2022/09/09 10:22
教育・研究エンジニア
◆概 要
2021年10月1日 現在、日本の総人口は1億2,550万人、65歳以上の人口は3,621万人、高齢化率は28.9%です(「令和4年版高齢社会白書」)。超高齢・人口減少社会を迎えた現代日本において、老い・看取り・死を考える際に、多くの人が「家族や子どもに迷惑をかけたくない」(「負担をかけたくない」「苦労をかけたくない」など表現は多様、以下「〈迷惑〉意識」と表記)という思いを抱いています。例えば、「平成29年度人生の最終段階における医療に関する意識調査」(厚生労働省)では、「どこで最期を迎えたいかを考える際に、重要だと思うこと」という質問について、「家族等の負担にならないこと」と回答した一般国民は73.3%です。
以上のような「家族や子どもに迷惑をかけたくない」という思いについて、
①いつ、どのように形成されたのか(歴史班)
②日本的な意識なのか否か(フィールド調査班)
③現代日本におけるこの意識の特質は何か(現代日本研究班)
という3つの視点から研究班をつくり、〈迷惑〉意識の正体をつきとめるために共同研究を進めています(科研費・基盤研究A「日本社会の「老い」をめぐる分野横断的研究-「迷惑」と「ジリツ」の観点から」課題番号20H00007)。
今回、2022年9月19日(月) (敬老の日)13:00~18:30に岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)とオンラインのハイブリッド形式で、上記の現代日本研究班の中間的な研究成果を発表するシンポジウムを開催します。みなさまのご参加を心よりお待ちしています。
【日 時】
2022年 9月 19日(月)13:00~18:30
【開催形式】
現地とオンラインのハイブリッド開催
<現地会場>
岡山大学津島キャンパス 工学部 5号館 15番講義室
(〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1)
https://www.engr.okayama-u.ac.jp/access/in_campus/map/
【プログラム】
13:00~15:10
趣旨説明、現代日本における老いと〈迷惑〉意識
1. 工藤洋子(東北福祉大学) 日本の〈迷惑〉意識に関する文献レビュー
2. 山本栄美子(東京大学)『恍惚の人』以降の「老い」・「介護」意識の変容―いつから〈迷惑〉意識を持つようになったのか
3. 吉葉恭行(岡山大学):介護技術開発と〈迷惑〉意識
〈コメント〉 山本大介(大東文化大学)、小野真由美(ノートルダム清心女子大学)
休憩(10min)
15:20~17:00 〈迷惑〉意識の海外との比較
4. 田中菜摘(岡山大学) 『おだやかな死』における〈迷惑〉の用例
5. 日笠晴香(岡山大学) 〈迷惑〉意識と自律―スピリチュアルペインとSPBの議論を手がかりに
6. 鈴木亮三(岡山大学) 相互行為としての〈迷惑〉意識
〈コメント〉 島田雄一郎(大島商船高等専門学校)、大﨏美樹(島根県立大学)
17:20~18:20 全体討論・閉会
【詳 細】
詳細は下記の岡山大学プレスリリースをご覧ください。
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r4/press20220729-4.pdf
【お申し込み方法】
事前申込制です。下記のGoogleformからお申し込みください。
オンライン参加の方は、申し込みされた後、URLをお送りいたします。
https://forms.gle/RmuNWeThTiU741MDA
【ポスター】
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/20220819flyer.pdf
【主 催】
科研費・基盤研究A「日本社会の「老い」をめぐる分野横断的研究-「迷惑」と「ジリツ」の観点から」(課題番号20A00007)
【共 催】
「人ならざるもの」の擬人化を通じた人間社会とデジタル技術との調和・共生に関する研究(東北大学「持続可能な社会の創造を目指す研究スタート支援事業」)
【その他】
新型コロナウイルス感染拡大の状況により、オンラインのみでの開催に変更する可能性がございます。
〇関連イベント
【岡山大学】文明動態学研究所「「家族や子どもに迷惑をかけたくない」という思いとは何か? -〈迷惑〉研究プロジェクトの軌跡と展望-」〔9/14,水 オンライン〕
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000866.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
岡山大学 学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 教授 本村昌文
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス
TEL:
E-mail:tomtom◎okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えて下さい
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学Image Movie (YouTube):
「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年9月 期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000846.000072793.html
岡山大学「THEインパクトランキング2021」総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています
