2011/06/06 16:29
情報・通信
ハイエンド・リアルタイム・ネットワーク監視ソリューションを開発・提供するニクサン株式会社(本社:東京都中央区、カントリーマネージャ 伊藤 一彦)は、ネットワークセキュリティ・フォレンジック用アプライアンス「NetDetector Alpine(ネットディテクター・アルパイン)」の最新バージョンを販売開始します。
最新バージョンは、サービス指向性アーキテクチャ(SOA)や超高速マルチコアプロセッサの採用、およびマルチスレッドOS 「NIKOS」の搭載により処理パフォーマンスを大幅に向上させており、10Gイーサネットでも全パケットをリアルタイムに取りこぼしなくフルワイヤースピードで取得して記録し、可視化します。さらに、10Gネットワークの双方向通信(20Gbps)にもフルワイヤースピードで対応可能です。
また、取得したパケットデータを保存するストレージ容量を全シリーズで約2倍に増強し、最上位モデルでは、最大180TBまで拡張可能となりました。
国家システムや企業の基幹システムなど、重要な社会インフラの多くがIPネットワーク技術を利用している昨今、ネットワークへのサイバー攻撃のリスクが顕在化しており、その攻撃方法やシナリオは非常に巧妙化しています。サービスやビジネスの安全性と継続性を確保するためには、ファイアウォールなどのシステムの脆弱性を排除する対策だけでなく、万一サイバー攻撃を受けた際に、迅速に検知して被害箇所を特定し、攻撃の詳細を把握できる体制を整えることが重要な課題であり、被害を最小限にとどめるための初動対策、さらには、迅速かつ適切な情報開示により説明責任を果たすためにも不可欠です。
ニクサンの「NetDetector Alpine」は、ネットワーク上のすべてのトラフィックを数ヶ月~年単位といった長期にわたり継続的に常時監視し、外部からの攻撃や攻撃につながる兆候はないか、内部からの不正な情報流出がないかなど調査を行うことができます。
一般的なIDS(Intrusion Detection System:侵入検知システム)とファイアウォールの構成では、インシデント発生を確認することはできても、どのような手法を用いた攻撃があったのかなどの詳細を把握、また未知の攻撃に対する調査が困難です。これに対して、「NetDetector Alpine」は、ネットワークへの攻撃や異常(DoS、Scan、spoofingなど)をリアルタイムに検知するだけでなく、過去に取得したデータに対して攻撃の有無を確認することができ、またパケットデータからWeb、メール、telnet、FTPなどのアプリケーションを再現する機能により、不正侵入が成功したのか否か、被害状況、ネットワーク上のどの脆弱点をつかれ侵入されたかなどを把握できるので、不正侵入に対する的確な対策を行うことができます。
さらに、社内からのネットワーク不正使用の確認や、機密情報漏洩に対する抑止にも活用することができます。
現在、企業や公共機関、大学などのネットワーク基盤は1Gイーサネットから10Gイーサネットへ移行されつつあります。今回発売する「NetDetector Alpine」の最新バージョンは、10Gイーサネットでもパケットの取りこぼしなく安定してネットワークを監視・分析することが可能となりました。さらに、1台で10G XFPを2ポート搭載可能なため、最大20Gbpsまで対応可能です。
また、「NetDetector Alpine」の内蔵ストレージ能力は最小2TBエントリーモデル「NetDetector Alpine 3610シリーズ」から、20TBの上位モデル「NetDetector Alpine 8610Pシリーズ」まで、利用環境によってカスタマイズ可能で、最上位モデル「NetDetector Alpine 8600X-Pシリーズ」では、外部ストレージを組み合わせて最大180TBまで拡張可能となり、証跡として長期間の保存が可能です。
ニクサンのネットワーク監視アプライアンスは、アプライアンス本体に、それぞれの機能を提供するソフトウェアをプリインストールして提供され、ネットワークセキュリティ・フォレンジック用「NetDetector Alpine」の他に、ネットワークパフォーマンス管理、通信パケット分析、トラブルシューティングなどを行うネットワーク性能監視・管理用「NetVCR Alpine」があります。「NetVCR Alpine」も、同様に、10Gイーサネットの高速ネットワークのパケットキャプチャに対応し、最大180テラバイトまでストレージを拡張可能となりました。
「NetVCR Alpine」および「NetDetector Alpine」の最新シリーズは、パートナーである住商情報システム株式会社(本社:東京都中央区)を通して販売します。
また、ニクサンは、今後、日本市場における新しい販売チャネルを拡充する計画で、金融業界(銀行、証券、クレジット、保険)、通信業界、官公庁などに向けて、全世界の10%の売上シェアを目指します。
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■ 新製品の仕様など
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「NetVCR Alpine」と「NetDetector Alpine」は、アプライアンス本体に、それぞれの機能を提供するソフトウェアをプリインストールして提供されます。価格はすべてオープンプライスです。
◆ アプライアンス本体の新シリーズの特長
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(1) 10Gイーサネットのフルワイヤスピードキャプチャが可能
(2) 10G x 2ポート構成で、最大20Gbpsのフルワイヤスピードキャプチャが可能
(3) 10G Base-SR (MMF:マルチモードファイバ) / 10G Base-LR (SMF:シングルモードファイバ)に対応
(4) 最大180TBのストレージ容量に対応
◆ 販売について
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販売・出荷開始:2011年6月7日
販売経路:住商情報システム株式会社より販売
販売価格:オープンプライス(参考価格:500万円~)
◆ ソフトウェア
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「NetVCR Alpine」:ネットワークパフォーマンス管理、通信パケット分析、トラブルシューティング
