2017/12/13 12:14
情報・通信
設置スペースを半分以下に削減し、仮想サーバー作成時間を大幅短縮。VDIライセンスコストを削減し、ログイン時間は約1/5に
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ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、株式会社エイコー(大阪本社:大阪市中央区、代表取締役社長 山田 五十一)の全社仮想化基盤とVDI基盤の再構築プロジェクトにおいて、ネットワールドが提供するハイパーコンバージド・インフラ(HCI)の「Nutanix」と、アプリケーション仮想化ソリューション「Citrix XenApp(以下 XenApp)」が採用され、本番稼働を開始したことを発表します。
エイコーは、従来、主要業務システムをVMware vSphereで仮想化し、Citrix XenDesktopとiPadの導入により、業務を効率化してきました。両基盤を支えるサーバー / ストレージが更新時期を迎えたのを機に、今後のITインフラとして注目されるHCIに着目し、再構築プロジェクトに着手しました。
Nutanixは、設置スペースの大幅削減に加えて、新しい仮想サーバーを立ち上げる際にも、従来のような外部ストレージへのボリューム作成やOSインストール、仮想マシンの構築などが不要なため作業時間は1/4以下となり、また、専用管理ツールでサーバー / ストレージを一元管理できます。
今回のプロジェクトでは、最新インフラであるHCIはもとより、VMwareやCitrixに関する知見や経験が豊富なネットワールドの情報提供や技術支援が高く評価されました。
◆ 導入の背景
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ドキュメントソリューションに加え、ITソリューションやオフィスソリューション、ビジュアルソリューション、環境ソリューションなど幅広い領域で事業展開するエイコーは、会計システムやワークフローなどの主要な業務システムをVMware vSphereで仮想化し、Citrix XenDesktopとiPadを早くから導入して営業担当者やサービス担当者の業務効率化を進めてきましたが、両基盤を支えるサーバー / ストレージが更新時期を迎えたことをきっかけとして、今回のプロジェクトがスタートしました。
同社は、IT分野では仮想化 / ネットワーク技術を強みとしており、説得力ある提案が行えるよう、社内でも積極的に仮想化製品を導入し情報システム部門と外販部隊が密接に連携してノウハウや経験の蓄積を図っており、今回も、単純にハードを入れ替えるだけなく、新しい試みにもチャレンジするという視点で、システムを選定しました。
まず、従来の仮想化 / VDI基盤は、国内ベンダー製のブレードサーバーと外部ストレージで構築されていましたが、今回、この環境をさらに進化させるべく、様々な角度から検討を実施した結果、今後ITインフラのシンプル化や最適化を進めていく上で不可欠となるHCI としてNutanixを採用することになりました。
旧環境では、2本のサーバーラックが共に約2/3埋まっている状態でしたが、コンパクトな2U筐体のNutanixは、従来のシステム環境をすべて収容して省スペース化できる上に、運用管理の効率化も図れます。また、無償のハイパーバイザーAcropolisが提供されることも評価されました。
また、VDI基盤は、毎年かかるMicrosoft VDAライセンス費用を削減することを目的に、Citrix XenAppへ移行。買い切りのRDS CAL(リモート デスクトップ サービス クライアント アクセス ライセンス)であるXenAppは、数年間で大きなメリットとなります。同社は、外出時の数分間だけアクセスして、顧客情報やメンテナンス情報の確認などを行う使い方がほとんどで、XenAppのライセンスは同時アクセス数分だけで済むため、約300台稼働しているiPadに対して、XenAppのライセンス数は60台分程度で充分です。
◆ 導入成果と今後の展開
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NutanixとXenAppによる新仮想化 / VDI基盤は、2017年9月 より段階的に本番稼働を開始しました。導入作業は非常にスムーズに進行し、実質的な作業期間は初期設定で3日程度、既存業務サーバーの移行作業も、5営業日程度で完了しています。
主な導入成果は以下のとおりで、エイコーでは、今回の社内導入で培った経験やノウハウを、今後の顧客へのソリューション提供にも活かしていきたい考えです。
・システムの性能向上
旧環境では、VDIのユーザープロファイル情報の読み込みに時間がかかっていましたが、Nutanix上に配置することで、ログイン時間を従来の1/5以下に短縮できました。また、仮想化基盤上で稼働する業務システムのレスポンスも全体的に底上げされました。
