2019/06/01 15:47
非営利団体
被災者支援団体のツナミクラフト(所在地:兵庫県西宮市)は、2004 年スマトラ島沖地震によるインド洋大津波のタイ南部の津波被災地(プーケット県、パンガー県、ラノーン県)の今を見るスタディツアーの参加を呼び掛けています。
ツナミクラフトは、2005 年よりタイ南部の津波被災地へ行きフェアトレードやスタディツアーなどを通じて、住民が主体となった復興支援や交流を続けてきました。2011 年より、その経験を東日本大震災被災地に生かす活動も行っています。
タイの津波被災地は、日本での津波被災地のイメージとは違ったものがあります。巨大な防潮堤を作らず財産である自然との共生をした復興。2 年で仮設住宅暮らしが終了。津波前に比べて人口が倍増した地域や、人口 300 人の村がホームステイを実施する事で GDP を 5%伸ばすなど見事な復興をしています。災害支援でこの地域にやって来た NGO が 15年経過しても現地の地域の問題解決に取り組んでいるなどです。現地を見る事で復興の考え方の違いが体感できます。
今回、参加者を募るスタディツアーは、2019 年 8 月の上旬と 8 月末から 9 月初旬までの 2 つのツアーがあります。
2 つのツアーは、それぞれ「教育」「手仕事」というテーマを設けています。
8 月の上旬のツアーは、「教育」をテーマにしていて、災害からの復興を通して始まったユニークな教育が行われている所を訪問します。それは、ダイバシティ、グローバルという、これからの時代を生きて行くためのキーワードのもと教育が行わ
れています。例えば、オーストラリアやイギリスなどに留学のチャンスがある児童養護施設、津波避難タワーにある幼稚園、オーガニック食材の販売で運営する私設の児童養護施設などです。また、この地域はイスラム教徒も住む地域で、いろんな宗教の人が共存しているのが地域の誇りです。
催行時期は中高生や教職員が参加しやすい時期に設定しています。タイ南部の子どもたちは、どのような教育を受けているのか、現地で実際に見てほしいと思います。
8 月末から 9 月初旬までのツアーは、「手仕事」をテーマに、手仕事を通じて被災者の暮らしを体験するとともに、地域の問題に対する長期的な支援活動と住民主体の地域開発を学びます。参加者が体験する手仕事には、その地域の暮らしを体験するものと、被災者の心のケアや収入作りのためにもたらされたものがあります。NGO が主催するスタディツアーでは、支援を呼び掛ける目的から支援者の立場で行われる事が多いのですが。当ツアーでは、支援を受ける側がどのような支援を受けたのかを体験してもらう事で、住民視点で支援活動や復興を考えます。
なお、このスタディツアーは龍谷大学の海外体験学習プログラムに採用されています。
ツナミクラフトが参加を呼び掛けるスタディツアーは、住民が主体となり地域の誇りを大切にした「コミュニティ・ベースド・
ツーリズム」を取り入れています。また、スタディツアー参加費用の一部は、現地NGO などを通じて地域の問題解決に使わ
れます。料理が美味しいと評判なのは、地域の誇りを大切にしているからです。
まだこれから募集なのですが、8 月 9 月のスタディツアーの他に 2020 年 2 月に東日本大震災被災当事者とスマトラ島沖地震のタイの大津波被災当事者たちが交流する、東北発の被災地間交流のスタディツアーも計画しています。
これは 2019 年 11 月にタイ国際航空が仙台-バンコク便が復活と三陸道の整備により、岩手県沿岸部の東日本大震災被災地域から利用しやすくなったからです。岩手県沿岸部の方が関西空港や成田空港を利用した場合。利用空港まで行く時間と旅費が、日本からバンコクに行く費用や時間よりかかってしまったのですが。仙台空港の利用で、その問題は解決します。現在、ツナミクラフトとともにタイの津波復興の経験をもとに立ち上げた「三陸さをり織りプロジェクト」(岩手県宮古市)と内容を調整中です。
【ツアーの概要】 詳細はスタディツアー特設ページをご覧ください。
■A コース 8 月 2 日~8 月 9 日 6 泊 8 日 テーマ「教育」 ホームステイ 1 泊 リゾートホテル体験 バンコク訪問など 「持続可能な復興とグローバル社会で生きる力を考える旅 」 旅行代金 22.5 万円(各種割引で 19.5 万円から) ※旅行代金に含まれないもの。関空使用料