2021年10月1日 現在、日本の総人口は1億2,550万人、65歳以上の人口は3,621万人、高齢化率は28.9%です(「令和4年版高齢社会白書」)。超高齢・人口減少社会を迎えた現代日本において、老い・看取り・死を考える際に、多くの人が「家族や子どもに迷惑をかけたくない」(「負担をかけたくない」「苦労をかけたくない」など表現は多様、以下「〈迷惑〉意識」と表記)という思いを抱いています。例えば、「平成29年度人生の最終段階における医療に関する意識調査」(厚生労働省)では、「どこで最期を迎えたいかを考える際に、重要だと思うこと」という質問について、「家族等の負担にならないこと」と回答した一般国民は73.3%です。
以上のような「家族や子どもに迷惑をかけたくない」という思いについて、
①いつ、どのように形成されたのか(歴史班)
②日本的な意識なのか否か(フィールド調査班)
③現代日本におけるこの意識の特質は何か(現代日本研究班)
という3つの視点から研究班をつくり、〈迷惑〉意識の正体をつきとめるために共同研究を進めています(科研費・基盤研究A「日本社会の「老い」をめぐる分野横断的研究-「迷惑」と「ジリツ」の観点から」課題番号20H00007)。
今回、2022年9月19日(月) (敬老の日)13:00~18:30に岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)とオンラインのハイブリッド形式で、上記の現代日本研究班の中間的な研究成果を発表するシンポジウムを開催します。みなさまのご参加を心よりお待ちしています。
【日 時】
2022年 9月 19日(月)13:00~18:30
【開催形式】
現地とオンラインのハイブリッド開催
<現地会場>
岡山大学津島キャンパス 工学部 5号館 15番講義室
(〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1)
https://www.engr.okayama-u.ac.jp/access/in_campus/map/
【プログラム】
13:00~15:10
趣旨説明、現代日本における老いと〈迷惑〉意識
1. 工藤洋子(東北福祉大学) 日本の〈迷惑〉意識に関する文献レビュー
2. 山本栄美子(東京大学)『恍惚の人』以降の「老い」・「介護」意識の変容―いつから〈迷惑〉意識を持つようになったのか
3. 吉葉恭行(岡山大学):介護技術開発と〈迷惑〉意識
〈コメント〉 山本大介(大東文化大学)、小野真由美(ノートルダム清心女子大学)
休憩(10min)
15:20~17:00 〈迷惑〉意識の海外との比較
4. 田中菜摘(岡山大学) 『おだやかな死』における〈迷惑〉の用例
5. 日笠晴香(岡山大学) 〈迷惑〉意識と自律―スピリチュアルペインとSPBの議論を手がかりに
6. 鈴木亮三(岡山大学) 相互行為としての〈迷惑〉意識
〈コメント〉 島田雄一郎(大島商船高等専門学校)、大﨏美樹(島根県立大学)
17:20~18:20 全体討論・閉会
【詳 細】
詳細は下記の岡山大学プレスリリースをご覧ください。
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r4/press20220729-4.pdf
【お申し込み方法】
事前申込制です。下記のGoogleformからお申し込みください。
オンライン参加の方は、申し込みされた後、URLをお送りいたします。
https://forms.gle/RmuNWeThTiU741MDA
【ポスター】
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/20220819flyer.pdf
【主 催】
科研費・基盤研究A「日本社会の「老い」をめぐる分野横断的研究-「迷惑」と「ジリツ」の観点から」(課題番号20A00007)
【共 催】
「人ならざるもの」の擬人化を通じた人間社会とデジタル技術との調和・共生に関する研究(東北大学「持続可能な社会の創造を目指す研究スタート支援事業」)
【その他】
新型コロナウイルス感染拡大の状況により、オンラインのみでの開催に変更する可能性がございます。
〇関連イベント
【岡山大学】文明動態学研究所「「家族や子どもに迷惑をかけたくない」という思いとは何か? -〈迷惑〉研究プロジェクトの軌跡と展望-」〔9/14,水 オンライン〕
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000866.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
岡山大学 学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 教授 本村昌文
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3-1-1 岡山大学津島キャンパス
TEL:
E-mail:tomtom◎okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えて下さい
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学Image Movie (YouTube):
「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年9月 期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000846.000072793.html
岡山大学「THEインパクトランキング2021」総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています