2020/12/26 11:27
出版・マスコミ
連日報道番組やワイドショーの題材として印象深く瞼に焼き付けられる「コロナ」の三文字。今も、地球全体が見えない驚異に手をこまねいている。その施策を施す側も、その話題を糞味噌付けて報道する側も、それを受け止める国民も、自分の生きる指針を定められずに右往左往すれば、戸惑いや不安を何かに転嫁しようとしている。たまに思うことがある。我々が怖がっているのは「コロナ」ではなく、情報に振り回されるという言い訳のもと、地に足を着けられずにふらふらしている不安定な自分の気持ちではないかと…。
今年、CHOKEは3枚のシングルを配信リリースした。「人の意見や情報に惑わされるのではなく、自分の意志を持て。でないと、人の言いなりになってしまうぞ」とメッセージした『全然問題ねぇ』。「現状を惨劇(悲しみ)に変えるのも、讃歌(喜び)に変えるのも、自分の心次第」と投げかけた『人間惨歌』。そして、12月25日 に配信リリースしたばかりの『Hack to the basic』で彼らは、「世の中が切り捨てようとするのなら、切り捨てればいい。媚びる様を見せるくらいなら、俺らは新しい理想形 (New Basic)を作って生きてくよ」と、未来へ向け自分たちの生きざまを力強く宣言した。
今年のCHOKEは、あえてネガティブな言葉を突きつけ、世の中を皮肉りながら「なにが、あなたにとって大切なのか」を訴え続けてきた。とくに『全然問題ねぇ』と『人間惨歌』では、様々な音楽要素をコラージュしたトリッキーかつオルタナティブでラウドな楽曲を用いて、人間の本質(心の弱さ)をえぐり出しながら、そのうえで一筋の光(希望や救い)を示してきた。
音源をリリースした6月や8月頃は、辛辣な言葉や音楽が、むしろ気持ちを掻き立てる力になっていた。だが、心に平穏が訪れない日々が長く続いていることで、今、誰もが自分を導いてくれる「言葉や力」を求めている。それは、音楽も同じだ。
CHOKEが最新配信シングル『Hack to the basic』で示したのは、2000年代に音楽シーンを席巻したニュー・メタルな音楽スタイル。日本人にはミクスチャーロックと言ったほうが馴染みやすいだろうか。冒頭から不穏な音が流れつつ、そこへ切り込んでゆくのが、地の底へと引き込むような重く歪んだギターの音。反面、リズム隊は重厚ながらも気持ちを騒がす跳ねたビートを叩き出す。そのうえで、REONの闇を切り裂くようなラップが炸裂。ダウナーな音をクロスオーバーした音楽性ながら、心落ちてゆくのではなく気持ちが弾むのは、シャッフルしたリズムという理由以上に、CHOKEが力強く自分たちの生きてゆく指針を示したからだ。
『Hack to the basic』を通し、CHOKEはこう歌いかける。
Hack to the basic あくまで前進
Hack to the basic 飽くなきImage
ライブハウス楽屋の隅っこ 仲間たちの想いもSpit
透き通るような気持ちでいざ逝かん 次は俺たちが時を刻む番
「ぶった切る」という意味も持つ「Hack to the basic」という言葉。そこには、「世の中が自分らの居場所をぶった切ろう(切り捨てよう)と、俺たちは何があっても自分たちのベーシック(場所や存在)は絶対に失わなければ、自分たちで新たな常識を作ってゆく」想いを込めている。
同時に、ニュー・メタル(ミクスチャー)をベーシック(ルーツ)に持つCHOKEのメンバーたちが、「Back to the CHOKE」しながらも、そこへ進化し続ける音楽性を重ね合わせ、CHOKEとしての「New Basic」を作りあげた姿も示していた。
『Hack to the basic』は、メッセージもサウンドも、自分たちのルーツを大切に進化した姿。混沌とした時代の中だからこそ、「自分たちの原点を見失うな」「そのうえで、自分らしい生き方を導き出せ」と人々へ示した「生きるための新しい姿勢や指針」だ。
「前2作で見せたトリッキーな姿もCHOKEだけど、自分たちの本質にあるのはニュー・メタルなスタイル。こんな時代だからこそ、一度原点回帰をしたうえで、CHOKEとしてのポジティブな姿勢を示したかった」(KVYA NONO)
「俺らはニュー・メタルという空気を吸いながら生きてきた。あの頃の空気をまとって、またライブハウスで暴れてやってもいいんじゃねぇ?!」(B5)
