2023/01/04 11:07
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結婚相談所といえば、誰もが知る婚活手段のひとつです。けれど、婚活中の男女でも、「使ってみたいけど…」と、結婚相談所の利用に二の足を踏んでしまう人は少なくないのではないでしょうか。
株式会社ネクストレベル(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:田中大洋)が運営するマッチングアプリ大学(https://jsbs2012.jp/)では、結婚相談所に興味はあるが利用に踏み切れない独身男女に代わり、結婚相談所で婚活をしたことがある男女210人へアンケート調査を行い、2022年12月26日 に結果を公開しました。
結婚相談所を利用した理由や、結婚相談所で出会った人と付き合った人数、そもそも結婚相談所で出会った人と結婚できたのかなど、結婚相談所を利用したいと考えている方が気になるところを調査しました。これから結婚相談所を利用してみたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚相談所に入会する前は、マッチングアプリを使っていた人が多い
結婚相談所に入会した人は、最初から婚活に結婚相談所を選んだのでしょうか、それとも入会前になんらかの婚活を行っていたのでしょうか。まずは入会前の状況について見ていきましょう。
結婚相談所を利用したことがある人に、結婚相談所に入会する前に行っていた婚活について尋ねてみました。
男性の場合は、もっとも多いのが「マッチングアプリ」で60.8%、2番目に多いのが「合コンや友人の紹介」で37.3%です。マッチングアプリは、2位の「合コン・友人の紹介」と比較して約2倍も利用率が高いことがわかりました。対して女性の上位3つは、「マッチングアプリ」50.9%、「合コンや友人の紹介」50.0%、「婚活パーティ・街コンなど」44.4%でしたが、1位から3位までの割合の差が6.5ポイントと男性に比べて大きくありませんでした。
いずれにしても、結婚相談所に入会する前の婚活としては、男女ともに「マッチングアプリ」の利用が多かったことが分かります。
以前の婚活を辞めた理由は「出会いがない」「真剣な交際に至らない」が多数
結婚相談所以外の婚活をしていた人は、なぜその婚活方法をやめて結婚相談所を利用するようになったのでしょうか。それまで利用していた婚活方法をやめた理由について、特に多く見られた回答は以下の通りです。
■マッチングアプリをやめた理由
会うまでに至る期間が長く大変だったから(大阪府/27歳男性)
結婚前提ではない方が多い印象があったのでやめました(三重県/26歳女性)
既婚者や、嘘をついている人が多いから。(茨城県/40歳女性)
■合コン・友人の紹介をやめた理由
良い人と出会えなかった。(愛知県/40歳男性)
お酒の勢いがあるので、あやふやな関係になる(石川県/32歳男性)
断りたいときに断るのが申し訳ない気持ちになってしまい、友人関係に亀裂が入ってしまったことがあったため。(愛知県/41歳女性)
多く見られたのは、「出会いがなかった」「相手が真剣に結婚を考えていないことがある」といった理由でした。このような過去の婚活の失敗が、結婚相談所へ入会する要因となったのでしょうか。
過半数の人が、婚活に結婚相談所を選んだ理由は「安心感」
結婚相談所を利用した人は、なぜ結婚相談所への入会を決めたのでしょうか。他の方法ではなく、結婚相談所を選んだ理由を尋ねてみました。
男性は「安心感がある」が52.9%、「一番確実だと思った」が31.4%、「できるだけ早く結婚したかった」が29.4%という結果でした。女性は「安心感がある」が54.6%、「できるだけ早く結婚したかった」が46.3%、「相手も結婚に前向きな人だから」が39.8%、「一番確実だと思った」が38.9%でした。
男女ともに「安心感がある」がトップという結果です。結婚相談所以外の婚活方法をやめた理由として、相手の身元や目的が定かでないことが挙がっていたことを考えると、この結果は納得といえるでしょう。
