2022/07/27 09:36
農林水産
「すべての農機をネット通販に変える!」をミッションに掲げ、農業機械のマーケッ
トプレイス「ノウキナビ」を運営する株式会社唐沢農機サービス(所在地:⻑野県東
御市、代表取締役社⻑:唐澤 健之)と、株式会社商船三井(所在地:東京都港区、代表取締役社⻑:橋本 剛)が運営するKiliMOL株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社⻑:⼤⼭ 幹雄)は⽇本製農機および⽇本の農業技術をアフリカのケニア共和国に輸出するプロジェクトにおいて、ケニア⻄部のアヘロ灌漑地区にてデモンストレーションを実施しましたことを2022年7月27日 にお知らせいたします。
▼ケニアの⽥植えはすべて「⼿作業」
ケニアの稲作は、稲刈り・精⽶などの⼯程で機械化が進みつつありますが、⽥植えにおいてはいまだに⼿作業です。⽥植えのための労働⼒の確保や⼈件費など、稲作の中でも特に⼿間
と費⽤がかかる⼯程になっています。ケニアに限らずアフリカの⼈⼝は今後も増加傾向であり、2050年までに25億⼈程度まで増える⾒込みです。⾷料需給の観点からも農業の機械化ニーズは強いと⾔えるでしょう。
▼機械だけでなく「技術」も輸出
⽥植機を使った⽥植えには「苗箱に育苗された稲苗(とうびょう)」が必要になりま
す。つまり、“育苗技術” がなければ、機械化は実現されません。
⽇本では様々な種類の育苗⽤の⼟が販売されていますが、ケニアでは箱苗に適した⼟
は販売されていないため、⼟を作るところから始める必要があります。
⼟づくりから播種後の⽔やりなどの管理を現地の状況に合わせて⾏うことで、前回に
続き育苗を成功させることができ、⽇本の育苗技術がケニアでも通⽤することがわか
りました。
▼⽥植え機の有効性
従来の⼿作業の場合、1acre(エーカー)の⽥植えを⾏うのに16⼈体制で約7時間かかりますが、今回のデモンストレーションでは⽥植え機3機を使い、それぞれ3⼈体制で技術指導も⾏いながら3時間で作業が完了し、約76%作業時間を削減することができました。ケニアでの⽥植え機の有効性は現地でも注⽬されており、実際に⽥植え機を使⽤した⼈や計31名のデモンストレーション参加者からは、歩きながら⽥植えができる使いやすさや性能の⾼さに感銘を受けたという声が聞かれました。
今後は、⼿作業で⾏った場合との成⻑具合・収穫量などの⽐較も⾏いながら、さらに
⽥植え機の普及を促進していきます。
【株式会社唐沢農機サービスについて】
株式会社唐沢農機サービスでは、約3,800億円の農業機械市場のEC化(電⼦商取引)
を促進することで農業機械や必要なサービスが誰でもインターネット上で購⼊・選択できる世界を創るため、「すべての農機をネット通販に変える!」というミッション達成に向け農業機械業界の新たな流通を⽣み出すことに挑戦している。
農業機械修理業を事業化し平成4年創業。農業機械の販売・修理・再⽣を主要事業とする⼀⽅、ウェブサイト制作、マーケティング、コンサルティングなどを⾏うインターネット事業を運営。また、全国300軒超の農業機械販売店が加盟し、累計取引額が18億円を超える農業機械のマーケットプレイス「ノウキナビ」を運営。農業×ITによる先駆的農業関連ビジネスを展開している。2021年2⽉には、⼋⼗⼆銀⾏、⼋⼗⼆キャピタル株式会社、群⾺銀⾏、SMBCグループを始めとする複数の⾦融機関から、第三者割当増資、融資契約を含む1.9億円の資⾦調達を実施、企業成⻑速度をさらに加速している。
商号 :株式会社唐沢農機サービス
代表取締役社⻑:唐澤 健之
本社住所 :〒389-0502 ⻑野県東御市鞍掛846-1
事業内容 :農業機械のマーケットプレイス“ノウキナビ”事業
対⾯での農業機械販売・修理・レンタル事業
ウェブサイト制作/ウェブコンサルティング事業
株式会社唐沢農機サービス公式サイト :https://www.karasawanouki.co.jp/
農業機械のマーケットプレイス ”ノウキナビ” :https://www.noukinavi.com/
ウェブコンサルティング事業 ”ビーズクリエイト” :https://www.bscre8.com/
【株式会社商船三井について】
1884年設⽴の800隻を超える世界最⼤級の船隊を運航する総合海運企業。資源・エ
ネルギー・原材料・製品など、さまざまな物資を輸送することで世界中の⼈々の暮らしや産業を⽀えている。また、フェリー事業、内航船事業、曳船事業、倉庫・海事コンサルタント業、不動産事業、客船事業なども展開している。
商号:株式会社商船三井
代表取締役社⻑:橋本 剛
本社住所:〒105-8688 東京都港区⻁ノ⾨2丁⽬1番1号
事業内容:海運業・総合輸送業(資源輸送、エネルギー輸送、製品輸送等)
ウェブサイト:https://www.mol.co.jp/
【KiliMOL株式会社について】
商船三井が全額出資にて2021年5⽉に設⽴。越境ECサイト「kilimol.net」を活⽤した
農機具の販売・輸送事業を運営。農機、農業技術、農業流通の仕組み導⼊により、アフリカの農業改⾰を⽀援し、⾷料事情の改善、農業振興に貢献することを⽬指す。
商号:KiliMOL株式会社
代表取締役社⻑:⼤⼭ 幹雄
本社住所:〒105-8688 東京都港区⻁ノ⾨2丁⽬1番1号
事業内容:越境ECサイトを活⽤した農機具の販売・輸送事業