3,040 円、国際観光旅客税 1000 円、タイ空港税約 3,180 円、燃油サーチャージ 6,800円( 2019 年 5月現在)、 バ ンコクでの交通費。
■B コース 8 月 30 日~9 月 7 日 7 泊 9 日
テーマ「手仕事」 ホームステイ 2 泊 作品作りで交流 マングローブ探検など
「作品作りを通して災害支援を考える旅 」
旅行代金23 万円(各種割引で20万円から) ※旅行代金に含まれないもの。関空使用料 3,040 円、 国際観光旅客税 1000 円、タイ空港税約 2,830 円、燃油サーチャージ 6,800円(2019 年 5月現在)
各コース共通の訪問先とアクティビティ 児童養護施設交流 フェアトレード生産者訪問 村の生活体験 津波遺構訪問 など
■スタディツアーの申し込み先 (株)マイチケット・岩井宛 住所:〒660-0084 尼崎市武庫川町 4 丁目 27-1 TEL: FAX: E-Mail : 担当:岩井 営業時間:平日 10:00~18:30、土曜日 10:00~15:00 日祝は休業 株式会社マイチケットエアーワールド㈱代理店 日本旅行業協会(JATA)協力会員/兵庫県知事登録旅行代理 店業第 142 号 総合旅行業取扱管理者:山田和生
※旅行業法により、スタディツアーの呼びかけ人と申し込み先が違っています。
【このリリースの問い合わせ先】
ツナミクラフト 担当:東山高志 携帯電話 メール
〒663-8154 兵庫県西宮市浜甲子園 3-1-3 TEL/FAX
http://tsunamicraft.asia
■第 20 回 NGO スタディツアー合同説明会■ ツナミクラフトも参加します。
【日時/会場】日時:2019 年 6 月 15 日(土)13:30~17:00
会場:龍谷大学 大阪梅田キャンパス 〒530-0001 大阪市北区梅田 2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14 階
地図: http://www.ryukoku.ac.jp/osaka_office/access/
ツナミクラフトは、2005 年よりタイ南部の津波被災地へ行きフェアトレードやスタディツアーなどを通じて、住民が主体となった復興支援や交流を続けてきました。2011 年より、その経験を東日本大震災被災地に生かす活動も行っています。
タイの津波被災地は、日本での津波被災地のイメージとは違ったものがあります。巨大な防潮堤を作らず財産である自然との共生をした復興。2 年で仮設住宅暮らしが終了。津波前に比べて人口が倍増した地域や、人口 300 人の村がホームステイを実施する事で GDP を 5%伸ばすなど見事な復興をしています。災害支援でこの地域にやって来た NGO が 15年経過しても現地の地域の問題解決に取り組んでいるなどです。現地を見る事で復興の考え方の違いが体感できます。
今回、参加者を募るスタディツアーは、2019 年 8 月の上旬と 8 月末から 9 月初旬までの 2 つのツアーがあります。
2 つのツアーは、それぞれ「教育」「手仕事」というテーマを設けています。
8 月の上旬のツアーは、「教育」をテーマにしていて、災害からの復興を通して始まったユニークな教育が行われている所を訪問します。それは、ダイバシティ、グローバルという、これからの時代を生きて行くためのキーワードのもと教育が行わ
れています。例えば、オーストラリアやイギリスなどに留学のチャンスがある児童養護施設、津波避難タワーにある幼稚園、オーガニック食材の販売で運営する私設の児童養護施設などです。また、この地域はイスラム教徒も住む地域で、いろんな宗教の人が共存しているのが地域の誇りです。
催行時期は中高生や教職員が参加しやすい時期に設定しています。タイ南部の子どもたちは、どのような教育を受けているのか、現地で実際に見てほしいと思います。
