタルトランスフォーメーション)推進が急務となっている中、最近のAI技術の急速な発展は、多岐にわたる分野でITエンジニア不足を慢性化させています。
巨大企業が人材確保のために巨額な資金を投じ、ベンチャー企業が優秀な学生を次々に引き抜く中、有能なエンジニアの獲得が一段と厳しい状況となっています。特に医療分野におけるDXは、企業の収益に寄与するプロジェクトから優先されるため、実際の患者や医療従事者が望むDX事業の推進が難しい状況にあります。その上、医療の特殊性から、医療知識がなければDX開発が困難なことも顕著な問題となっています。
このような背景の中で、国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の学術研究院医歯薬学域(医)医療情報化診療支援技術開発講座の長谷井嬢准教授(整形外科)が、画期的な取り組みとして関西高校と連携し、高校生の雇用を開始しました。
この取り組みは、高校生から医療DXに関する実務経験を積みながら、未来の医療DXエンジニアを育成する目的を果たすものです。このプロジェクトによって、現場の声に基づく真に必要な医療DX開発の推進が期待され、また、新たな世代のエンジニアが医療業界に育成されることで、今後の医療DXにおいて新しい風となることを期待しています。今後も地域と地球の未来を共創し世界の革新に寄与する研究大学を掲げ、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学を目指す本学の取組にご期待ください。
本情報は、2023年8月31日 の岡山大学定例記者会見において公開されました。
◆長谷井嬢准教授からのひとこと
医療DXの推進のためには、人材の確保の問題が世界的に深刻になっています。医療DXについて少しでも興味を持ってくれるITエンジニアを育成するために、この度、関西高校との連携により高校生を3人雇用しました。岡山大学病院で勤務する高校生は初めてですが、AIやDXに関わる仕事においてはデジタルネイティブである彼らの思考や、柔軟な適応能力は大きな発展性を秘めています。今後も高校と大学の連携拡大を進め、医療DXの未来に携わる人材の育成とプロダクトの開発を強力にすすめます。
◆参 考
・岡山大学病院
https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/
・おかやま医療AI人材育成支援 岡山大学医療情報化診療支援技術開発講座(岡山大学整形外科×プラスマン合同会社)
https://sites.google.com/view/okayamamed/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0
・関西高等学校
http://kanzei.ac.jp/
◆参考情報
・【岡山大学】岡山大学病院 病院仮想空間内への情報展示開始 ~バーチャルホスピタルへ向けた取り組み~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001585.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学病院の院内案内3次元仮想空間マップを構築へ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001241.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学病院 遠隔地の希少がん患者と家族をつなぐメタバース運用を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001561.000072793.html
◆参考イベント
・【岡山大学】「医療情報化診療支援技術開発講座 医療用AI開発プロジェクト」参加者募集!〔オンライン開催〕
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001544.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(医) 医療情報化診療支援技術開発講座 准教授 長谷井 嬢
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
TEL:
FAX:
https://sites.google.com/view/okayamamed/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0
<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
岡山大学病院 新医療研究開発センター
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/
<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
TEL:
E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/
<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学:岡山大学にご期待ください