2010/11/02 13:43
旅行
クルーズの国際ハブ港を目指すアブダビの目標は、この度のアブダビ観光庁(ADTA)とMSCクルーズとの協定により、一気に現実味を帯びてきました。
アブダビが寄航港から母港に昇格すれば、始まったばかりのクルーズ観光事業での実績が生まれるうえ、2012年末までにホテルの宿泊客数230万人達成を目指すADTAの目標達成に大きく貢献することになります。
協定では、アブダビのミーナ・ザイード港が主要港に定められました。MSCクルーズにとって中東地域初のクルーズは、2011年~2012年のシーズンから始まり、豪華客船MSCリリカが巡航する予定です。
最新の客船を擁するMSCクルーズがアラビア湾に進出させるMSCリリカは、重量5万9千トン、キャビン数784室、乗客定員数2,199人です。5箇所の寄港地を訪れる7泊8日のクルーズを2011年11月 から2012年3月 まで、19回催行します。
ADTA長官のムバラク・アル・ムハイリ氏は次のように述べています。「MSCクルーズがアブダビを母港と決定したおかげで、首長国には戦略上の効果がもたらされることでしょう。ホテルの宿泊客数、滞在日数、消費額が増加したことで、わが国の観光事業は広範囲にわたり相当な額の利益がもたらされています。そして更に、MSCクルーズとのパートナーシップは世界のクルーズ観光業の勢力図に確固たる基盤をもたらし、首長国に特設された世界標準のクルーズターミナルにとって、戦略的事例になることでしょう。」
「MSCクルーズは、アブダビを母港に選んだ最初のクルーズ会社となったことを誇りに思っています。」と、MSCクルーズのCEO、ピエルフランチェスコ・ヴァーゴはコメントしています。「最新の客船MSCリリカはアラビア湾を19回巡航し、95回寄港するので、MSCクルーズの存在はアブダビの観光業に多大な影響を与えるでしょう。」
成長を続けるクルーズ事業を支援するために、アル・ムハイリ氏はADTAが国内外の利害関係者と協力し、大型客船と小型客船両方を管理できる専用のクルーズターミナルの開発が可能かどうか、年末までに技術面・運用面で研究することを発表しました。
ADTAが2月にクルーズ観光について調査を行ったところ、アブダビが本格的に母港になった場合、新たに年間5万人以上の観光客を誘致できるという予測結果が出ました。来期にMSCリリカが19回のクルーズを運航するだけでも3万9千人の観光客を見込めるとのことです。
「アブダビは世界を旅する旅行者の間では既に大変な人気を博しており、クルーズの目的地としてとても魅力的です。」とヴァーゴはコメントしています。「MSCクルーズは、アラビア湾のクルーズ観光業の成長にとって、重要な役割を務めることになります。UAEの魅力あふれる観光スポットと私たちの豪華客船を満喫していただければ、旅行者はその地を再び訪れ、現地の経済発展にいっそう貢献してくれることでしょう。」
ADTAとMSCクルーズの提携は、ADTAによるプロジェクト、「アブダビ・ホライズン」の主要戦略となっています。このプロジェクトはインセンティブ契約に基づく戦略で、アブダビの増え続ける観光資源に対して観光客の需要を刺激する革新的なプロモーション構想を募ることを目的としています。この協定では共同でクロスマーケティング活動を行い、旅行、観光、クルーズに特化した国際展示会で両者の存在感を活用することになります。また、ヨーロッパとアジアの10カ国で開催される14の展示会でのプロモーションに、ADTAとMSCクルーズは共同で出展いたします。
ADTAとMSCクルーズは10以上のマーケットに向けて、1年にわたるプロモーションおよび広報キャンペーンを開始し、MSCリリカのアラビア湾初航海を宣伝する予定です。
「この提携はADTAとMSCクルーズが互いに興味のある市場において、私たちの影響力やマーケティング・チャンネル、ブランドを効果的に活用することを前提としています。」とアル・ムハイリ氏は述べています。
「このパートナーシップにより、ユニークなクルーズ商品と魅力的な寄港地の組み合わせが更に強化されるでしょう。」とヴァーゴは付け加えています。
ザイード港を管轄するADTAとアブダビポートカンパニーは、来シーズンに停泊するMSCリリカを監督し、乗客対応があらゆる側面において国際基準を満たすことを保証しました。ADTAはクルーズターミナルにあるビジターセンターのサービスを強化するため、現在ある観光案内所に加えて両替所や特別関係者用ブースを設置す