「今年出した『全然問題ねぇ』『人間惨歌』『Hack to the basic』の3曲が、これから未来へ進むCHOKEのニュー・ベーシックとなる曲たち。中でも『Hack to the basic』は、2021年のCHOKEを示すターニングポイントの曲になるのは間違いない」(Toshiya Sato)
「今年はずーっと、そう。まだまだ自粛ムードは続いていきそうなように、現代社会は、それが生きるためのベーシックになっている。でも、俺らはそこにずっと落ち着いてなんかいられない。それをぶった切って、次のステージ(生き方)へ進んでいく。自分たちのベーシック(Back to the basic)へ一度立ち返り、自分たちの本質を見極めたうえで新しいベーシックを示していく。それが、今のCHOKEとしての生き方だからこそ…」(REON)
触れた人たちの心を、前向きに揺さぶるパワーを放つ『Hack to the basic』。彼らが投げかけた生き方(楽曲)をポジティブに捉えるのか、ネガティブに解釈するのか。導き出したその答えが、あなたの今のコロナ禍の中での生き方だ。
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
MV/トレーラー
【リリース】
3rd single「Hack to the basic」¥400
オフィシャルサイトにて先行販売中
1.Hack to the basic
2.Stay high(ReTAKE)
3.Hack to the basic-Instrumental-
4.Stay high(ReTAKE)-Instrumental-
※2,3,4はオフィシャルショップ限定
【ライブ】
1月6日 新宿ANTIKNOCK
1月14日 大塚Deepa
1月24日 新宿WILD SIDE TOKYO
1月28日 新宿ANTIKNOCK
CHOKE Web
http://choke.tokyo/
CHOKE twitter
(日本語) https://twitter.com/CHOKE_tokyo_jp
(English) https://twitter.com/CHOKEofficialEN
CHOKE YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCrDOWcdZEzCe_2dOExp67cg
CHOKE Official shop
http://choke.tokyo/topics/archives/2
CHOKE Instagram
https://www.instagram.com/choke.tokyo/
CHOKE Facebook
https://www.facebook.com/choke.tokyo
今年、CHOKEは3枚のシングルを配信リリースした。「人の意見や情報に惑わされるのではなく、自分の意志を持て。でないと、人の言いなりになってしまうぞ」とメッセージした『全然問題ねぇ』。「現状を惨劇(悲しみ)に変えるのも、讃歌(喜び)に変えるのも、自分の心次第」と投げかけた『人間惨歌』。そして、12月25日 に配信リリースしたばかりの『Hack to the basic』で彼らは、「世の中が切り捨てようとするのなら、切り捨てればいい。媚びる様を見せるくらいなら、俺らは新しい理想形 (New Basic)を作って生きてくよ」と、未来へ向け自分たちの生きざまを力強く宣言した。
今年のCHOKEは、あえてネガティブな言葉を突きつけ、世の中を皮肉りながら「なにが、あなたにとって大切なのか」を訴え続けてきた。とくに『全然問題ねぇ』と『人間惨歌』では、様々な音楽要素をコラージュしたトリッキーかつオルタナティブでラウドな楽曲を用いて、人間の本質(心の弱さ)をえぐり出しながら、そのうえで一筋の光(希望や救い)を示してきた。
音源をリリースした6月や8月頃は、辛辣な言葉や音楽が、むしろ気持ちを掻き立てる力になっていた。だが、心に平穏が訪れない日々が長く続いていることで、今、誰もが自分を導いてくれる「言葉や力」を求めている。それは、音楽も同じだ。
CHOKEが最新配信シングル『Hack to the basic』で示したのは、2000年代に音楽シーンを席巻したニュー・メタルな音楽スタイル。日本人にはミクスチャーロックと言ったほうが馴染みやすいだろうか。冒頭から不穏な音が流れつつ、そこへ切り込んでゆくのが、地の底へと引き込むような重く歪んだギターの音。反面、リズム隊は重厚ながらも気持ちを騒がす跳ねたビートを叩き出す。そのうえで、REONの闇を切り裂くようなラップが炸裂。ダウナーな音をクロスオーバーした音楽性ながら、心落ちてゆくのではなく気持ちが弾むのは、シャッフルしたリズムという理由以上に、CHOKEが力強く自分たちの生きてゆく指針を示したからだ。