8 月末から 9 月初旬までのツアーは、「手仕事」をテーマに、手仕事を通じて被災者の暮らしを体験するとともに、地域の問題に対する長期的な支援活動と住民主体の地域開発を学びます。参加者が体験する手仕事には、その地域の暮らしを体験するものと、被災者の心のケアや収入作りのためにもたらされたものがあります。NGO が主催するスタディツアーでは、支援を呼び掛ける目的から支援者の立場で行われる事が多いのですが。当ツアーでは、支援を受ける側がどのような支援を受けたのかを体験してもらう事で、住民視点で支援活動や復興を考えます。
なお、このスタディツアーは龍谷大学の海外体験学習プログラムに採用されています。
ツナミクラフトが参加を呼び掛けるスタディツアーは、住民が主体となり地域の誇りを大切にした「コミュニティ・ベースド・
ツーリズム」を取り入れています。また、スタディツアー参加費用の一部は、現地NGO などを通じて地域の問題解決に使わ
れます。料理が美味しいと評判なのは、地域の誇りを大切にしているからです。
まだこれから募集なのですが、8 月 9 月のスタディツアーの他に 2020 年 2 月に東日本大震災被災当事者とスマトラ島沖地震のタイの大津波被災当事者たちが交流する、東北発の被災地間交流のスタディツアーも計画しています。
これは 2019 年 11 月にタイ国際航空が仙台-バンコク便が復活と三陸道の整備により、岩手県沿岸部の東日本大震災被災地域から利用しやすくなったからです。岩手県沿岸部の方が関西空港や成田空港を利用した場合。利用空港まで行く時間と旅費が、日本からバンコクに行く費用や時間よりかかってしまったのですが。仙台空港の利用で、その問題は解決します。現在、ツナミクラフトとともにタイの津波復興の経験をもとに立ち上げた「三陸さをり織りプロジェクト」(岩手県宮古市)と内容を調整中です。
【ツアーの概要】 詳細はスタディツアー特設ページをご覧ください。
■A コース 8 月 2 日~8 月 9 日 6 泊 8 日 テーマ「教育」 ホームステイ 1 泊 リゾートホテル体験 バンコク訪問など 「持続可能な復興とグローバル社会で生きる力を考える旅 」 旅行代金 22.5 万円(各種割引で 19.5 万円から) ※旅行代金に含まれないもの。関空使用料
3,040 円、国際観光旅客税 1000 円、タイ空港税約 3,180 円、燃油サーチャージ 6,800円( 2019 年 5月現在)、 バ ンコクでの交通費。
■B コース 8 月 30 日~9 月 7 日 7 泊 9 日
テーマ「手仕事」 ホームステイ 2 泊 作品作りで交流 マングローブ探検など
「作品作りを通して災害支援を考える旅 」
旅行代金23 万円(各種割引で20万円から) ※旅行代金に含まれないもの。関空使用料 3,040 円、 国際観光旅客税 1000 円、タイ空港税約 2,830 円、燃油サーチャージ 6,800円(2019 年 5月現在)
各コース共通の訪問先とアクティビティ 児童養護施設交流 フェアトレード生産者訪問 村の生活体験 津波遺構訪問 など
■スタディツアーの申し込み先 (株)マイチケット・岩井宛 住所:〒660-0084 尼崎市武庫川町 4 丁目 27-1 TEL: FAX: E-Mail : 担当:岩井 営業時間:平日 10:00~18:30、土曜日 10:00~15:00 日祝は休業 株式会社マイチケットエアーワールド㈱代理店 日本旅行業協会(JATA)協力会員/兵庫県知事登録旅行代理 店業第 142 号 総合旅行業取扱管理者:山田和生
※旅行業法により、スタディツアーの呼びかけ人と申し込み先が違っています。
【このリリースの問い合わせ先】
ツナミクラフト 担当:東山高志 携帯電話 メール
〒663-8154 兵庫県西宮市浜甲子園 3-1-3 TEL/FAX
http://tsunamicraft.asia
■第 20 回 NGO スタディツアー合同説明会■ ツナミクラフトも参加します。
【日時/会場】日時:2019 年 6 月 15 日(土)13:30~17:00
会場:龍谷大学 大阪梅田キャンパス 〒530-0001 大阪市北区梅田 2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14 階
地図: http://www.ryukoku.ac.jp/osaka_office/access/