る予定です。MSCクルーズがアブダビでの初航海を記念するのは豪華客船MSCリリカで、2011年―2012年に19回のコースを運航します。その船内はエレガントで洗練され、細部にまでこだわりが行き届いています。船上では、極上のイタリア料理や各国の料理、すばらしいエンターテイメントやアクティビティの数々をお楽しみいただけます。MSCリリカによる19回のアラビア湾クルーズの前後、2011年10月14日 と2012年3月9日 にはイタリアのジェノバとアブダビを結ぶクルーズが運航されます。
【MSCクルーズについて】
MSCクルーズは世界で最も斬新な11隻の客船を所有しています―MSCスプレンディダ、MSCファンタジア(ヨーロッパの船会社が所有する最大の船舶)、MSCポエジア、MSCオーケストラ、MSCムジカ、MSCシンフォニア、MSCアルモニア、MSCオペラ、MSCリリカ、MSCメロディー。そして2010年3月 にはMSCマニフィカがMSCクルーズの船隊に加わりました。客船は年間を通じて地中海一帯を、また季節により北ヨーロッパ、大西洋、カリブ海、北米、カナダ、南米、インド洋、および南アフリカ、西アフリカを運航しています。MSCクルーズは高い品質管理と環境保護を認められ、ビューローベリタスより「6つの金真珠」賞を受賞した世界唯一の企業です。MSCクルーズはまた、子どもたちの福祉に配慮し、業界のリーダーの責務として、MSCの運営する地域に積極的に貢献したいと考えております。このため、近年ユニセフと提携し、ブラジルの恵まれない子供たちが高い教育を受けられるよう地域のプロジェクトに資金を提供しています。
【ADTAについて】
アブダビ観光庁(ADTA)の職務は広範囲にわたります。自国の観光産業の発展に携わり、アブダビを特別な目的地とするマーケティングとプロモーションの運営支援を行っています。また、デスティネーション・マーケティング、インフラおよび製品開発、規制や分類も行います。主要な役割は、アブダビを世界にプロモーションするため、自国のホテル、デスティネーション・マネージメント企業、航空会社、その他旅行業に携わる公的または民間の機関と密接に協力して相乗効果を生み出すことです。
【お問い合わせ先】
〒105-0001
東京都港区虎ノ門3-7-10 ランディック虎ノ門ビル8F
株式会社MSCクルーズジャパン
担当:ご予約/お問い合わせ係
URL:http://www.msccruises.jp/
Email:
TEL: / FAX:
アブダビが寄航港から母港に昇格すれば、始まったばかりのクルーズ観光事業での実績が生まれるうえ、2012年末までにホテルの宿泊客数230万人達成を目指すADTAの目標達成に大きく貢献することになります。
協定では、アブダビのミーナ・ザイード港が主要港に定められました。MSCクルーズにとって中東地域初のクルーズは、2011年~2012年のシーズンから始まり、豪華客船MSCリリカが巡航する予定です。
最新の客船を擁するMSCクルーズがアラビア湾に進出させるMSCリリカは、重量5万9千トン、キャビン数784室、乗客定員数2,199人です。5箇所の寄港地を訪れる7泊8日のクルーズを2011年11月 から2012年3月 まで、19回催行します。
ADTA長官のムバラク・アル・ムハイリ氏は次のように述べています。「MSCクルーズがアブダビを母港と決定したおかげで、首長国には戦略上の効果がもたらされることでしょう。ホテルの宿泊客数、滞在日数、消費額が増加したことで、わが国の観光事業は広範囲にわたり相当な額の利益がもたらされています。そして更に、MSCクルーズとのパートナーシップは世界のクルーズ観光業の勢力図に確固たる基盤をもたらし、首長国に特設された世界標準のクルーズターミナルにとって、戦略的事例になることでしょう。」
「MSCクルーズは、アブダビを母港に選んだ最初のクルーズ会社となったことを誇りに思っています。」と、MSCクルーズのCEO、ピエルフランチェスコ・ヴァーゴはコメントしています。「最新の客船MSCリリカはアラビア湾を19回巡航し、95回寄港するので、MSCクルーズの存在はアブダビの観光業に多大な影響を与えるでしょう。」
成長を続けるクルーズ事業を支援するために、アル・ムハイリ氏はADTAが国内外の利害関係者と協力し、大型客船と小型客船両方を管理できる専用のクルーズターミナルの開発が可能かどうか、年末までに技術面・運用面で研究することを発表しました。
ADTAが2月にクルーズ観光について調査を行ったところ、アブダビが本格的に母港になった場合、新たに年間5万人以上の観光客を誘致できるという予測結果が出ました。来期にMSCリリカが19回のクルーズを運航するだけでも3万9千人の観光客を見込めるとのことです。
