2023年01月14日(土)  

【2022年度 映画野郎ベストテン発表!!】
 1位: RRR 125点
 2位: スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム 119点
 3位: トップガン マーヴェリック 109点
 4位: NOPE/ノープ 58点
 5位: シン・ウルトラマン 44点
 6位: コーダ あいのうた【PG12】 43点
 7位: モガディシュ 脱出までの14日間 34点
 8位: ニューオーダー【PG12】 33点
 9位: ヘルドッグス【PG12】 32点
 9位: THE BATMAN-ザ・バットマン- 32点

【「映画野郎ベストテン」について】
野郎(男性)向け映画情報メディア「映画野郎」が選定する、新作映画の年間ベストテン企画! 「映画野郎」に関わっているライター、スタッフ、あと映画野郎を応援してくれている映画好きな「友情出演者」たちが回答した年間ベストテンアンケートを、1位を10点、2位9点……そして10位は1点と点数を割り振って集計(友情出演でベスト5の方は1位=5点...5位=1点に)し、「映画野郎」がオススメするその年の年間ベストテンとして発表しております! 
毎年恒例の企画となっており、例年、年始初回に発行する映画野郎メールマガジンで発表しています。映画野郎ベストテンは、2022年度で通算16回目。今回は29名の選者による投票で決定しました!

[※投票対象作品のルール:「2022年1月1日から、12月末までに日本で劇場公開された作品」で、「Blu-ray・DVDスルー作や、ネット動画配信のみの作品は集計対象外」、「前後編の作品は一緒にしないでそれぞれ単独作品として別に扱う」]

■映画野郎編集部の総評:
2020年から続いた新型コロナウイルス禍の影響がようやく和らいできて、一般の方々も劇場へ足が戻ってきた感もあり、長く公開延期になっていた注目作品がやっと公開を果たせた例も増えた2022年だったかと思います。そんな2022年の劇場公開作から選ばれた映画野郎ベストテンは、『RRR』、『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』、『トップガン マーヴェリック』という超強力作品3本がしのぎを削る展開に!
集計時はずっとこの3本のデッドヒート状態で、3本とも例年では1位でもおかしくない、100点超えの高得点を稼いでいますが、最終結果はなんとなんと『RRR』がインド映画初の映画野郎ベストテン1位に! 超絶パワフルな内容にノックアウトされたアツい選者が多く29人中7人もの選者が1位に推していました!
惜しくも2位にとどまったMCUアクション大作『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』ですが、年初の1月7日  公開というハンデをものともせず、首位争いをしたのは立派! 「マルチバース」という概念をこれだけ衝撃的に作品化したことにビックリした選者も多かったと思われます。
そして国内興行収入135億円超えの大ヒットを記録したトム・クルーズ主演アクション『トップガン マーヴェリック』は世評の高さなどもあり、ぶっちぎりの1位を予想した方も多かったと思いますが、映画野郎ベストテンでは3位という結果に。それでもトム・クルーズ主演映画としてこれまで最高の評価を得ているかと思います!
3位からの得点には差がついたものの、しっかり4位につけたのは、ジョーダン・ピール監督のSF大作『NOPE/ノープ』。衝撃的な展開だけでなくIMAXカメラで撮影されたスケール感ある映像の迫力にも圧倒される内容で、これも上位3本に負けず劣らず、映画館で見てこその作品といえるでしょう。
5位に入った『シン・ウルトラマン』は、企画・脚本庵野秀明、監督樋口真嗣の『シン・ゴジラ』タッグによる、日本を代表するヒーロー「ウルトラマン」の映画化。世間では賛否渦巻きましたが、往年のウルトラシリーズへのオマージュや巨大化する長澤まさみなど様々な面でインパクトを残し、日本映画としては最上位に。
6位は米アカデミー賞作品賞を受賞し、世評も高い『コーダ あいのうた』。世間的には障害者家族を描いた泣ける感動作的に思われているかもしれないですが、お父さんのコミカルなキャラクターなどでしっかり笑わせるコメディ要素が随所にあり、娯楽作として見られる秀作でもありました。
近年、野郎目線でレベルの高い作品が続いている韓国映画からは、実話を基にした緊迫の脱出劇『モガディシュ 脱出までの14日間』が7位にランクイン。リドリー・スコット監督作『ブラックホーク・ダウン』でも描かれたソマリアでの「モガディシュの戦闘」を、韓国と北朝鮮の大使館員の視点から描いた内容で、クライマックスの車での脱出シーンは大興奮間違いなし!
8位に入ったミシェル・フランコ監督のスリラー映画『ニューオーダー』は、メキシコ・フランス合作で都内メイン館がシアター・イメージフォーラムという、ランキング中でも一番公開規模の小さい作品。読者の中でも見た人は少ない作品かと思われますが、本当に見逃してほしくない傑作絶望映画! フィクションながら本当に戦争が起こっている現実を地続きに映したような衝撃的な内容で、選者は少数ながらも熱い支持を得てランクインを果たしました。
9位は同点で2作がランクイン。『ヘルドッグス』は原田眞人監督のクセの強い演出と主演岡田准一によるオリジナリティー高いアクションが最いレベルで融合し、脇の豪華キャストたちの存在感も相まって日本映画らしからぬド迫力の作品として結実。『THE BATMAN-ザ・バットマン-』はDCコミックのヒーローとしてお馴染みのバットマンをロバート・パティンソン主演でまた新たに映画化。これまでのバットマン映画よりもかなりダークな演出で、新たな解釈も取り入れるなどの印象を残し、見事ランクインを果たしました!


惜しくもベストテンに漏れた11位以下の作品のランキング、そしてそれぞれの選者によるコダワリのランキングと選評などの完全版は、1/6(金)発行の映画野郎メールマガジンにて掲載しました。 
※メールマガジン登録サイト⇒ http://ow.ly/kAQBj
また今回特別に、メルマガの内容を転載した、「2022年度映画野郎ベストテン」を掲載する特設サイトもつくりました。 ※特設サイトはこちら⇒ https://bit.ly/3ItY9jY

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