2022/03/12 21:32
教育・研究エンジニア
◆概 要
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の文明動態学研究所(RIDC)は、2021(令和3)年に開所された岡山大学で4つ目の研究所であり、人文・社会科学系でははじめての研究所です。
RIDCでは、「RIDCマンスリー研究セミナー」を開催し、RIDCにかかわる教員の研究成果や進行中のプロジェクトの進捗状況などを自由に報告し、語り合う場にしたいと考えています(セミナーは、一般公開にする場合とセミクローズドで行う場合があります)。
第10回となるRIDCマンスリー研究セミナーを下記の通りオンラインで開催します。
ご興味、ご関心のある方ならば、どなたでもご参加いただけます。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
【日 時】
2022年 3月 16日(水) 12:00 ~ 13:00
【題 名】
エルゼ・フォークトレンダーの心情論
【概 要】
20世紀初頭のミュンヘンとゲッティンゲンに形成された初期の現象学派については、現象学の専門家のなかでさえもそれほど多くの知見が共有されているわけではない。こうした事情にはいくつかの理由が考えられるのだが、そのひとつは、初期の現象学者たちが緊密なサークルを形成した結果、そこで行われた議論が部外者には近づきにくくなってしまっているからだろう。
本発表では、こうした問題に哲学史研究者がどのように取り組んでいるのか、そしてどう取り組むべきなのかを、エルゼ・フォークトレンダー(Else Voigtländer, 1882–1946)に関する発表者の研究成果を題材として紹介する。フォークトレンダーは初期現象学のなかでもとりわけ無名の存在だが、彼女の1933年の論考「心情の心理学についての所見」は、ミュンヘン学派における現象学者の思想上の関係を再構成するためのいい手がかりになりうる。
本発表ではこうした再構成が具体的にどのような形をとるのかを示した上で、そこで働いている方法論上の前提にも触れたい。これによって、哲学史研究における過去の再構築がどのような営みであるのかがいくらかはっきりするはずである。
<参考資料>
https://www.academia.edu/50061040/Between_Love_and_Benevolence_Voigtländer_Pfänder_and_Walther_on_the_Phenomenology_of_Sentiments
【スピーカー】
植村玄輝 氏(岡山大学 社会文化科学学域(文) 准教授)
https://www.let.okayama-u.ac.jp/people/philosophy/uemura/
【開催方法】
オンライン(ご参加いただくにはZoomのご利用が必要となります)
【対象者】
どなたでもご参加いただけます
【参加費】
無 料
【主 催】
岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
【お申込方法】
2022年3月15日(火) 12:00までに、下記URLからお申込みください。
折り返し、参加用URLをお送りします。
https://forms.gle/HwnHTsMMdHXas5Dh8
【ポスター】
https://ridc.okayama-u.ac.jp/wp-content/uploads/2022/02/%E7%AC%AC10%E5%9B%9E.pdf
◆参考:RIDCマンスリー研究セミナー
・【岡山大学文明動態学研究所】第3回RIDC マンスリー研究セミナー「日本史研究と地域史研究のはざま―生存の「関係・空間」の歴史学―」
・【岡山大学文明動態学研究所】第6回RIDCマンスリー研究セミナー「プリント化する伝統織物-インドネシア、バリ島紋織をめぐるオーセンティシティとアイデンティティ-」 の録画配信を開始しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000394.000072793.html
◆参考情報
・岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
https://ridc.okayama-u.ac.jp/
・【岡山大学】岡山大学文明動態学研究所開所式を挙行
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000072793.html
・【岡山大学】文明動態学研究所 キックオフ・シンポジウム「パンデミックと文明 -感染症と向き合う過去から未来へ-」〔4月14日(水) 開催〕
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学文明動態学研究所『文明動態学』Vol.1が刊行されました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000504.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス
E-mail:ridc◎okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えて下さい。
TEL:
https://ridc.okayama-u.ac.jp/
<岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えて下さい。
TEL:
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学Image Movie (YouTube):
「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年2月 期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000474.000072793.html
岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の文明動態学研究所(RIDC)は、2021(令和3)年に開所された岡山大学で4つ目の研究所であり、人文・社会科学系でははじめての研究所です。
