2010/10/21 15:21
金融
Linux の成長促進に取り組むグローバルな非営利団体であるThe Linux Foundation (略称: LF) は、Linux の創始者であり、現在は Linux Foundation フェローである Linus Torvalds 氏が、2010年 C&C賞の3名の受賞者の1人に選ばれたことを発表しました。
NEC C&C 財団によれば、Torvals 氏の今回の受賞は、彼の「情報技術産業、教育、研究機関の活性化、および我々の生活の利便性向上への貢献」を評価されたものです。
Torvalds 氏は、1991 年、フィンランドのヘルシンキ大学在学中に Linux を開発しました。彼は、このオペレーティング システム (OS) を General Public License (GNU 一般公衆利用許諾書) のもとで発表することで、誰もがこれを利用し、共有できるようにしました。現在、Linux は、スマートフォン向けの有力 OS であり、次世代モバイル コンピューター機器の発展に大きく寄与しています。学生や市民にとってコンピューター機器を身近なものにしたいと願う発展途上国のコストは、Linux によって大幅に減少しました。また Linux は、重要不可欠な IT 基盤をサポートする OS として、世界中の大企業から選ばれています。
Linux Foundation のエグゼクティブ ディレクター Jim Zemlin は次のように述べています。
「Linux は、今日のコンピューターの基本構造であり、Linus Torvalds は、過去1世紀に現れた最強のテクノロジの1つを象徴しています。彼の Linux 開発へのたゆまぬ取り組みと技術革新への貢献に対する評価は、高まるばかりです。」
この C&C 賞は、1985 年に創設され、研究開発活動への顕著な貢献、コンピューター&コミュニケーション技術の融合に関する開拓的活動、およびこれらの分野における開発の社会的影響を認められた人々に授与されるものです。今年度の C&C 受賞者には、彼とともに、榊 裕之 (さかき ひろゆき) 博士と荒川 泰彦 (あらかわ やすひこ) 博士が選ばれています。また NEC C&C 財団 25 周年記念賞の受賞者として、上杉 邦憲 (うえすぎ くにのり) 博士、ならびに川口 淳一郎 (かわぐち じゅんいちろう) 博士が選ばれています。今年度の受賞者の詳細については、下記を参照してください。
http://www.nec.co.jp/press/ja/1010/1902.html
これまでの C&C 賞受賞者には、World Wide Web を考案し、現在は Worldwide Web Consortium のディレクターである Tim Berners-Lee 氏、Comsat Corporation のチーフ サイエンティストとして、初期のインテルサット衛星群や標準 A および B 地球局の特性の明確化を指揮した Sidney Metzger 氏、Intel社の共同設立者であり、『ムーアの法則』の著者である Gordon E. Moore 氏などが挙げられます。過去の受賞者については、下記のサイトをご覧ください。
http://www.candc.or.jp/kensyo/recipient_cc.html
表彰式典および受賞者の記念講演は、2010年11月24日 に東京で行われます。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
■NEC C&C 財団について
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
NEC C&C 財団は、情報処理技術および通信技術の融合 (C&C) 分野における開拓活動および研究活動に対する奨励および助成を通じて、エレクトロニクス産業の一層の発展を図り、もって経済社会の進展と社会生活の向上に寄与することを目的に、1985 年 3 月に設立された非営利組織です。同財団は、NEC 日本電気株式会社の寄付によって運営されています。
同財団では、現在、2つの主な活動を行っています。毎年、C&C 分野の開拓または研究に関する功労者を顕彰し、C&C賞を贈呈します。世界各地から受賞候補者を推薦する声があります。受賞者には、表彰状、賞牌、および賞金 (1 件につき 1 千万円) が贈呈されます。歴代の受賞者は、今年度 (2010 年) の受賞者を含めて 85 名にのぼります。また、財団の助成による国際会議で発表された論文のうち、極めて優秀であるとみなされた論文に対し、毎年 C&C 若手優秀論文賞が授与されます。
受賞者には、賞金として 20 万円が贈呈されます。
また、財団では次のような助成も行っています。
(1) 日本の研究者が、海外で開催される国際会議に出席して、C&C 分野に関する発表を行うための助成、(2) 日本在住の外国人研究者の助成、(3) 大学院博士後期課程進学者の助成
