2020/08/05 10:16
情報・通信
仮想 / 物理 / ファイルサーバーの全バックアップを統合して一元管理
Dell EMC PowerProtect DDの圧縮・重複排除機能と連携し
保存データは実データの約1/6に容量削減
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ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、株式会社大崎コンピュータエンヂニアリング(本社:東京都品川区、代表取締役社長 武田 健三)のバックアップシステム再構築プロジェクトにおいて、ネットワールドが提供するVeeam Software社のバックアップツール「Veeam Backup & Replication」(以下 Veeam)が採用され、本格稼働開始したことを発表します。
大崎コンピュータエンヂニアリングは、全社仮想化基盤向けのバックアップに使用していた「VMware vSphere Data Protection」(以下 VDP)の提供が終了することから、バックアップシステム再構築プロジェクトに着手。長年使用している圧縮・重複排除バックアップストレージ「Dell EMC PowerProtect DD」(以下PowerProtect DD)との連携が可能であることなどから、Veeamの導入を決定しました。PowerProtect DDの圧縮・重複排除機能により、保存データは実データの約1/6程度に容量が削減されています。
仮想化基盤上では、約50台のサーバーと約80台分の仮想デスクトップが稼働しているため、バックアップ / プロキシサーバーを別々の環境に分離し、プロキシサーバーを2台用意して負荷分散を図ることで安定性を確保しています。
また、基幹業務システムやワークフローシステムが収容されている物理サーバーのバックアップも、新しいVeeamへ移行しました。仮想 / 物理 / ファイルサーバーのバックアップをすべて統合し、使いやすい同一のインターフェースで操作可能になり、その利便性が高く評価されています。
Veeamの機能説明、操作の習得には、ネットワールドが提供するハンズオンセミナーなどが活用されており、今後、顧客企業への提案に際しても、ネットワールドによる支援が期待されています。
◆ 導入の背景と選定のポイント
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大崎コンピュータエンヂニアリングは、これまで全社仮想化基盤向けのバックアップにVDPを使用してきましたが、同ツールの提供が終了することから、バックアップシステム再構築プロジェクトに着手しました。
VDPの後継製品の選定にあたっては、仮想化基盤との親和性が高いバックアップツールであること、同社が長年にわたり使用している圧縮・重複排除バックアップストレージPowerProtect DDとの連携が可能であることが要件となりました。
また、同社のソリューション提供部隊では、既にVeeamを取り扱った実績があり、エンジニアからの評判が高く、OracleやMicrosoft SQL Server、Active Directoryなどとの連携が可能であるなど、機能面の充実度が高いこともポイントとなりました。
◆ 導入システムの構成と導入成果
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Veeamは、バックアップサーバーとプロキシサーバーを1台のサーバーで構成することも可能ですが、今回の仮想化基盤上では、約50台のサーバーと約80台分の仮想デスクトップが稼働しているため、バックアップ/プロキシサーバーを別々の環境に分離。さらに、プロキシサーバーを2台用意して負荷分散を図ることで、安定的な処理が可能となりました。
仮想化基盤の規模は年々拡大しており、以前は運用側のバックアップ対応が追い付かない状態でしたが、Veeamを導入したことで、ほぼ全ての仮想マシンを保護できるようになりました。PowerProtect DDの圧縮・重複排除機能により、保存データは、実データの約1/6程度に容量が削減されており、日次で永久増分バックアップを行っても、容量に余裕があります。
また、Veeamは一部の重複排除処理をバックアップサーバー側で行う「DD Boost」機能にも対応しているため、大量データの転送を短時間で終えることが可能です。
Veeamのバックアップは、従来のVDPと比較して、同じ作業をよりスピーディに行うことが可能です。たとえば、バックアップデータから特定のファイルをリストアする場合も、Veeamはエクスプローラーライクな画面で簡単に作業できます。メニュー構成も分かりやすく整理されており、直感的に使えることが高く評価されています。
また、ファイル単位のリストアだけでなく、バックアップデータから直接仮想マシンを起動する「インスタントVMリカバリ」機能についても有効性が確認されています。
