Nature3Dは木質フィラメント「W418」を開発し、2019年9月30日  に発売を開始いたしました。

同製品は樹脂に木粉が52%添加された、新しいタイプの木質フィラメントです。ベース樹脂に改質PP(ポリプロピレン)を採用したことで3Dプリンタのノズル詰まりを克服し、木粉高充填でも高流動を実現しました。

木粉充填による収縮低減により造形時の反りが小さくなっているほか、低温でも流動するよう改質したため、木粉熱分解によるこげつき、ヤニ汚れ、アウトガスなどが発生しにくい特長があります。ホットエンド温度を下げ目にする必要がありますが、その他はPLAに近い条件で一般的な3Dプリンターでの造形が可能です。

積層痕が木彫り調になり、温かみのある手触りの造形品を作ることができます。木の香りがあるため、香り付きの造形品として利用も可能です。

W418は木粉を配合することで樹脂成分を48%削減したエコ素材です。これにより石油系プラスチックの使用を削減することができると同時に、未利用となっている森林資源の有効活用にもつなげることができます。

フィラメント径は1.75mm、対応ノズル径は0.4mm以上。プリント温度はホットエンドが130~160℃、ヒートベッドが常温~50℃です。スプールリフィル用の65m(質量:180g)で、価格は1780円(税込)です。


◆圧倒的木質感を出せて詰まりにくい木粉PPフィラメント W418
http://nature3d.net/filament/w418.html


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