『Hack to the basic』を通し、CHOKEはこう歌いかける。
Hack to the basic あくまで前進
Hack to the basic 飽くなきImage
ライブハウス楽屋の隅っこ 仲間たちの想いもSpit
透き通るような気持ちでいざ逝かん 次は俺たちが時を刻む番
「ぶった切る」という意味も持つ「Hack to the basic」という言葉。そこには、「世の中が自分らの居場所をぶった切ろう(切り捨てよう)と、俺たちは何があっても自分たちのベーシック(場所や存在)は絶対に失わなければ、自分たちで新たな常識を作ってゆく」想いを込めている。
同時に、ニュー・メタル(ミクスチャー)をベーシック(ルーツ)に持つCHOKEのメンバーたちが、「Back to the CHOKE」しながらも、そこへ進化し続ける音楽性を重ね合わせ、CHOKEとしての「New Basic」を作りあげた姿も示していた。
『Hack to the basic』は、メッセージもサウンドも、自分たちのルーツを大切に進化した姿。混沌とした時代の中だからこそ、「自分たちの原点を見失うな」「そのうえで、自分らしい生き方を導き出せ」と人々へ示した「生きるための新しい姿勢や指針」だ。
「前2作で見せたトリッキーな姿もCHOKEだけど、自分たちの本質にあるのはニュー・メタルなスタイル。こんな時代だからこそ、一度原点回帰をしたうえで、CHOKEとしてのポジティブな姿勢を示したかった」(KVYA NONO)
「俺らはニュー・メタルという空気を吸いながら生きてきた。あの頃の空気をまとって、またライブハウスで暴れてやってもいいんじゃねぇ?!」(B5)
「今年出した『全然問題ねぇ』『人間惨歌』『Hack to the basic』の3曲が、これから未来へ進むCHOKEのニュー・ベーシックとなる曲たち。中でも『Hack to the basic』は、2021年のCHOKEを示すターニングポイントの曲になるのは間違いない」(Toshiya Sato)
「今年はずーっと、そう。まだまだ自粛ムードは続いていきそうなように、現代社会は、それが生きるためのベーシックになっている。でも、俺らはそこにずっと落ち着いてなんかいられない。それをぶった切って、次のステージ(生き方)へ進んでいく。自分たちのベーシック(Back to the basic)へ一度立ち返り、自分たちの本質を見極めたうえで新しいベーシックを示していく。それが、今のCHOKEとしての生き方だからこそ…」(REON)
触れた人たちの心を、前向きに揺さぶるパワーを放つ『Hack to the basic』。彼らが投げかけた生き方(楽曲)をポジティブに捉えるのか、ネガティブに解釈するのか。導き出したその答えが、あなたの今のコロナ禍の中での生き方だ。
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
MV/トレーラー
【リリース】
3rd single「Hack to the basic」¥400
オフィシャルサイトにて先行販売中
1.Hack to the basic
2.Stay high(ReTAKE)
3.Hack to the basic-Instrumental-
4.Stay high(ReTAKE)-Instrumental-
※2,3,4はオフィシャルショップ限定
【ライブ】
1月6日 新宿ANTIKNOCK
1月14日 大塚Deepa
1月24日 新宿WILD SIDE TOKYO
1月28日 新宿ANTIKNOCK
CHOKE Web
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CHOKE twitter
(日本語) https://twitter.com/CHOKE_tokyo_jp
(English) https://twitter.com/CHOKEofficialEN
CHOKE YouTubeチャンネル
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CHOKE Official shop
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