絶滅危惧ジーンズ、伝統技術「本藍かせ染め」ジーンズを後世に

大阪府堺市のジーンズメーカー「有限会社 スポテッドホースクラフト」（代表：大園英樹）は
 絶滅危惧にある伝統技術「かせ染め」のジーンズを後世に残すための新企画を実施します。
 クラウドファンディングサイト「makuake」にて、かせ染めで染め上げられたデニム生地を使った
 ジーンズやベスト、トートバッグなどをリターンとしたクラウドファンディングを実施しております。


2021年8月12日  よりmakuakeにてクラウドファンディングを開始
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ファストファッションの台頭や後継者問題で衰退の一途を辿る日本の伝統技術はかせ染めに留まらず、
 たくさんの日本の古き良きものが今消えようとしています。大阪・堺で２５年以上ジーンズを作る
 弊社では、そんなかせ染めの魅力を１人でも多くの方に知っていただき、通常のジーンズ生地とは
 違う楽しみを後世に伝えたい想いから今回の企画の実施を決めました。


通常デニム生地はインディゴ染めを用いて作られますが、かせ染めのものはインディゴとは違う風合いを
 醸し出し、独特の魅力を放ちます。ただ、かせ染めは大変手間のかかる染め方のため、費用がかかり
 ます。そこでジーンズ以外にも気軽にお使いいただけるポーチやエプロン、トートバッグなども合わせて
 製造し、多くの方にお届けしたいと考えております。
 そんな当社の企画に、今後もご期待 いただければ幸いです。


なぜクラウドファンディングなのか？
というご質問をいただくことも少なくないのですが、これには理由がございます。それは、現在は
 かせ染めの生地自体が世の中に流通していないため、バイオーダーになり、ロットが大きくなります。
 そうなると生地の調達だけで相当の支出が必要で、当社のような小さなメーカーではその費用を抱え
 きれないのと、伝統技術をジーンズを介して、後世に伝えたい想いのジレンマの中で辿り着いたのが
 クラウドファンディングでした。




リターンについて
企画をご支援いただける方にはこの企画でしか手に入らないかせ染めで作られたデニム生地のジーンズ（写真内の下がかせ染めジーンズ）、ベスト、トートバッグ、エプロン、ポーチの５種類のリターンを
 ご用意させていただいております。



有限会社スポテッドホースクラフトについて
世界遺産に登録された大阪・堺の百舌鳥古墳群の近くに工場兼店舗がございます。
 従来のジーンズとは異なる概念で、『究極のデイリーウェア』をコンセプトに、最高の生地、
 丁寧な縫製、 美しいシルエットのジーンズをお客様にお届けしています。



プロジェクトオーナーについて
アパレル関連の販売や生産管理の経験を経て、1996年に独立。独自の加工技術「Magic Wash」は
 人気ブランド、ヨウジヤマモトからも絶大な評価いただき、同ブランドのジーンズの加工も
 請け負っている。ジーンズ職人として独立したきっかけは大変ユニークで顧客様の中では有名な
 エピソードとなっております。（エピソードはホームページをご覧ください）