詳細は下記の NEC C&C 財団 Web サイトをご覧ください。
http://www.candc.or.jp/
NEC C&C 財団によれば、Torvals 氏の今回の受賞は、彼の「情報技術産業、教育、研究機関の活性化、および我々の生活の利便性向上への貢献」を評価されたものです。
Torvalds 氏は、1991 年、フィンランドのヘルシンキ大学在学中に Linux を開発しました。彼は、このオペレーティング システム (OS) を General Public License (GNU 一般公衆利用許諾書) のもとで発表することで、誰もがこれを利用し、共有できるようにしました。現在、Linux は、スマートフォン向けの有力 OS であり、次世代モバイル コンピューター機器の発展に大きく寄与しています。学生や市民にとってコンピューター機器を身近なものにしたいと願う発展途上国のコストは、Linux によって大幅に減少しました。また Linux は、重要不可欠な IT 基盤をサポートする OS として、世界中の大企業から選ばれています。
Linux Foundation のエグゼクティブ ディレクター Jim Zemlin は次のように述べています。
「Linux は、今日のコンピューターの基本構造であり、Linus Torvalds は、過去1世紀に現れた最強のテクノロジの1つを象徴しています。彼の Linux 開発へのたゆまぬ取り組みと技術革新への貢献に対する評価は、高まるばかりです。」
この C&C 賞は、1985 年に創設され、研究開発活動への顕著な貢献、コンピューター&コミュニケーション技術の融合に関する開拓的活動、およびこれらの分野における開発の社会的影響を認められた人々に授与されるものです。今年度の C&C 受賞者には、彼とともに、榊 裕之 (さかき ひろゆき) 博士と荒川 泰彦 (あらかわ やすひこ) 博士が選ばれています。また NEC C&C 財団 25 周年記念賞の受賞者として、上杉 邦憲 (うえすぎ くにのり) 博士、ならびに川口 淳一郎 (かわぐち じゅんいちろう) 博士が選ばれています。今年度の受賞者の詳細については、下記を参照してください。
http://www.nec.co.jp/press/ja/1010/1902.html
これまでの C&C 賞受賞者には、World Wide Web を考案し、現在は Worldwide Web Consortium のディレクターである Tim Berners-Lee 氏、Comsat Corporation のチーフ サイエンティストとして、初期のインテルサット衛星群や標準 A および B 地球局の特性の明確化を指揮した Sidney Metzger 氏、Intel社の共同設立者であり、『ムーアの法則』の著者である Gordon E. Moore 氏などが挙げられます。過去の受賞者については、下記のサイトをご覧ください。
http://www.candc.or.jp/kensyo/recipient_cc.html
表彰式典および受賞者の記念講演は、2010年11月24日 に東京で行われます。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
■NEC C&C 財団について
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
NEC C&C 財団は、情報処理技術および通信技術の融合 (C&C) 分野における開拓活動および研究活動に対する奨励および助成を通じて、エレクトロニクス産業の一層の発展を図り、もって経済社会の進展と社会生活の向上に寄与することを目的に、1985 年 3 月に設立された非営利組織です。同財団は、NEC 日本電気株式会社の寄付によって運営されています。
同財団では、現在、2つの主な活動を行っています。毎年、C&C 分野の開拓または研究に関する功労者を顕彰し、C&C賞を贈呈します。世界各地から受賞候補者を推薦する声があります。受賞者には、表彰状、賞牌、および賞金 (1 件につき 1 千万円) が贈呈されます。歴代の受賞者は、今年度 (2010 年) の受賞者を含めて 85 名にのぼります。また、財団の助成による国際会議で発表された論文のうち、極めて優秀であるとみなされた論文に対し、毎年 C&C 若手優秀論文賞が授与されます。
受賞者には、賞金として 20 万円が贈呈されます。
また、財団では次のような助成も行っています。
(1) 日本の研究者が、海外で開催される国際会議に出席して、C&C 分野に関する発表を行うための助成、(2) 日本在住の外国人研究者の助成、(3) 大学院博士後期課程進学者の助成
詳細は下記の NEC C&C 財団 Web サイトをご覧ください。
http://www.candc.or.jp/