女性の場合は、男性に比べると「できるだけ早く結婚したかった」を多くの人が選択しています。そのため「早く結婚したい」という思いの強い人が、結婚相談所を選択する傾向にあるのかもしれません。
結婚相談所選びでは、約5割の男女が「結婚相手に出会える確率」を重視
結婚相談所とひとくちにいっても、多くの結婚相談所があります。結婚相談所に入会した人は、何を基準にその結婚相談所を選んだのでしょうか。結婚相談所を選んだ決め手を尋ねてみました。
アンケートでは、「会員数が多い」が最も多く44.8%、「料金が安い」が31.0%、「立地条件が良い」が20.5%という結果でした。
必ずしも会員数が多ければ結婚できるというわけではありませんが、より多くの人から選べるという意味では理想に近い異性に出会える確率を上げることはできます。そうすれば必然的に、結婚相手に出会える確率も上がるといえるでしょう。料金や通いやすさよりも、結婚相手に出会える確率を重視する人が多いということです。
それだけ、結婚に対して真剣な人が多いということなのかもしれません。
結婚相談所では、男女ともに95%以上がお見合いしている
実際に結婚相談所で婚活をした人は、どのような成果を得られたのでしょうか。ここからは、結婚相談所を利用した結果についての調査結果をご紹介します。まずは、結婚相談所でお見合いした人数を見ていきましょう。
男性の場合は「0人」が4.9%、「1~3人」が58.8%、「4~9人」が32.4%、「10~14人」が2.0%でした。10人以上になると、1〜2%へとガクッと割合が減っています。対して、女性の場合は「0人」が3.7%、「1~3人」が48.1%、「4~9人」が25.0%、「10~14人」が9.3%でした。10人以上でも6〜9%ほどと、そこそこポイントがあります。
男女で比較すると、女性のほうがお見合いした人数が多い傾向にあるようです。
続いて、男女の共通点を見てみましょう。「1~3人」の回答が最も多く40〜60%ほど、次点の「4~9人」は20〜30%ほどです。「0人」の割合は、いずれも3〜4%ほどで少ないといえます。
つまり、結婚相談所に入会することで、ほとんどの人がお見合いできているということです。
結婚相談所では、約8割が交際に発展している
続いて、付き合った人数について見ていきましょう。
男女ともに「1人」と答えた人が多くなっています。男女別に見ると、男性の場合は「0人」が24.5%、「1人」が54.9%、「2人」が15.7%、「3人」が3.9%という結果です。
対して、女性の場合は「0人」が20.4%、「1人」が48.1%、「2人」が18.5%、「3人」が6.5%という結果になりました。比率に大きな差はないものの、女性のほうが2人以上と交際する比率が高いようです。
「0人」と答えた人もいますが、1人以上と付き合えた割合は、約8割となっています。
ここで、先ほどアンケート「お見合いした人数」の結果と照らし合わせてみます。お見合いした人数と、付き合った人数の相関関係を表にしてみました。
なんとなく「お見合いをたくさんすれば、付き合う人数も増える」と考えそうになりますが、実際のところはそうではないようです。
お見合いをした人数にかかわらず、付き合った人数は「0~2人」になることが多い結果でした。お見合いした人数が10人、20人と多くなったところで、付き合った人数がグッと増えるわけでもないようです。むしろ、お見合いした人数が20人以上の人が、付き合った人数が0人になる場合も見られました。「たくさんお見合いをすれば誰かと付き合える」とは限らないということですね。
アンケート結果を見ると、交際に発展した割合が多いのは「お見合い人数3人」まででした。そのため、お見合い人数が3人に達したあたりで、一旦結婚相談所での婚活を続けるのかを検討してみるとよいかもしれません。
ただ、「お見合い人数9人」まではそれなりに交際に発展している人がいます。9人までは様子を見て続けてみてもよいでしょう。
このように、「いつまで結婚相談所で婚活を続けるか」という見極めの目安を考えておくと、結婚相談所にチャレンジしやすくなるでしょう。
約25%が結婚相談所で出会った人と結婚!
