2023/07/04 15:52
教育・研究エンジニア
◆概 要
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は、2022(令和4)年度より東京工業大学が事務局を行っている高度技術職員養成の取り組みであるTCカレッジに参画しており、大学における技術職員の高度専門人材養成等を協働で目指しています。本年度からは岡山大学はサテライト校として「医工系コース」を試行として学内開講することになり、2023年6月19日 と20日に開講式と初回講義・実習を本学鹿田キャンパスの医学部共同実験室においてハイブリッド形式で開催しました。
今回、サテライト校での開講ということで、東京工業大学オープンファシリティーセンターTCカレッジ事業推進室から梶谷孝室長補佐(主任技術専門員)と坂西直樹特任専門員が来学し、参加しました。
初日の開講式では、TCカレッジ「医工系コース」の本学監修教員を務める総合技術本部長の佐藤法仁副理事・副学長・URAと多田宏子教授があいさつし、開講に至るまでに、技術職員らが主体的にコースの組織・運用を実施した点と協力企業への感謝とともに、時代の流れが急速に大きく変わる中で本コースが技術職員の専門のスキルアップや総合知に基づいた多様なスキル習得などのチャンスとなることへの期待などを述べました。
その後、協力企業である株式会社エビデント広島と株式会社大熊担当者が講師として登壇。「生物系各種光学顕微鏡(基礎)」と題して、光学顕微鏡に関する講義や光学顕微鏡の組立と観察を実施しました。
翌日は、蛍光顕微鏡と共焦点顕微鏡に関する座学を開講。蛍光顕微鏡の組立と観察、メンテナンス方法についての講義が行われました。2日間の講義と実習では、受講生や参加者から活発な質疑が行われ、技術職のスキルアップにつながる大変有意義な時間となりました。受講生である楢崎正博技術専門職員は「TCカレッジで学んだことを今後の業務に活かしていきます。また、これらの知識・技術を多くの方に還元できるように頑張ります」とコメント。塚野萌美技術職員は「光学顕微鏡の原理や構造を理解することが、より良い写真の撮影に繫がることを改めて実感しました。実機で操作やメンテナンスの実践ができ、正しい手技を学ぶことができました」とコメント。今後の技術職員として活動やカリキュラム受講に意欲を見せました。
今後も「医工系コース」では、本学医学部共同実験室をはじめ、自然生命科学研究支援センター動物資源部門(鹿田施設)や工学部創造工学センターなどの協力のもと、技術職員のスキルアップにつながる岡山大学ならではの講義・実習を行う予定です。また来年度からは、岡山大学から横展開し、TCカレッジ全体で「医工系コース」を運用できるように目指します。今後も岡山大学では、地域中核・特色ある研究大学である岡山大学として、技術職員が岡山(地域)から世界に向けて、研究力向上とイノベーション創出強化を担う重要な人材として活躍できるように、全学を挙げて戦略的に岡山大学総合技術部を運用していきます。どうぞご期待とともにご支援のほど、よろしくお願い致します。
最後に本コースの講義・実習内容の考案サポートや実習場所の提供など、本学医学部共同実験室の技術職員らの協力もあり、技術職員として必要な知識・技術を学ぶ内容にすることができたことに深く感謝を申し上げます。
◆参 考
・TCカレッジ
https://www.ofc.titech.ac.jp/
・岡山大学医学部共同実験室
https://www.okayama-u.ac.jp/user/crl/
・岡山大学自然生命科学研究支援センター動物資源部門(鹿田施設)
http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~animal/
・岡山大学工学部創造工学センター
https://www.engr.okayama-u.ac.jp/ei/
◆参考情報
・【岡山大学】技術職員の組織化による研究力・イノベーション創出の強化と魅力あるキャリアの構築へ「岡山大学総合技術部」始動!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001355.000072793.html
・【岡山大学】地域中核・特色ある研究大学 岡山大学を支える技術職員の「高度専門人財養成」に向けて -令和5年度「TCカレッジ」に岡山大学技術職員が参加-
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001436.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学技術職員が東工大TCカレッジ技術・研究支援発表会で「日本電子賞」を受賞!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001140.000072793.html
・【岡山大学】長尾遼講師、太田弘道技術専門職員が文部科学大臣表彰を受賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000697.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
岡山大学総合技術部 医学系技術課(医工系コース コース担当) 阿部匡史
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
TEL:086- 235-7125
<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):
岡山大学Image Movie (YouTube):
「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年7月 期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001510.000072793.html
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学である岡山大学にご期待ください