ウェブサイト:https://kilimol.net/
トプレイス「ノウキナビ」を運営する株式会社唐沢農機サービス(所在地:⻑野県東
御市、代表取締役社⻑:唐澤 健之)と、株式会社商船三井(所在地:東京都港区、代表取締役社⻑:橋本 剛)が運営するKiliMOL株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社⻑:⼤⼭ 幹雄)は⽇本製農機および⽇本の農業技術をアフリカのケニア共和国に輸出するプロジェクトにおいて、ケニア⻄部のアヘロ灌漑地区にてデモンストレーションを実施しましたことを2022年7月27日 にお知らせいたします。
▼ケニアの⽥植えはすべて「⼿作業」
ケニアの稲作は、稲刈り・精⽶などの⼯程で機械化が進みつつありますが、⽥植えにおいてはいまだに⼿作業です。⽥植えのための労働⼒の確保や⼈件費など、稲作の中でも特に⼿間
と費⽤がかかる⼯程になっています。ケニアに限らずアフリカの⼈⼝は今後も増加傾向であり、2050年までに25億⼈程度まで増える⾒込みです。⾷料需給の観点からも農業の機械化ニーズは強いと⾔えるでしょう。
▼機械だけでなく「技術」も輸出
⽥植機を使った⽥植えには「苗箱に育苗された稲苗(とうびょう)」が必要になりま
す。つまり、“育苗技術” がなければ、機械化は実現されません。
⽇本では様々な種類の育苗⽤の⼟が販売されていますが、ケニアでは箱苗に適した⼟
は販売されていないため、⼟を作るところから始める必要があります。
⼟づくりから播種後の⽔やりなどの管理を現地の状況に合わせて⾏うことで、前回に
続き育苗を成功させることができ、⽇本の育苗技術がケニアでも通⽤することがわか
りました。
▼⽥植え機の有効性
従来の⼿作業の場合、1acre(エーカー)の⽥植えを⾏うのに16⼈体制で約7時間かかりますが、今回のデモンストレーションでは⽥植え機3機を使い、それぞれ3⼈体制で技術指導も⾏いながら3時間で作業が完了し、約76%作業時間を削減することができました。ケニアでの⽥植え機の有効性は現地でも注⽬されており、実際に⽥植え機を使⽤した⼈や計31名のデモンストレーション参加者からは、歩きながら⽥植えができる使いやすさや性能の⾼さに感銘を受けたという声が聞かれました。
今後は、⼿作業で⾏った場合との成⻑具合・収穫量などの⽐較も⾏いながら、さらに
⽥植え機の普及を促進していきます。
【株式会社唐沢農機サービスについて】
株式会社唐沢農機サービスでは、約3,800億円の農業機械市場のEC化(電⼦商取引)
を促進することで農業機械や必要なサービスが誰でもインターネット上で購⼊・選択できる世界を創るため、「すべての農機をネット通販に変える!」というミッション達成に向け農業機械業界の新たな流通を⽣み出すことに挑戦している。
農業機械修理業を事業化し平成4年創業。農業機械の販売・修理・再⽣を主要事業とする⼀⽅、ウェブサイト制作、マーケティング、コンサルティングなどを⾏うインターネット事業を運営。また、全国300軒超の農業機械販売店が加盟し、累計取引額が18億円を超える農業機械のマーケットプレイス「ノウキナビ」を運営。農業×ITによる先駆的農業関連ビジネスを展開している。2021年2⽉には、⼋⼗⼆銀⾏、⼋⼗⼆キャピタル株式会社、群⾺銀⾏、SMBCグループを始めとする複数の⾦融機関から、第三者割当増資、融資契約を含む1.9億円の資⾦調達を実施、企業成⻑速度をさらに加速している。
商号 :株式会社唐沢農機サービス
代表取締役社⻑:唐澤 健之
本社住所 :〒389-0502 ⻑野県東御市鞍掛846-1
事業内容 :農業機械のマーケットプレイス“ノウキナビ”事業
対⾯での農業機械販売・修理・レンタル事業
ウェブサイト制作/ウェブコンサルティング事業
株式会社唐沢農機サービス公式サイト :https://www.karasawanouki.co.jp/
農業機械のマーケットプレイス ”ノウキナビ” :https://www.noukinavi.com/
ウェブコンサルティング事業 ”ビーズクリエイト” :https://www.bscre8.com/
【株式会社商船三井について】
1884年設⽴の800隻を超える世界最⼤級の船隊を運航する総合海運企業。資源・エ
ネルギー・原材料・製品など、さまざまな物資を輸送することで世界中の⼈々の暮らしや産業を⽀えている。また、フェリー事業、内航船事業、曳船事業、倉庫・海事コンサルタント業、不動産事業、客船事業なども展開している。
商号:株式会社商船三井
代表取締役社⻑:橋本 剛
本社住所:〒105-8688 東京都港区⻁ノ⾨2丁⽬1番1号
事業内容:海運業・総合輸送業(資源輸送、エネルギー輸送、製品輸送等)
ウェブサイト:https://www.mol.co.jp/
【KiliMOL株式会社について】
商船三井が全額出資にて2021年5⽉に設⽴。越境ECサイト「kilimol.net」を活⽤した
農機具の販売・輸送事業を運営。農機、農業技術、農業流通の仕組み導⼊により、アフリカの農業改⾰を⽀援し、⾷料事情の改善、農業振興に貢献することを⽬指す。
商号:KiliMOL株式会社
代表取締役社⻑:⼤⼭ 幹雄
本社住所:〒105-8688 東京都港区⻁ノ⾨2丁⽬1番1号
事業内容:越境ECサイトを活⽤した農機具の販売・輸送事業
ウェブサイト:https://kilimol.net/