続いて、結婚相談所での結婚について尋ねました。まずは、結婚相談所で付き合った人とその後どうなったのかについてアンケートをとってみました。
アンケート結果を見ると「別れた」が59.5%となっているものの、「結婚して現在も婚姻中(他の人とは別れた)」が23.8%、「現在も交際中(他の人とは別れた)」が15.7%と、「結婚した、または交際している」の割合が4割という結果になりました。
ここで、成婚した人の、お見合いした人数と付き合う人数の相関関係を見ていきます。
表を見てみると、結婚相談所で成婚した人は、お見合いをした人数が「1~3人」で付き合った人数が「1人」と答えた人が最も多いという結果でした。2番目に多かったのがお見合いをした人数が「4~9人」で付き合った人数が「1人」と答えた人です。
成婚した人は、見極めを早く行ったということは言えるかも知れません。また、お見合いを繰り返しても結婚に至れた人が少ないということは、「もっと良い人がいるのでは?」とたくさんの人と会っても、結婚できる人に出会える確率を上げることは難しいといえそうです。
これらの結果から、結婚相談所で婚活を続けるかどうかの見極めのタイミングは、お見合い人数は「3人」、多くても「9人」。付き合う人数は多くても「3人」までと決めておくとよいかもしれませんね。
結婚相談所で成婚した人は、入会後「11ヶ月」で結婚が平均
ちなみに、結婚相談所で成婚した人は、結婚相談所に入会してからどのくらいで結婚したのでしょうか。
もっとも多かったのが「半年未満」で37.7%、続いて「半年~1年以内」が44.1%、「1~2年以内」が13.0%、「2年以上」が5.2%という結果でした。8割以上の人が1年以内に結婚していることが分かります。
また、入会後11ヶ月での結婚が平均であることもわかりました。
結婚相談所の後に選ぶ婚活も「マッチングアプリ」がトップ
今回のアンケートでは約4割の人がパートナーに出会えたという結果でしたが、それ以外の方はその後どうしたのでしょうか。
結婚相談所で出会いに巡り合わなかった人に対し、その後他の何らかの婚活を行ったのか尋ねてみました。(婚活を行ったと回答した人には婚活手段を聞き取り)
「他の婚活はしなかった」が51.9%、「マッチングアプリ」が23.1%、「合コン・友人の紹介」が15.7%という結果でした。
結婚相談所を利用したあとに他の婚活をしなかった人が半数以上いたものの、マッチングアプリを使って婚活する人も多いようでした。なぜ、これらの婚活方法を選んだのかについても見ていきましょう。
「気軽に始められる」が52.9%、「いろんな人に出会える」が30.4%、「料金が安い」が29.4%、「たくさんの人に出会える」が24.5%という結果でした。
特に「気軽に始められる」「料金が安い」というのは、結婚相談所にはない特徴です。つまり、これらを重視する方は結婚相談所が合わないと感じるかもしれません。
結婚相談所を利用した結果、結婚相談所は「アリ」と答えた人が81.0%!