RIDCでは、「RIDCマンスリー研究セミナー」を開催し、RIDCにかかわる教員の研究成果や進行中のプロジェクトの進捗状況などを自由に報告し、語り合う場にしたいと考えています(セミナーは、一般公開にする場合とセミクローズドで行う場合があります)。
第10回となるRIDCマンスリー研究セミナーを下記の通りオンラインで開催します。
ご興味、ご関心のある方ならば、どなたでもご参加いただけます。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
【日 時】
2022年 3月 16日(水) 12:00 ~ 13:00
【題 名】
エルゼ・フォークトレンダーの心情論
【概 要】
20世紀初頭のミュンヘンとゲッティンゲンに形成された初期の現象学派については、現象学の専門家のなかでさえもそれほど多くの知見が共有されているわけではない。こうした事情にはいくつかの理由が考えられるのだが、そのひとつは、初期の現象学者たちが緊密なサークルを形成した結果、そこで行われた議論が部外者には近づきにくくなってしまっているからだろう。
本発表では、こうした問題に哲学史研究者がどのように取り組んでいるのか、そしてどう取り組むべきなのかを、エルゼ・フォークトレンダー(Else Voigtländer, 1882–1946)に関する発表者の研究成果を題材として紹介する。フォークトレンダーは初期現象学のなかでもとりわけ無名の存在だが、彼女の1933年の論考「心情の心理学についての所見」は、ミュンヘン学派における現象学者の思想上の関係を再構成するためのいい手がかりになりうる。
本発表ではこうした再構成が具体的にどのような形をとるのかを示した上で、そこで働いている方法論上の前提にも触れたい。これによって、哲学史研究における過去の再構築がどのような営みであるのかがいくらかはっきりするはずである。
<参考資料>
https://www.academia.edu/50061040/Between_Love_and_Benevolence_Voigtländer_Pfänder_and_Walther_on_the_Phenomenology_of_Sentiments
【スピーカー】
植村玄輝 氏(岡山大学 社会文化科学学域(文) 准教授)
https://www.let.okayama-u.ac.jp/people/philosophy/uemura/
【開催方法】
オンライン(ご参加いただくにはZoomのご利用が必要となります)
【対象者】
どなたでもご参加いただけます
【参加費】
無 料
【主 催】
岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
【お申込方法】
2022年3月15日(火) 12:00までに、下記URLからお申込みください。
折り返し、参加用URLをお送りします。
https://forms.gle/HwnHTsMMdHXas5Dh8
【ポスター】
https://ridc.okayama-u.ac.jp/wp-content/uploads/2022/02/%E7%AC%AC10%E5%9B%9E.pdf
◆参考:RIDCマンスリー研究セミナー
・【岡山大学文明動態学研究所】第3回RIDC マンスリー研究セミナー「日本史研究と地域史研究のはざま―生存の「関係・空間」の歴史学―」
・【岡山大学文明動態学研究所】第6回RIDCマンスリー研究セミナー「プリント化する伝統織物-インドネシア、バリ島紋織をめぐるオーセンティシティとアイデンティティ-」 の録画配信を開始しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000394.000072793.html
◆参考情報
・岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
https://ridc.okayama-u.ac.jp/
・【岡山大学】岡山大学文明動態学研究所開所式を挙行
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000072793.html
・【岡山大学】文明動態学研究所 キックオフ・シンポジウム「パンデミックと文明 -感染症と向き合う過去から未来へ-」〔4月14日(水) 開催〕
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000072793.html
・【岡山大学】岡山大学文明動態学研究所『文明動態学』Vol.1が刊行されました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000504.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
岡山大学文明動態学研究所(RIDC)
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中3丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス
E-mail:ridc◎okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えて下さい。
TEL:
https://ridc.okayama-u.ac.jp/
<岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えて下さい。
TEL:
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学Image Movie (YouTube):
「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年2月 期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000474.000072793.html
岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています