合同会社インド総合研究所
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タゴール生誕150周年記念特別番組
「タゴール 詩の朗読『朝の鐘』」スタート

合同会社インド総合研究所(代表:西田夏代、以下インド総研)はこのたび、今年生誕150年となるインドの詩聖、ラビンドラナート・タゴールを記念して、当社が運営するインターネット・ラジオ局、「ラジオ・ニュームンバイ」にて、タゴールの詩を朗読する特別番組「タゴール 詩の朗読『朝の鐘』」(以下「朝の鐘」)を、詩人の生誕日である5月7日(土)  よりスタートさせました。

タゴールは1861年、当時の英領インド東部カルカッタカルカッタに生まれ、1913年にアジア人として初めてノーベル文学賞を受賞した詩人であり芸術家です。生涯のうちに5回日本を訪れており、岡倉天心との交流はよく知られています。

当番組は、日本を愛したタゴールの詩に、大震災という大きな困難に直面する現代の日本人の心を励ますものがあるのではないかと考え、周年記念にあわせて企画しました。番組名の「朝の鐘」は、現在のインド西ベンガル州にある小村シャンティニケタンにタゴールが創設した学校(現在は国立大学、通称タゴール国際大学)で、毎週水曜日の朝6時20分から始まるという礼拝の際に鳴らされる鐘から取りました。この鐘の音は詩の朗読の背景音に使わせていただき、番組の開始時間も、鐘が鳴るという時間に合わせました。

「ラジオ・ニュームンバイ」では今年、この「朝の鐘」を軸に、タゴールの世界を紹介する活動を「タゴール生誕150年記念プロジェクト」として行っていく予定です。また、当番組はタゴール生誕150年を記念するために今年立ち上げられた「タゴール生誕150年記念会」の記念行事の一つに挙げられています。

■特別番組「タゴール 詩の朗読・朝の鐘」概要
1. 番組名 「タゴール 詩の朗読『朝の鐘』」
2. 放送日時 2011年5月7日  ~2012年4月28日  までの毎週土曜日。
タゴールの生誕日である5月7日(土)  ~13日(金)は連日放送。
3. 放送時間 朝6時20分から約5分。
4. 聴取方法 「ラジオ・ニュームンバイ」(http://radio-new-mumbai.com/)より番組ページ「タゴール 詩の朗読『朝の鐘』」にパソコン、iPhoneなどでアクセス。
5. 司会 大場多美子(タゴール生誕150年記念会事務局長)
6. 朗読 大場多美子、ほか
7. BGM タゴール国際大学の鐘の音(ジャーナリストの竹内幸史氏が許可を得て録音)
8. 制作 ラジオ・ニュームンバイ 「タゴール生誕150周年記念プロジェクトチーム」

■タゴールについて
タゴールはベンガルの生んだ偉大な詩人で、アジア人初のノーベル文学賞受賞者でもあります。タゴールは1861年5月7日  、当時の英領インド東部カルカッタに生まれました。早くから詩作を始め、ベンガル語および英語で数多くの詩を残し、洋の東西を問わず多くの作家や詩人らにも影響を与えました。代表的な詩集には、ノーベル文学賞を受賞することとなった「ギタンジャリ」などがあります。詩のみならず、小説、戯曲などの著作から作曲や絵画まで幅広く作品を残しています。インド独立運動の時代にタゴールが作詞作曲した「ジャナ・ガナ・マナ」は、インドの国歌に、「アマル・ショーナル・バングラ(我が黄金のベンガル)」は、バングラデシュの国歌に採用されています。才能豊かなタゴールは、学校嫌いで何度も落第しましたが、後にベンガルのシャンティニケタンという村で、男女共学、屋外の木の下で授業をするというユニークな学校を創りました。ちなみに、ノーベル経済学賞受賞者のアマルティア・セン博士や、映画監督の故サタジット・レイ、故インディラ・ガンディー元首相らもこの学校で学んでいます。

■タゴール生誕150年記念会について
タゴール生誕150年記念会は、タゴールが愛した日本でもタゴールの生誕150年を記念し、その芸術と思想への理解をさらに深めようという有志により、タゴールの発し続けた「自然との共生」、「東西の融合」、「平和」のメッセージを次の世代に伝えていくという目的を掲げ、寛方・タゴール会事務局の河合力氏を代表に、タゴールの著作を数多く翻訳した麗澤大学の我妻和男名誉教授を名誉顧問に迎え結成されました。今年から来年にかけて数々の行事を予定しています。
事務局長 大場多美子
事務局 〒107-0051 東京都港区元赤坂1-1-7-1103
電話 メール
URL http://www.jaip.org/tagore150japan/ ブログ http://d.hatena.ne.jp/tagore150japan/

■ラジオ・ニュームンバイ ( http://radio-new-mumbai.com/)
「忙しい現代人に厳選したインド情報を耳から」をコンセプトに、インドに関する政治、社会、経済といった報道系から文化・娯楽にわたる幅広いコンテンツを音声でお届けするラジオ事業です。通勤電車や車の中、寝ながらでも楽しめる音声という手段を通して、日本ではまだまだ知られていないインドを、様々な視点から多くの皆様に気軽に知っていただきたいと考えています。
なお当事業は第1回JEENsビジネスプランコンテスト(注)でマーケティング支援賞を受賞しました。
<放送中の番組>
☆モーニング・ニュームンバイ! 平日毎日午前7時00分~7時5分(日本時間)
インドの市況や産業、社会、政治経済の最新ニュースをお届けします。
・Twitter: RNM_News
<これまでに放送した番組>
☆座、グレート・リーダーズ 『インド私録』
インド総研のお薦め書籍の朗読と著者とのトーク。シリーズ第1弾は元ボンベイ総領事武藤友治氏の『インド私録』全30回。武藤氏のインド解説が毎回お聴きいただけます。トークのこぼれ話や解説を掲載した週刊通信も発行しています。
(注) JEENsビジネスプランコンテスト:新しい事業を発掘し、将来有望な企業の成長促進を目的として、2009年7月  に設立されたベンチャー・中小企業の成長を支援するコンソーシアム(東京都中央区、名誉会長 澤田秀雄氏)、日本企業家協議会(JEENs)が、開催しているビジネスプランコンテスト。


■合同会社インド総合研究所について
インド総合研究所は、インドに関する情報サービス及び日印ビジネス支援サービスを提供します。
・事業内容 (1) インドに関する調査研究  (2) インドに関する情報の提供
(3) インドに関する研修・講演の実施 (4) インドでの事業展開に関する助言および支援
(5) 日印相互理解と経済・文化交流促進のための事業 (6) その他上記に関する一切の業務
・URL http://www.indosoken.com Twitter: indosoken


■本件に関するお問い合わせ
合同会社インド総合研究所 ラジオ・ニュームンバイ タゴール生誕150年記念プロジェクト係 (担当:加藤、西田)
電話: メール: rnm [at] radio-new-mumbai.com ※[at]を@に変えてお送りください。
以上

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