ここまで、結婚相談所を利用していた方にさまざまなアンケートをとってきました。結局のところ、結婚相談所の利用は「アリ」なのでしょうか?結婚相談所を利用したことのある男女全員に対して、結婚相談所を利用した結果、どう感じたのかを尋ねてみました。
男女全員のグラフを見てみると、「あり」と答えたのが81.0%と大多数を占めています。「どちらとも言えない」が12.9%、「なし」が6.1%でした。
ただ興味深いのが、年代別に見てみると比率が変わってくるところ。年代別の割合をまとめたこちらの表を見てみましょう。
年代が上がるにつれて「どちらとも言えない」と答えた人の割合が増える傾向が見られ、20代は9.8%、30代は11.8%、40代は20.0%となりました。
なぜこのような結果になったのかを探るため、「どちらとも言えない」と答えた人それぞれのコメントを見ていきましょう。
年代別の「どちらとも言えない」と思う理由
■20代の意見
結婚に対してすごく急いでるイメージがあり、相手のことをよく知ることができない(大阪府/27歳男性)
いろいろな人と出会えるのは良いが、「お金を払っている以上もっと良い人がいるはず!」と考えてしまう。また、登録人数が多すぎて最初から結婚条件ありきで探してしまうため、上手く探せなかった。(茨城県/28歳女性)
■30代の意見
自分の実力や魅力で出会いや関係作りをつくれたほうが、自信に繋がるため。(東京都/36歳男性)
結婚相談所での出会いは確かにあったが、成婚には至らなかった。また、性格によっては「同時に何人も交際が可能」というルール(※)が合わないと思うから。(※結婚相談所によって異なる)(愛知県/37歳女性)
■40代の意見
20代の頃に結婚相談所を利用していましたが、年収の低さが原因でお見合いは1件も成立しませんでした。ですが、プロフィールに自信のある人であれぱ、結婚相談所を利用するのもありだと思います(大阪府/42歳男性)
3年間結婚相談所を利用しましたが、お見合いに至る確率を考えたら、出会いから始まるコンパなどのほうがよいのではないかと思いました。(大阪府/45歳女性)
コメントを見てみると、20・30代の場合は「自分好みの婚活方法ではないから、どちらとも言えない」と感じているのに対して、40代に近づくと「結婚相談所では上手くいかなかったから、どちらとも言えない」と感じてるようです。
年代によってもそうですが、個人の性格によっても合う・合わないがありそうです。結婚相談所が自分に合わなければ他の方法を利用することも視野に入れて、どうせなら早めにチャレンジすると良いかもしれませんね。
まとめ:結婚相談所を利用した場合、約8割が交際まで発展
今回の調査では、結婚相談所を利用したことがある男女210人にアンケートを実施しました。結果、以下のことがわかりました。
・結婚相談所を利用する理由は「安心感」「すぐ出会いたい」
・お見合い成立が「9割以上」、交際に発展が「約8割」
・結婚に至ったのは「およそ4人に1人」
・利用するなら「見極めのタイミング」を決めておく
・結婚相談所による婚活は「あり」と感じている人が81.0%
結婚相談所を利用した人は、結婚相談所での婚活を「あり」と感じている人が多いようでした。実際に付き合えたり、お見合いできたりした人が多いからと考えられます。
結婚相談所を利用したあとに、結婚相談所以外の方法で婚活をする人も少なくありません。結婚相談所の利用後、手軽さのあるマッチングアプリで婚活を始めた人もいます。
婚活の方法はさまざまで、それぞれ違った特徴がありますが、結婚相談所では4人に1人が成婚し、約8割が交際まで発展しています。出会いがほしいという方は、結婚相談所の利用を検討してみてもよいかもしれませんね。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:20〜40代前半の男女、結婚相談所を利用した経験がある人
アンケート母数:計210名
実施日:2022年06月17日 ~2022年08月15日
調査実施主体:マッチングアプリ大学(https://jsbs2012.jp/)
調査会社:株式会社ネクストレベル
■マッチングアプリ大学はこんなメディアです■
【運営会社】
株式会社ネクストレベル
https://next-level.biz/
横浜・福岡にてWebメディア運営とシステム開発事業を展開。
