2021/10/30 20:07
医療機関
<発表のポイント>
・がんの化学療法や放射線療法により、精子や卵子、卵巣を作る機能が低下してしまうことがあります。
・がん治療を乗り越えた方が将来子どもをもつ時のために、がん治療前に精子や卵子、卵巣を採取し凍結保存しておく「妊孕性・生殖機能温存治療」という方法があります。
・今までなかった、がん治療を受ける子ども向けの冊子を作成し、がん診療を行う医療施設への配布を始めます。
◆概 要
男性が子どもを持つためには、精巣の中で作られる精子が必要です。また、女性が子どもを持つためには、卵巣の中で作られる卵子が必要です。がんの治療である化学療法(抗がん剤治療)や放射線療法を行うと、精巣や卵巣がダメージを受け、精子や卵子の数が減少し、将来、子どもを持つことができなくなることがあります。
近年、医学の進歩とともに、がんを克服し、その後に子どもを持つことを希望する方々が増えています。これからがんの治療を受ける子どもやそのご家族は、がん治療のことで頭がいっぱいとなり、将来のことまで考えられないかもしれません。しかし、精子や卵子、卵巣を凍結保存しておくと、将来体外受精などの生殖医療によって子どもをもつことが可能になります。しかし、このような方法があることを知らずに生殖機能を失い、後悔している方もいます。
今回、岡山大学病院(本院:岡山市北区鹿田町、病院長:前田嘉信)のリプロダクションセンターの小児科スタッフなどが中心となり、これからがん治療に向かう子どもに向けて、わかりやすい言葉で生殖機能温存について解説するパンフレット『これから治療を受けるあなたへ』の男子編と女子編を作成しました。
これらのパンフレットがきっかけとなり、本人もご家族も妊孕性・生殖機能温存するかどうかを選択した上でがん治療に向かうこと、また、がん克服後に子どもを持つことにつながればと思います。
◆担当のひとりである中塚幹也教授からのひとこと
岡山大学病院リプロダクションセンターでは、がん患者の妊孕性温存治療を行うとともに、この治療を広く知っていただくための活動をしています。
◆詳しいプレスリリースについて
がん治療に向かう子どものために妊孕性・生殖機能温存治療の情報を伝えるパンフレット『これから治療を受けるあなたへ』の男子編と女子編が完成
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20211026-7-1.pdf
◆妊孕性・生殖機能温存治療の情報を伝えるパンフレット『これから治療を受けるあなたへ』の男子編と女子編は下記よりご欄頂けます。
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20211026-7-2.pdf
◆参 考
・【岡山大学】厚生労働省指定の「妊婦のCOVID-19相談窓口」への全国調査の報告書が完成
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000072793.html
◆参考情報
・岡山大学病院リプロダクションセンター
http://www.okayama-u.ac.jp/user/repro/
・岡山大学病院
https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/
・岡山大学生殖補助医療技術教育研究センター
https://sites.google.com/s.okayama-u.ac.jp/artcenter/Home?authuser=0
・岡山大学大学院 保健学研究科
https://www.fhs.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学大学院 保健学研究科 中塚研究室
https://www.okayama-u.ac.jp/user/mikiya/index.html
◆本件お問い合わせ先
岡山大学大学院保健学研究科 中塚研究室
岡山大学生殖補助医療技術教育研究(ART)センター
教授 中塚幹也
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 保健学科棟2階
TEL:
FAX:
https://www.okayama-u.ac.jp/user/mikiya/index.html
<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
岡山大学病院 新医療研究開発センター
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/
<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
TEL:
E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/
<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学Image Movie (2020):
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年11月 期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000314.000072793.html
岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
岡山大学「THEインパクトランキング2021」総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
・がんの化学療法や放射線療法により、精子や卵子、卵巣を作る機能が低下してしまうことがあります。
・がん治療を乗り越えた方が将来子どもをもつ時のために、がん治療前に精子や卵子、卵巣を採取し凍結保存しておく「妊孕性・生殖機能温存治療」という方法があります。
・今までなかった、がん治療を受ける子ども向けの冊子を作成し、がん診療を行う医療施設への配布を始めます。
◆概 要
男性が子どもを持つためには、精巣の中で作られる精子が必要です。また、女性が子どもを持つためには、卵巣の中で作られる卵子が必要です。がんの治療である化学療法(抗がん剤治療)や放射線療法を行うと、精巣や卵巣がダメージを受け、精子や卵子の数が減少し、将来、子どもを持つことができなくなることがあります。
近年、医学の進歩とともに、がんを克服し、その後に子どもを持つことを希望する方々が増えています。これからがんの治療を受ける子どもやそのご家族は、がん治療のことで頭がいっぱいとなり、将来のことまで考えられないかもしれません。しかし、精子や卵子、卵巣を凍結保存しておくと、将来体外受精などの生殖医療によって子どもをもつことが可能になります。しかし、このような方法があることを知らずに生殖機能を失い、後悔している方もいます。
今回、岡山大学病院(本院:岡山市北区鹿田町、病院長:前田嘉信)のリプロダクションセンターの小児科スタッフなどが中心となり、これからがん治療に向かう子どもに向けて、わかりやすい言葉で生殖機能温存について解説するパンフレット『これから治療を受けるあなたへ』の男子編と女子編を作成しました。
これらのパンフレットがきっかけとなり、本人もご家族も妊孕性・生殖機能温存するかどうかを選択した上でがん治療に向かうこと、また、がん克服後に子どもを持つことにつながればと思います。
◆担当のひとりである中塚幹也教授からのひとこと
岡山大学病院リプロダクションセンターでは、がん患者の妊孕性温存治療を行うとともに、この治療を広く知っていただくための活動をしています。
◆詳しいプレスリリースについて
がん治療に向かう子どものために妊孕性・生殖機能温存治療の情報を伝えるパンフレット『これから治療を受けるあなたへ』の男子編と女子編が完成
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20211026-7-1.pdf
◆妊孕性・生殖機能温存治療の情報を伝えるパンフレット『これから治療を受けるあなたへ』の男子編と女子編は下記よりご欄頂けます。
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20211026-7-2.pdf
◆参 考
・【岡山大学】厚生労働省指定の「妊婦のCOVID-19相談窓口」への全国調査の報告書が完成
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000072793.html
◆参考情報
・岡山大学病院リプロダクションセンター
http://www.okayama-u.ac.jp/user/repro/
・岡山大学病院
https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/
・岡山大学生殖補助医療技術教育研究センター
https://sites.google.com/s.okayama-u.ac.jp/artcenter/Home?authuser=0
・岡山大学大学院 保健学研究科
https://www.fhs.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学大学院 保健学研究科 中塚研究室
https://www.okayama-u.ac.jp/user/mikiya/index.html
◆本件お問い合わせ先
岡山大学大学院保健学研究科 中塚研究室
岡山大学生殖補助医療技術教育研究(ART)センター
教授 中塚幹也
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 保健学科棟2階
TEL:
FAX:
https://www.okayama-u.ac.jp/user/mikiya/index.html
<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
岡山大学病院 新医療研究開発センター
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/
<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
TEL:
E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/
<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学Image Movie (2020):
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年11月 期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000314.000072793.html
岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
岡山大学「THEインパクトランキング2021」総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html