さらに、新しいVeeamは、仮想化基盤以外のバックアップにも活用されており、従来苦労していたNASのバックアップは、Veeamの最新版v10の「NASバックアップ」機能により対応しています。また、基幹業務システムやワークフローシステムが収容されている物理サーバーのバックアップも、今回を機にVeeamへ移行しました。これにより、仮想 / 物理 / ファイルサーバーの別を問わず、すべてのバックアップを統合し、仮想化基盤と同じインターフェースで、簡単にバックアップ可能になり、その利便性が高く評価されています。物理サーバーではOracle DBが稼働しているので、今後はVeeamのアプリケーション連携機能も役立つことと期待されています。
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ヴィーム・ソフトウェア株式会社からのエンドースメント
ヴィーム・ソフトウェア株式会社 執行役員社長 古舘 正清 氏
「この度、大崎コンピュータエンヂニアリングが、全社統合バックアップにVeeamを採用、本格稼働開始との発表を大変光栄に思います。また長年にわたり連携してきたネットワールドとの新しいバックアップ実績にも感謝申し上げます。Veeamを活用した大崎コンピュータエンヂニアリングの全社統合バックアップが、さらなるデジタルトランスフォーメーションとクラウド・データ・マネジメント推進の一助となればと願っています。(敬称略)」
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◆ 株式会社大崎コンピュータエンヂニアリングについて
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https://www.oce.co.jp/
所在地:東京都品川区大崎1-11-2
事業内容:行政情報システム/企業・団体向け情報システム/情報通信システムの設計・開発・運用・保守
アウトソーシング(システム運用管理・保守)、データセンター運営、コンピューター・ネットワーク・情報通信機器の販売・保守、情報通信・電機設備・計測制御システムの設計施工、通信キャリア回線のリセール。
______________________
■ 株式会社ネットワールドについて
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
https://www.networld.co.jp/
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャーのソリューション ディストリビューターとして、クラウド コンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバー、ストレージやネットワーク、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャーのあるべき姿をリードしています。
Dell EMC PowerProtect DDの圧縮・重複排除機能と連携し
保存データは実データの約1/6に容量削減
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ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、株式会社大崎コンピュータエンヂニアリング(本社:東京都品川区、代表取締役社長 武田 健三)のバックアップシステム再構築プロジェクトにおいて、ネットワールドが提供するVeeam Software社のバックアップツール「Veeam Backup & Replication」(以下 Veeam)が採用され、本格稼働開始したことを発表します。
大崎コンピュータエンヂニアリングは、全社仮想化基盤向けのバックアップに使用していた「VMware vSphere Data Protection」(以下 VDP)の提供が終了することから、バックアップシステム再構築プロジェクトに着手。長年使用している圧縮・重複排除バックアップストレージ「Dell EMC PowerProtect DD」(以下PowerProtect DD)との連携が可能であることなどから、Veeamの導入を決定しました。PowerProtect DDの圧縮・重複排除機能により、保存データは実データの約1/6程度に容量が削減されています。
仮想化基盤上では、約50台のサーバーと約80台分の仮想デスクトップが稼働しているため、バックアップ / プロキシサーバーを別々の環境に分離し、プロキシサーバーを2台用意して負荷分散を図ることで安定性を確保しています。
また、基幹業務システムやワークフローシステムが収容されている物理サーバーのバックアップも、新しいVeeamへ移行しました。仮想 / 物理 / ファイルサーバーのバックアップをすべて統合し、使いやすい同一のインターフェースで操作可能になり、その利便性が高く評価されています。
Veeamの機能説明、操作の習得には、ネットワールドが提供するハンズオンセミナーなどが活用されており、今後、顧客企業への提案に際しても、ネットワールドによる支援が期待されています。
◆ 導入の背景と選定のポイント
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大崎コンピュータエンヂニアリングは、これまで全社仮想化基盤向けのバックアップにVDPを使用してきましたが、同ツールの提供が終了することから、バックアップシステム再構築プロジェクトに着手しました。