『最新のマーケティング技術を用いて社会発展を目指す』をミッションとし、2008年の設立より婚活関連のマーケティングを始め、常に最新のマーケティングを取り入れ、多くの情報を発信。
【運営メディア】
マッチングアプリ大学
https://jsbs2012.jp/
縁結び大学
https://jsbs2012.jp/date/
マリピタ
https://jsbs2012.jp/maripita/
ミライのお仕事
https://jobseek.ne.jp/
【気軽な相手探しから始めたい方はこちら】
*マッチングアプリ人気ランキング
https://jsbs2012.jp/matchingapp/review/mami0016.html
*婚活アプリランキング
https://jsbs2012.jp/marriage/knowhow/konkatu_rank.html
株式会社ネクストレベル(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:田中大洋)が運営するマッチングアプリ大学(https://jsbs2012.jp/)では、結婚相談所に興味はあるが利用に踏み切れない独身男女に代わり、結婚相談所で婚活をしたことがある男女210人へアンケート調査を行い、2022年12月26日 に結果を公開しました。
結婚相談所を利用した理由や、結婚相談所で出会った人と付き合った人数、そもそも結婚相談所で出会った人と結婚できたのかなど、結婚相談所を利用したいと考えている方が気になるところを調査しました。これから結婚相談所を利用してみたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚相談所に入会する前は、マッチングアプリを使っていた人が多い
結婚相談所に入会した人は、最初から婚活に結婚相談所を選んだのでしょうか、それとも入会前になんらかの婚活を行っていたのでしょうか。まずは入会前の状況について見ていきましょう。
結婚相談所を利用したことがある人に、結婚相談所に入会する前に行っていた婚活について尋ねてみました。
男性の場合は、もっとも多いのが「マッチングアプリ」で60.8%、2番目に多いのが「合コンや友人の紹介」で37.3%です。マッチングアプリは、2位の「合コン・友人の紹介」と比較して約2倍も利用率が高いことがわかりました。対して女性の上位3つは、「マッチングアプリ」50.9%、「合コンや友人の紹介」50.0%、「婚活パーティ・街コンなど」44.4%でしたが、1位から3位までの割合の差が6.5ポイントと男性に比べて大きくありませんでした。
いずれにしても、結婚相談所に入会する前の婚活としては、男女ともに「マッチングアプリ」の利用が多かったことが分かります。
以前の婚活を辞めた理由は「出会いがない」「真剣な交際に至らない」が多数
結婚相談所以外の婚活をしていた人は、なぜその婚活方法をやめて結婚相談所を利用するようになったのでしょうか。それまで利用していた婚活方法をやめた理由について、特に多く見られた回答は以下の通りです。
■マッチングアプリをやめた理由
会うまでに至る期間が長く大変だったから(大阪府/27歳男性)
結婚前提ではない方が多い印象があったのでやめました(三重県/26歳女性)
既婚者や、嘘をついている人が多いから。(茨城県/40歳女性)
■合コン・友人の紹介をやめた理由
良い人と出会えなかった。(愛知県/40歳男性)
お酒の勢いがあるので、あやふやな関係になる(石川県/32歳男性)
断りたいときに断るのが申し訳ない気持ちになってしまい、友人関係に亀裂が入ってしまったことがあったため。(愛知県/41歳女性)
多く見られたのは、「出会いがなかった」「相手が真剣に結婚を考えていないことがある」といった理由でした。このような過去の婚活の失敗が、結婚相談所へ入会する要因となったのでしょうか。
過半数の人が、婚活に結婚相談所を選んだ理由は「安心感」
結婚相談所を利用した人は、なぜ結婚相談所への入会を決めたのでしょうか。他の方法ではなく、結婚相談所を選んだ理由を尋ねてみました。
男性は「安心感がある」が52.9%、「一番確実だと思った」が31.4%、「できるだけ早く結婚したかった」が29.4%という結果でした。女性は「安心感がある」が54.6%、「できるだけ早く結婚したかった」が46.3%、「相手も結婚に前向きな人だから」が39.8%、「一番確実だと思った」が38.9%でした。