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は、2022(令和4)年度より東京工業大学が事務局を行っている高度技術職員養成の取り組みであるTCカレッジに参画しており、大学における技術職員の高度専門人材養成等を協働で目指しています。本年度からは岡山大学はサテライト校として「医工系コース」を試行として学内開講することになり、2023年6月19日 と20日に開講式と初回講義・実習を本学鹿田キャンパスの医学部共同実験室においてハイブリッド形式で開催しました。
今回、サテライト校での開講ということで、東京工業大学オープンファシリティーセンターTCカレッジ事業推進室から梶谷孝室長補佐(主任技術専門員)と坂西直樹特任専門員が来学し、参加しました。
初日の開講式では、TCカレッジ「医工系コース」の本学監修教員を務める総合技術本部長の佐藤法仁副理事・副学長・URAと多田宏子教授があいさつし、開講に至るまでに、技術職員らが主体的にコースの組織・運用を実施した点と協力企業への感謝とともに、時代の流れが急速に大きく変わる中で本コースが技術職員の専門のスキルアップや総合知に基づいた多様なスキル習得などのチャンスとなることへの期待などを述べました。
その後、協力企業である株式会社エビデント広島と株式会社大熊担当者が講師として登壇。「生物系各種光学顕微鏡(基礎)」と題して、光学顕微鏡に関する講義や光学顕微鏡の組立と観察を実施しました。
翌日は、蛍光顕微鏡と共焦点顕微鏡に関する座学を開講。蛍光顕微鏡の組立と観察、メンテナンス方法についての講義が行われました。2日間の講義と実習では、受講生や参加者から活発な質疑が行われ、技術職のスキルアップにつながる大変有意義な時間となりました。受講生である楢崎正博技術専門職員は「TCカレッジで学んだことを今後の業務に活かしていきます。また、これらの知識・技術を多くの方に還元できるように頑張ります」とコメント。塚野萌美技術職員は「光学顕微鏡の原理や構造を理解することが、より良い写真の撮影に繫がることを改めて実感しました。実機で操作やメンテナンスの実践ができ、正しい手技を学ぶことができました」とコメント。今後の技術職員として活動やカリキュラム受講に意欲を見せました。
今後も「医工系コース」では、本学医学部共同実験室をはじめ、自然生命科学研究支援センター動物資源部門(鹿田施設)や工学部創造工学センターなどの協力のもと、技術職員のスキルアップにつながる岡山大学ならではの講義・実習を行う予定です。また来年度からは、岡山大学から横展開し、TCカレッジ全体で「医工系コース」を運用できるように目指します。今後も岡山大学では、地域中核・特色ある研究大学である岡山大学として、技術職員が岡山(地域)から世界に向けて、研究力向上とイノベーション創出強化を担う重要な人材として活躍できるように、全学を挙げて戦略的に岡山大学総合技術部を運用していきます。どうぞご期待とともにご支援のほど、よろしくお願い致します。
最後に本コースの講義・実習内容の考案サポートや実習場所の提供など、本学医学部共同実験室の技術職員らの協力もあり、技術職員として必要な知識・技術を学ぶ内容にすることができたことに深く感謝を申し上げます。
◆参 考
・TCカレッジ
https://www.ofc.titech.ac.jp/
・岡山大学医学部共同実験室
https://www.okayama-u.ac.jp/user/crl/
・岡山大学自然生命科学研究支援センター動物資源部門(鹿田施設)
http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~animal/
・岡山大学工学部創造工学センター
https://www.engr.okayama-u.ac.jp/ei/
◆参考情報
・【岡山大学】技術職員の組織化による研究力・イノベーション創出の強化と魅力あるキャリアの構築へ「岡山大学総合技術部」始動!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001355.000072793.html
・【岡山大学】地域中核・特色ある研究大学 岡山大学を支える技術職員の「高度専門人財養成」に向けて -令和5年度「TCカレッジ」に岡山大学技術職員が参加-
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001436.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学技術職員が東工大TCカレッジ技術・研究支援発表会で「日本電子賞」を受賞!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001140.000072793.html
・【岡山大学】長尾遼講師、太田弘道技術専門職員が文部科学大臣表彰を受賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000697.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
岡山大学総合技術部 医学系技術課(医工系コース コース担当) 阿部匡史
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス
TEL:086- 235-7125
<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):
岡山大学Image Movie (YouTube):
「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年7月 期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001510.000072793.html
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学である岡山大学にご期待ください