・仮想サーバー作成時間を大幅短縮
新たなサーバーを立ち上げる際、旧環境では、外部ストレージへのボリューム作成やOSインストール、仮想マシンの構築など面倒な手続きが必要で、小規模環境でも最低2営業日を要していましたが、一体型のNutanixではこうした手間を大幅に省けるため半日足らずで同様の作業が完了します。
・運用管理の効率化
従来は運用監視をサーバー / ストレージで別々に行う必要がありましたが、分かりやすいメニュー構成の専用管理ツール「Prism」による一元管理が可能となり、仮想サーバー作成なども行えるようになりました。
・新たなユーザーニーズへの即応
XenAppは軽微な変更であれば、マスターイメージの書き換えや再起動不要で即座に設定を反映できるので、現場の業務改善などがスピーディーに行えるようになりました。
従来、固定PCで行っていた倉庫内での発注関連業務をXenApp+iPadで可能にする新たな仕組みを構築しており、この開発作業も効率よく行うことができました。今後も基幹システムの一部機能をXenAppで配信するなど、様々な形で活用を進める計画です。
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◆株式会社エイコーについて
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http://www.eicoh.com/
設 立:1974年1月18日
資本金:9000万円
所在地: 大阪本社/大阪府大阪市中央区南船場2-5-2
事業概要:ドキュメント/IT/環境エネルギーなどの分野で多彩なソリューションを展開する企業。
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■ 株式会社ネットワールドについて
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
http://www.networld.co.jp/
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャーのソリューション ディストリビューターとして、クラウド コンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバー、ストレージやネットワーク、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャーのあるべき姿をリードしています。
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ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、株式会社エイコー(大阪本社:大阪市中央区、代表取締役社長 山田 五十一)の全社仮想化基盤とVDI基盤の再構築プロジェクトにおいて、ネットワールドが提供するハイパーコンバージド・インフラ(HCI)の「Nutanix」と、アプリケーション仮想化ソリューション「Citrix XenApp(以下 XenApp)」が採用され、本番稼働を開始したことを発表します。
エイコーは、従来、主要業務システムをVMware vSphereで仮想化し、Citrix XenDesktopとiPadの導入により、業務を効率化してきました。両基盤を支えるサーバー / ストレージが更新時期を迎えたのを機に、今後のITインフラとして注目されるHCIに着目し、再構築プロジェクトに着手しました。
Nutanixは、設置スペースの大幅削減に加えて、新しい仮想サーバーを立ち上げる際にも、従来のような外部ストレージへのボリューム作成やOSインストール、仮想マシンの構築などが不要なため作業時間は1/4以下となり、また、専用管理ツールでサーバー / ストレージを一元管理できます。
今回のプロジェクトでは、最新インフラであるHCIはもとより、VMwareやCitrixに関する知見や経験が豊富なネットワールドの情報提供や技術支援が高く評価されました。
◆ 導入の背景
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ドキュメントソリューションに加え、ITソリューションやオフィスソリューション、ビジュアルソリューション、環境ソリューションなど幅広い領域で事業展開するエイコーは、会計システムやワークフローなどの主要な業務システムをVMware vSphereで仮想化し、Citrix XenDesktopとiPadを早くから導入して営業担当者やサービス担当者の業務効率化を進めてきましたが、両基盤を支えるサーバー / ストレージが更新時期を迎えたことをきっかけとして、今回のプロジェクトがスタートしました。