男女ともに「安心感がある」がトップという結果です。結婚相談所以外の婚活方法をやめた理由として、相手の身元や目的が定かでないことが挙がっていたことを考えると、この結果は納得といえるでしょう。
女性の場合は、男性に比べると「できるだけ早く結婚したかった」を多くの人が選択しています。そのため「早く結婚したい」という思いの強い人が、結婚相談所を選択する傾向にあるのかもしれません。
結婚相談所選びでは、約5割の男女が「結婚相手に出会える確率」を重視
結婚相談所とひとくちにいっても、多くの結婚相談所があります。結婚相談所に入会した人は、何を基準にその結婚相談所を選んだのでしょうか。結婚相談所を選んだ決め手を尋ねてみました。
アンケートでは、「会員数が多い」が最も多く44.8%、「料金が安い」が31.0%、「立地条件が良い」が20.5%という結果でした。
必ずしも会員数が多ければ結婚できるというわけではありませんが、より多くの人から選べるという意味では理想に近い異性に出会える確率を上げることはできます。そうすれば必然的に、結婚相手に出会える確率も上がるといえるでしょう。料金や通いやすさよりも、結婚相手に出会える確率を重視する人が多いということです。
それだけ、結婚に対して真剣な人が多いということなのかもしれません。
結婚相談所では、男女ともに95%以上がお見合いしている
実際に結婚相談所で婚活をした人は、どのような成果を得られたのでしょうか。ここからは、結婚相談所を利用した結果についての調査結果をご紹介します。まずは、結婚相談所でお見合いした人数を見ていきましょう。
男性の場合は「0人」が4.9%、「1~3人」が58.8%、「4~9人」が32.4%、「10~14人」が2.0%でした。10人以上になると、1〜2%へとガクッと割合が減っています。対して、女性の場合は「0人」が3.7%、「1~3人」が48.1%、「4~9人」が25.0%、「10~14人」が9.3%でした。10人以上でも6〜9%ほどと、そこそこポイントがあります。
男女で比較すると、女性のほうがお見合いした人数が多い傾向にあるようです。
続いて、男女の共通点を見てみましょう。「1~3人」の回答が最も多く40〜60%ほど、次点の「4~9人」は20〜30%ほどです。「0人」の割合は、いずれも3〜4%ほどで少ないといえます。
つまり、結婚相談所に入会することで、ほとんどの人がお見合いできているということです。
結婚相談所では、約8割が交際に発展している
続いて、付き合った人数について見ていきましょう。
男女ともに「1人」と答えた人が多くなっています。男女別に見ると、男性の場合は「0人」が24.5%、「1人」が54.9%、「2人」が15.7%、「3人」が3.9%という結果です。
対して、女性の場合は「0人」が20.4%、「1人」が48.1%、「2人」が18.5%、「3人」が6.5%という結果になりました。比率に大きな差はないものの、女性のほうが2人以上と交際する比率が高いようです。
「0人」と答えた人もいますが、1人以上と付き合えた割合は、約8割となっています。
ここで、先ほどアンケート「お見合いした人数」の結果と照らし合わせてみます。お見合いした人数と、付き合った人数の相関関係を表にしてみました。
なんとなく「お見合いをたくさんすれば、付き合う人数も増える」と考えそうになりますが、実際のところはそうではないようです。
お見合いをした人数にかかわらず、付き合った人数は「0~2人」になることが多い結果でした。お見合いした人数が10人、20人と多くなったところで、付き合った人数がグッと増えるわけでもないようです。むしろ、お見合いした人数が20人以上の人が、付き合った人数が0人になる場合も見られました。「たくさんお見合いをすれば誰かと付き合える」とは限らないということですね。
アンケート結果を見ると、交際に発展した割合が多いのは「お見合い人数3人」まででした。そのため、お見合い人数が3人に達したあたりで、一旦結婚相談所での婚活を続けるのかを検討してみるとよいかもしれません。
ただ、「お見合い人数9人」まではそれなりに交際に発展している人がいます。9人までは様子を見て続けてみてもよいでしょう。
このように、「いつまで結婚相談所で婚活を続けるか」という見極めの目安を考えておくと、結婚相談所にチャレンジしやすくなるでしょう。
約25%が結婚相談所で出会った人と結婚!