「アブダビは世界を旅する旅行者の間では既に大変な人気を博しており、クルーズの目的地としてとても魅力的です。」とヴァーゴはコメントしています。「MSCクルーズは、アラビア湾のクルーズ観光業の成長にとって、重要な役割を務めることになります。UAEの魅力あふれる観光スポットと私たちの豪華客船を満喫していただければ、旅行者はその地を再び訪れ、現地の経済発展にいっそう貢献してくれることでしょう。」
ADTAとMSCクルーズの提携は、ADTAによるプロジェクト、「アブダビ・ホライズン」の主要戦略となっています。このプロジェクトはインセンティブ契約に基づく戦略で、アブダビの増え続ける観光資源に対して観光客の需要を刺激する革新的なプロモーション構想を募ることを目的としています。この協定では共同でクロスマーケティング活動を行い、旅行、観光、クルーズに特化した国際展示会で両者の存在感を活用することになります。また、ヨーロッパとアジアの10カ国で開催される14の展示会でのプロモーションに、ADTAとMSCクルーズは共同で出展いたします。
ADTAとMSCクルーズは10以上のマーケットに向けて、1年にわたるプロモーションおよび広報キャンペーンを開始し、MSCリリカのアラビア湾初航海を宣伝する予定です。
「この提携はADTAとMSCクルーズが互いに興味のある市場において、私たちの影響力やマーケティング・チャンネル、ブランドを効果的に活用することを前提としています。」とアル・ムハイリ氏は述べています。
「このパートナーシップにより、ユニークなクルーズ商品と魅力的な寄港地の組み合わせが更に強化されるでしょう。」とヴァーゴは付け加えています。
ザイード港を管轄するADTAとアブダビポートカンパニーは、来シーズンに停泊するMSCリリカを監督し、乗客対応があらゆる側面において国際基準を満たすことを保証しました。ADTAはクルーズターミナルにあるビジターセンターのサービスを強化するため、現在ある観光案内所に加えて両替所や特別関係者用ブースを設置す
る予定です。MSCクルーズがアブダビでの初航海を記念するのは豪華客船MSCリリカで、2011年―2012年に19回のコースを運航します。その船内はエレガントで洗練され、細部にまでこだわりが行き届いています。船上では、極上のイタリア料理や各国の料理、すばらしいエンターテイメントやアクティビティの数々をお楽しみいただけます。MSCリリカによる19回のアラビア湾クルーズの前後、2011年10月14日 と2012年3月9日 にはイタリアのジェノバとアブダビを結ぶクルーズが運航されます。
【MSCクルーズについて】
MSCクルーズは世界で最も斬新な11隻の客船を所有しています―MSCスプレンディダ、MSCファンタジア(ヨーロッパの船会社が所有する最大の船舶)、MSCポエジア、MSCオーケストラ、MSCムジカ、MSCシンフォニア、MSCアルモニア、MSCオペラ、MSCリリカ、MSCメロディー。そして2010年3月 にはMSCマニフィカがMSCクルーズの船隊に加わりました。客船は年間を通じて地中海一帯を、また季節により北ヨーロッパ、大西洋、カリブ海、北米、カナダ、南米、インド洋、および南アフリカ、西アフリカを運航しています。MSCクルーズは高い品質管理と環境保護を認められ、ビューローベリタスより「6つの金真珠」賞を受賞した世界唯一の企業です。MSCクルーズはまた、子どもたちの福祉に配慮し、業界のリーダーの責務として、MSCの運営する地域に積極的に貢献したいと考えております。このため、近年ユニセフと提携し、ブラジルの恵まれない子供たちが高い教育を受けられるよう地域のプロジェクトに資金を提供しています。
【ADTAについて】
アブダビ観光庁(ADTA)の職務は広範囲にわたります。自国の観光産業の発展に携わり、アブダビを特別な目的地とするマーケティングとプロモーションの運営支援を行っています。また、デスティネーション・マーケティング、インフラおよび製品開発、規制や分類も行います。主要な役割は、アブダビを世界にプロモーションするため、自国のホテル、デスティネーション・マネージメント企業、航空会社、その他旅行業に携わる公的または民間の機関と密接に協力して相乗効果を生み出すことです。
【お問い合わせ先】
〒105-0001
東京都港区虎ノ門3-7-10 ランディック虎ノ門ビル8F
株式会社MSCクルーズジャパン
担当:ご予約/お問い合わせ係
URL:http://www.msccruises.jp/
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