2018年8月2日(木)  

報道関係各位


2018年8月  ケンブリッジ − 被害額が数億円にも昇る仮想通貨トレーディングプラットフォームへのハッキング攻撃が報告される最中で、ブロックチェーン・ボード・オブ・デリバティブズ《以下BBOD》は、仮想通貨取引でもっとも根本的な問題であるセキュリティに対する1つの解決策を持って設立します。

今年1月に東京を拠点する仮想通貨取引所コインチェックで、約580億円に価する仮想通貨がハッカーによって盗まれた事件以降、仮想通貨業界ではセキュリティへの懸念は高まるばかりです。ここである1つの疑問が生まれます −“トレーダーの仮想通貨資金は、誰が管理しているのか?” 多くの仮想通貨取引所は中央集権型のウォレットシステムを利用しています。このシステムではトレーダーは自身の資金管理ができず、結果としてセキュリティ上の脅威にさらされています。一方BBODでは、分散型のウォレットシステムを利用します。

分散型のウォレットシステムでは、トレーダーが特別に取引のために指定した個人の仮想通貨ウォレットを作ることができます。このおかげで、トレーダーは取引全体を通して自身の資金を管理することができ、トレーディングにおけるセキュリティを著しく高めます。また同時にトレーディングプラットフォームは、日々の取引決済を行うための限定的な権限を有します。

「入金と出金における限界額と共にそれぞれのルールをコード化することで、我々は取引所がハッカーによる侵害を受けないようにしています。」と、チーフテクノロジーオフィサーであるクリス・ウルバノヴィチは語ります。そして「トラストポイントは1つもありません。コントラクトの作成者や取引所側にもありません。ハートビートメカニズムのおかげで、顧客は取引所が業務を停止する場合に、自身の資金を回収するオプションがあります。」と説明します。

トレーディングプラットフォームの管理はイーサリアイムのブロックチェーン上にあるスマートコントラクトのシステムによって行われます。また、スマートコントラクトは資本の流れに対処し、取引における勝者の利益を保護し、トランザクションの手数料を送金します。これは顧客の資金への過剰なアクセスを防ぎ、内部による窃盗も含めてすべての窃盗の機会を取り除きます。まさにブロックチェーンのように、スマートコントラクトのシステムはトラストレス(信用不要)です。これは、トレーダーが自身のお金を安全に保管にするために、トレーディングプラットフォームを信用しなくてもいいことを意味します。

トレーダーに高いセキュリティを提供する以外に、BBODのトレーディングプラットフォームはハイブリッド型モデルです。分散型のウォレットシステムと、25ミリ秒以下のレイテンシーで毎秒125万以上のメッセージを処理するインダストリアル・グレードの基盤とを合体させています。このようにして、BBODは仮想通貨トレーダーに安全性と安定したトランザクション、そして高速度でのイーサリアイムによる決済を提供します。


■本件に関するお問い合わせ先

森谷あ貴
日本担当(マーケティング・通訳)


ピーター・アレンダルスキ
チーフエコノミスト


BBODウェブサイト: https://bbod.io/

ツイッター(日本語対応):https://twitter.com/BBOD_Japan
テレグラム(日本語対応):https://t.me/BBODjapanese
ブログ(日本語対応):https://ameblo.jp/bbod/


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