続いて、結婚相談所での結婚について尋ねました。まずは、結婚相談所で付き合った人とその後どうなったのかについてアンケートをとってみました。
アンケート結果を見ると「別れた」が59.5%となっているものの、「結婚して現在も婚姻中(他の人とは別れた)」が23.8%、「現在も交際中(他の人とは別れた)」が15.7%と、「結婚した、または交際している」の割合が4割という結果になりました。
ここで、成婚した人の、お見合いした人数と付き合う人数の相関関係を見ていきます。
表を見てみると、結婚相談所で成婚した人は、お見合いをした人数が「1~3人」で付き合った人数が「1人」と答えた人が最も多いという結果でした。2番目に多かったのがお見合いをした人数が「4~9人」で付き合った人数が「1人」と答えた人です。
成婚した人は、見極めを早く行ったということは言えるかも知れません。また、お見合いを繰り返しても結婚に至れた人が少ないということは、「もっと良い人がいるのでは?」とたくさんの人と会っても、結婚できる人に出会える確率を上げることは難しいといえそうです。
これらの結果から、結婚相談所で婚活を続けるかどうかの見極めのタイミングは、お見合い人数は「3人」、多くても「9人」。付き合う人数は多くても「3人」までと決めておくとよいかもしれませんね。
結婚相談所で成婚した人は、入会後「11ヶ月」で結婚が平均
ちなみに、結婚相談所で成婚した人は、結婚相談所に入会してからどのくらいで結婚したのでしょうか。
もっとも多かったのが「半年未満」で37.7%、続いて「半年~1年以内」が44.1%、「1~2年以内」が13.0%、「2年以上」が5.2%という結果でした。8割以上の人が1年以内に結婚していることが分かります。
また、入会後11ヶ月での結婚が平均であることもわかりました。
結婚相談所の後に選ぶ婚活も「マッチングアプリ」がトップ
今回のアンケートでは約4割の人がパートナーに出会えたという結果でしたが、それ以外の方はその後どうしたのでしょうか。
結婚相談所で出会いに巡り合わなかった人に対し、その後他の何らかの婚活を行ったのか尋ねてみました。(婚活を行ったと回答した人には婚活手段を聞き取り)
「他の婚活はしなかった」が51.9%、「マッチングアプリ」が23.1%、「合コン・友人の紹介」が15.7%という結果でした。
結婚相談所を利用したあとに他の婚活をしなかった人が半数以上いたものの、マッチングアプリを使って婚活する人も多いようでした。なぜ、これらの婚活方法を選んだのかについても見ていきましょう。
「気軽に始められる」が52.9%、「いろんな人に出会える」が30.4%、「料金が安い」が29.4%、「たくさんの人に出会える」が24.5%という結果でした。
特に「気軽に始められる」「料金が安い」というのは、結婚相談所にはない特徴です。つまり、これらを重視する方は結婚相談所が合わないと感じるかもしれません。
結婚相談所を利用した結果、結婚相談所は「アリ」と答えた人が81.0%!