VDPの後継製品の選定にあたっては、仮想化基盤との親和性が高いバックアップツールであること、同社が長年にわたり使用している圧縮・重複排除バックアップストレージPowerProtect DDとの連携が可能であることが要件となりました。
また、同社のソリューション提供部隊では、既にVeeamを取り扱った実績があり、エンジニアからの評判が高く、OracleやMicrosoft SQL Server、Active Directoryなどとの連携が可能であるなど、機能面の充実度が高いこともポイントとなりました。
◆ 導入システムの構成と導入成果
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Veeamは、バックアップサーバーとプロキシサーバーを1台のサーバーで構成することも可能ですが、今回の仮想化基盤上では、約50台のサーバーと約80台分の仮想デスクトップが稼働しているため、バックアップ/プロキシサーバーを別々の環境に分離。さらに、プロキシサーバーを2台用意して負荷分散を図ることで、安定的な処理が可能となりました。
仮想化基盤の規模は年々拡大しており、以前は運用側のバックアップ対応が追い付かない状態でしたが、Veeamを導入したことで、ほぼ全ての仮想マシンを保護できるようになりました。PowerProtect DDの圧縮・重複排除機能により、保存データは、実データの約1/6程度に容量が削減されており、日次で永久増分バックアップを行っても、容量に余裕があります。
また、Veeamは一部の重複排除処理をバックアップサーバー側で行う「DD Boost」機能にも対応しているため、大量データの転送を短時間で終えることが可能です。
Veeamのバックアップは、従来のVDPと比較して、同じ作業をよりスピーディに行うことが可能です。たとえば、バックアップデータから特定のファイルをリストアする場合も、Veeamはエクスプローラーライクな画面で簡単に作業できます。メニュー構成も分かりやすく整理されており、直感的に使えることが高く評価されています。
また、ファイル単位のリストアだけでなく、バックアップデータから直接仮想マシンを起動する「インスタントVMリカバリ」機能についても有効性が確認されています。
さらに、新しいVeeamは、仮想化基盤以外のバックアップにも活用されており、従来苦労していたNASのバックアップは、Veeamの最新版v10の「NASバックアップ」機能により対応しています。また、基幹業務システムやワークフローシステムが収容されている物理サーバーのバックアップも、今回を機にVeeamへ移行しました。これにより、仮想 / 物理 / ファイルサーバーの別を問わず、すべてのバックアップを統合し、仮想化基盤と同じインターフェースで、簡単にバックアップ可能になり、その利便性が高く評価されています。物理サーバーではOracle DBが稼働しているので、今後はVeeamのアプリケーション連携機能も役立つことと期待されています。
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ヴィーム・ソフトウェア株式会社からのエンドースメント
ヴィーム・ソフトウェア株式会社 執行役員社長 古舘 正清 氏
「この度、大崎コンピュータエンヂニアリングが、全社統合バックアップにVeeamを採用、本格稼働開始との発表を大変光栄に思います。また長年にわたり連携してきたネットワールドとの新しいバックアップ実績にも感謝申し上げます。Veeamを活用した大崎コンピュータエンヂニアリングの全社統合バックアップが、さらなるデジタルトランスフォーメーションとクラウド・データ・マネジメント推進の一助となればと願っています。(敬称略)」
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◆ 株式会社大崎コンピュータエンヂニアリングについて
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https://www.oce.co.jp/
所在地:東京都品川区大崎1-11-2
事業内容:行政情報システム/企業・団体向け情報システム/情報通信システムの設計・開発・運用・保守
アウトソーシング(システム運用管理・保守)、データセンター運営、コンピューター・ネットワーク・情報通信機器の販売・保守、情報通信・電機設備・計測制御システムの設計施工、通信キャリア回線のリセール。
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■ 株式会社ネットワールドについて
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https://www.networld.co.jp/
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャーのソリューション ディストリビューターとして、クラウド コンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバー、ストレージやネットワーク、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャーのあるべき姿をリードしています。