同社は、IT分野では仮想化 / ネットワーク技術を強みとしており、説得力ある提案が行えるよう、社内でも積極的に仮想化製品を導入し情報システム部門と外販部隊が密接に連携してノウハウや経験の蓄積を図っており、今回も、単純にハードを入れ替えるだけなく、新しい試みにもチャレンジするという視点で、システムを選定しました。
まず、従来の仮想化 / VDI基盤は、国内ベンダー製のブレードサーバーと外部ストレージで構築されていましたが、今回、この環境をさらに進化させるべく、様々な角度から検討を実施した結果、今後ITインフラのシンプル化や最適化を進めていく上で不可欠となるHCI としてNutanixを採用することになりました。
旧環境では、2本のサーバーラックが共に約2/3埋まっている状態でしたが、コンパクトな2U筐体のNutanixは、従来のシステム環境をすべて収容して省スペース化できる上に、運用管理の効率化も図れます。また、無償のハイパーバイザーAcropolisが提供されることも評価されました。
また、VDI基盤は、毎年かかるMicrosoft VDAライセンス費用を削減することを目的に、Citrix XenAppへ移行。買い切りのRDS CAL(リモート デスクトップ サービス クライアント アクセス ライセンス)であるXenAppは、数年間で大きなメリットとなります。同社は、外出時の数分間だけアクセスして、顧客情報やメンテナンス情報の確認などを行う使い方がほとんどで、XenAppのライセンスは同時アクセス数分だけで済むため、約300台稼働しているiPadに対して、XenAppのライセンス数は60台分程度で充分です。
◆ 導入成果と今後の展開
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NutanixとXenAppによる新仮想化 / VDI基盤は、2017年9月 より段階的に本番稼働を開始しました。導入作業は非常にスムーズに進行し、実質的な作業期間は初期設定で3日程度、既存業務サーバーの移行作業も、5営業日程度で完了しています。
主な導入成果は以下のとおりで、エイコーでは、今回の社内導入で培った経験やノウハウを、今後の顧客へのソリューション提供にも活かしていきたい考えです。
・システムの性能向上
旧環境では、VDIのユーザープロファイル情報の読み込みに時間がかかっていましたが、Nutanix上に配置することで、ログイン時間を従来の1/5以下に短縮できました。また、仮想化基盤上で稼働する業務システムのレスポンスも全体的に底上げされました。
・仮想サーバー作成時間を大幅短縮
新たなサーバーを立ち上げる際、旧環境では、外部ストレージへのボリューム作成やOSインストール、仮想マシンの構築など面倒な手続きが必要で、小規模環境でも最低2営業日を要していましたが、一体型のNutanixではこうした手間を大幅に省けるため半日足らずで同様の作業が完了します。
・運用管理の効率化
従来は運用監視をサーバー / ストレージで別々に行う必要がありましたが、分かりやすいメニュー構成の専用管理ツール「Prism」による一元管理が可能となり、仮想サーバー作成なども行えるようになりました。
・新たなユーザーニーズへの即応
XenAppは軽微な変更であれば、マスターイメージの書き換えや再起動不要で即座に設定を反映できるので、現場の業務改善などがスピーディーに行えるようになりました。
従来、固定PCで行っていた倉庫内での発注関連業務をXenApp+iPadで可能にする新たな仕組みを構築しており、この開発作業も効率よく行うことができました。今後も基幹システムの一部機能をXenAppで配信するなど、様々な形で活用を進める計画です。
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◆株式会社エイコーについて
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http://www.eicoh.com/
設 立:1974年1月18日
資本金:9000万円
所在地: 大阪本社/大阪府大阪市中央区南船場2-5-2
事業概要:ドキュメント/IT/環境エネルギーなどの分野で多彩なソリューションを展開する企業。
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■ 株式会社ネットワールドについて
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http://www.networld.co.jp/
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャーのソリューション ディストリビューターとして、クラウド コンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバー、ストレージやネットワーク、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャーのあるべき姿をリードしています。