ここまで、結婚相談所を利用していた方にさまざまなアンケートをとってきました。結局のところ、結婚相談所の利用は「アリ」なのでしょうか?結婚相談所を利用したことのある男女全員に対して、結婚相談所を利用した結果、どう感じたのかを尋ねてみました。
男女全員のグラフを見てみると、「あり」と答えたのが81.0%と大多数を占めています。「どちらとも言えない」が12.9%、「なし」が6.1%でした。
ただ興味深いのが、年代別に見てみると比率が変わってくるところ。年代別の割合をまとめたこちらの表を見てみましょう。
年代が上がるにつれて「どちらとも言えない」と答えた人の割合が増える傾向が見られ、20代は9.8%、30代は11.8%、40代は20.0%となりました。
なぜこのような結果になったのかを探るため、「どちらとも言えない」と答えた人それぞれのコメントを見ていきましょう。
年代別の「どちらとも言えない」と思う理由
■20代の意見
結婚に対してすごく急いでるイメージがあり、相手のことをよく知ることができない(大阪府/27歳男性)
いろいろな人と出会えるのは良いが、「お金を払っている以上もっと良い人がいるはず!」と考えてしまう。また、登録人数が多すぎて最初から結婚条件ありきで探してしまうため、上手く探せなかった。(茨城県/28歳女性)
■30代の意見
自分の実力や魅力で出会いや関係作りをつくれたほうが、自信に繋がるため。(東京都/36歳男性)
結婚相談所での出会いは確かにあったが、成婚には至らなかった。また、性格によっては「同時に何人も交際が可能」というルール(※)が合わないと思うから。(※結婚相談所によって異なる)(愛知県/37歳女性)
■40代の意見
20代の頃に結婚相談所を利用していましたが、年収の低さが原因でお見合いは1件も成立しませんでした。ですが、プロフィールに自信のある人であれぱ、結婚相談所を利用するのもありだと思います(大阪府/42歳男性)
3年間結婚相談所を利用しましたが、お見合いに至る確率を考えたら、出会いから始まるコンパなどのほうがよいのではないかと思いました。(大阪府/45歳女性)
コメントを見てみると、20・30代の場合は「自分好みの婚活方法ではないから、どちらとも言えない」と感じているのに対して、40代に近づくと「結婚相談所では上手くいかなかったから、どちらとも言えない」と感じてるようです。
年代によってもそうですが、個人の性格によっても合う・合わないがありそうです。結婚相談所が自分に合わなければ他の方法を利用することも視野に入れて、どうせなら早めにチャレンジすると良いかもしれませんね。
まとめ:結婚相談所を利用した場合、約8割が交際まで発展
今回の調査では、結婚相談所を利用したことがある男女210人にアンケートを実施しました。結果、以下のことがわかりました。
・結婚相談所を利用する理由は「安心感」「すぐ出会いたい」
・お見合い成立が「9割以上」、交際に発展が「約8割」
・結婚に至ったのは「およそ4人に1人」
・利用するなら「見極めのタイミング」を決めておく
・結婚相談所による婚活は「あり」と感じている人が81.0%
結婚相談所を利用した人は、結婚相談所での婚活を「あり」と感じている人が多いようでした。実際に付き合えたり、お見合いできたりした人が多いからと考えられます。
結婚相談所を利用したあとに、結婚相談所以外の方法で婚活をする人も少なくありません。結婚相談所の利用後、手軽さのあるマッチングアプリで婚活を始めた人もいます。
婚活の方法はさまざまで、それぞれ違った特徴がありますが、結婚相談所では4人に1人が成婚し、約8割が交際まで発展しています。出会いがほしいという方は、結婚相談所の利用を検討してみてもよいかもしれませんね。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:20〜40代前半の男女、結婚相談所を利用した経験がある人
アンケート母数:計210名
実施日:2022年06月17日 ~2022年08月15日
調査実施主体:マッチングアプリ大学(https://jsbs2012.jp/)
調査会社:株式会社ネクストレベル
■マッチングアプリ大学はこんなメディアです■
【運営会社】
株式会社ネクストレベル
https://next-level.biz/
横浜・福岡にてWebメディア運営とシステム開発事業を展開。
『最新のマーケティング技術を用いて社会発展を目指す』をミッションとし、2008年の設立より婚活関連のマーケティングを始め、常に最新のマーケティングを取り入れ、多くの情報を発信。
【運営メディア】
マッチングアプリ大学
https://jsbs2012.jp/
縁結び大学
https://jsbs2012.jp/date/
マリピタ
https://jsbs2012.jp/maripita/
ミライのお仕事
https://jobseek.ne.jp/
【気軽な相手探しから始めたい方はこちら】
*マッチングアプリ人気ランキング
https://jsbs2012.jp/matchingapp/review/mami0016.html
*婚活アプリランキング
https://jsbs2012.jp/marriage/knowhow/konkatu_rank.html