「NetDetector Alpine :ネットワークフォレンジック、不正侵入検知、攻撃監視、企業の内部統制
最新バージョンは、サービス指向性アーキテクチャ(SOA)や超高速マルチコアプロセッサの採用、およびマルチスレッドOS 「NIKOS」の搭載により処理パフォーマンスを大幅に向上させており、10Gイーサネットでも全パケットをリアルタイムに取りこぼしなくフルワイヤースピードで取得して記録し、可視化します。さらに、10Gネットワークの双方向通信(20Gbps)にもフルワイヤースピードで対応可能です。
また、取得したパケットデータを保存するストレージ容量を全シリーズで約2倍に増強し、最上位モデルでは、最大180TBまで拡張可能となりました。
国家システムや企業の基幹システムなど、重要な社会インフラの多くがIPネットワーク技術を利用している昨今、ネットワークへのサイバー攻撃のリスクが顕在化しており、その攻撃方法やシナリオは非常に巧妙化しています。サービスやビジネスの安全性と継続性を確保するためには、ファイアウォールなどのシステムの脆弱性を排除する対策だけでなく、万一サイバー攻撃を受けた際に、迅速に検知して被害箇所を特定し、攻撃の詳細を把握できる体制を整えることが重要な課題であり、被害を最小限にとどめるための初動対策、さらには、迅速かつ適切な情報開示により説明責任を果たすためにも不可欠です。
ニクサンの「NetDetector Alpine」は、ネットワーク上のすべてのトラフィックを数ヶ月~年単位といった長期にわたり継続的に常時監視し、外部からの攻撃や攻撃につながる兆候はないか、内部からの不正な情報流出がないかなど調査を行うことができます。
一般的なIDS(Intrusion Detection System:侵入検知システム)とファイアウォールの構成では、インシデント発生を確認することはできても、どのような手法を用いた攻撃があったのかなどの詳細を把握、また未知の攻撃に対する調査が困難です。これに対して、「NetDetector Alpine」は、ネットワークへの攻撃や異常(DoS、Scan、spoofingなど)をリアルタイムに検知するだけでなく、過去に取得したデータに対して攻撃の有無を確認することができ、またパケットデータからWeb、メール、telnet、FTPなどのアプリケーションを再現する機能により、不正侵入が成功したのか否か、被害状況、ネットワーク上のどの脆弱点をつかれ侵入されたかなどを把握できるので、不正侵入に対する的確な対策を行うことができます。
さらに、社内からのネットワーク不正使用の確認や、機密情報漏洩に対する抑止にも活用することができます。
現在、企業や公共機関、大学などのネットワーク基盤は1Gイーサネットから10Gイーサネットへ移行されつつあります。今回発売する「NetDetector Alpine」の最新バージョンは、10Gイーサネットでもパケットの取りこぼしなく安定してネットワークを監視・分析することが可能となりました。さらに、1台で10G XFPを2ポート搭載可能なため、最大20Gbpsまで対応可能です。
また、「NetDetector Alpine」の内蔵ストレージ能力は最小2TBエントリーモデル「NetDetector Alpine 3610シリーズ」から、20TBの上位モデル「NetDetector Alpine 8610Pシリーズ」まで、利用環境によってカスタマイズ可能で、最上位モデル「NetDetector Alpine 8600X-Pシリーズ」では、外部ストレージを組み合わせて最大180TBまで拡張可能となり、証跡として長期間の保存が可能です。
ニクサンのネットワーク監視アプライアンスは、アプライアンス本体に、それぞれの機能を提供するソフトウェアをプリインストールして提供され、ネットワークセキュリティ・フォレンジック用「NetDetector Alpine」の他に、ネットワークパフォーマンス管理、通信パケット分析、トラブルシューティングなどを行うネットワーク性能監視・管理用「NetVCR Alpine」があります。「NetVCR Alpine」も、同様に、10Gイーサネットの高速ネットワークのパケットキャプチャに対応し、最大180テラバイトまでストレージを拡張可能となりました。
「NetVCR Alpine」および「NetDetector Alpine」の最新シリーズは、パートナーである住商情報システム株式会社(本社:東京都中央区)を通して販売します。
また、ニクサンは、今後、日本市場における新しい販売チャネルを拡充する計画で、金融業界(銀行、証券、クレジット、保険)、通信業界、官公庁などに向けて、全世界の10%の売上シェアを目指します。
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■ 新製品の仕様など
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「NetVCR Alpine」と「NetDetector Alpine」は、アプライアンス本体に、それぞれの機能を提供するソフトウェアをプリインストールして提供されます。価格はすべてオープンプライスです。
◆ アプライアンス本体の新シリーズの特長
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(1) 10Gイーサネットのフルワイヤスピードキャプチャが可能
(2) 10G x 2ポート構成で、最大20Gbpsのフルワイヤスピードキャプチャが可能
(3) 10G Base-SR (MMF:マルチモードファイバ) / 10G Base-LR (SMF:シングルモードファイバ)に対応
(4) 最大180TBのストレージ容量に対応
◆ 販売について
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販売・出荷開始:2011年6月7日
販売経路:住商情報システム株式会社より販売
販売価格:オープンプライス(参考価格:500万円~)
◆ ソフトウェア
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「NetVCR Alpine」:ネットワークパフォーマンス管理、通信パケット分析、トラブルシューティング
「NetDetector Alpine :ネットワークフォレンジック、不正侵入検知、攻撃監視、企業の内部統制