2017/07/12 10:10
新聞/出版/放送
次世代放送サービスを支える本格的なエミュレーションツール
試作版をケーブル技術ショー2017で初公開
株式会社メディアキャスト(本社:東京都品川区、代表取締役 杉本孝浩)は、2018年12月 開始予定の高度広帯域衛星デジタル放送(以下、高度BS)におけるデータコンテンツサービス用のコンテンツ動作検証を行うためのエミュレーションソフトウェアを開発し、その試作版を来る7月20日(木) ・21日(金)に東京国際フォーラムで開催される「ケーブル技術ショー2017」のメディアキャストブースにて初公開します。
このエミュレーションソフトは、ARIB(電波産業会)が規格策定中の「ARIB STD-B61」、「ARIB STD-B62」、「ARIB TR-B39」に準拠し、コンテンツ動作検証に必要な充実した各種機能を搭載しており、開発したデータコンテンツが、今後発売される高度BS対応受信機で正しく動作するかどうかを実際のリモコンを模したUI(ユーザインターフェース)で動作確認することができ、当サービスにおけるコンテンツ記述言語であるHTML5やイベントメッセージ発火などのデバッグも可能です。
このエミュレーションツールにより放送規格に準拠したコンテンツ開発が可能となり、サービス開始に合わせて確実なコンテンツ準備や、本格的な運用開始後も信頼性の高い新しいサービスを最短期間で投入していくことができます。
アナログ放送からデジタル放送への移行に伴い開始されたデータ放送は、さまざまな新しいサービスや番組演出を可能にし、テレビ放送の魅力を高めると共に視聴者へのサービス向上に寄与しました。ハイビジョン放送を超える臨場感あふれるきめ細かな放送が実現する高度BSによる4K・8K放送においても、様々な可能性を秘めたデータコンテンツサービスの展開が注目されます。
高度BSのデータコンテンツサービスでは、コンテンツ記述言語として汎用性の高いHTML5が採用されています。
今回開発したエミュレーションソフトでは、データ放送用BML オーサリングツール「Foliage(フォーリッジ)」や、ハイブリッドキャスト用HTML5コンテンツ制作ツール試作版「amphibious(アンフィビアス)」などで、メディアキャストが培った制作技術やノウハウが活かされています。
今後メディアキャストでは、当エミュレーションソフトを高度BSによるデータコンテンツサービスを開発する放送局や制作会社に向けて試験的に提供開始し、将来的に製品化も予定しています(価格 / 出荷時期は未定)。メディアキャストは、今後も、次世代放送サービスを支える新しいツールやシステムの開発に注力していきます。
◆ 高度BSデータコンテンツサービス用コンテンツエミュレータの主な機能
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(1)画面プレビュー機能
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・ARIB STD-B62で規定される放送用拡張関数にネイティブ対応しており、本ソフトウェアで検証したコンテンツはそのまま放送用として使用可能
・コンテンツの縮小表示により4K・8KコンテンツもHDモニタで確認可能
・通信コンテンツだけでなく、PCローカル上の放送コンテンツのシミュレートも可能
(2)JavaScriptデバッグ機能
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・ブレークポイントの設置によりステップごとにスクリプトの実行が可能で、各JavaScript変数のデバッグも可能
(3)リモコンシミュレート機能
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・実際のリモコンを模したUIよりコンテンツの動作確認が可能
(4)イベント発火シミュレート機能
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・汎用/NPTイベントメッセージの発火シミュレートが可能
(5)URI変換機能
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・URI変換により、PCローカル上のコンテンツを通信コンテンツとしてシミュレート可能
(6)AIT取得機能
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・AIT (アプリケーション制御信号)を解析し、エントリポイント、バウンダリ、パーミッションなどに関する動作をシミュレート可能
・通信コンテンツ上のXML形式AITだけでなく、放送コンテンツのMH-AITのシミュレートにも対応
・放送コンテンツはデータコンテンツ交換方式に対応予定
(7)NVRAMのシミュレート
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・NVRAM(Greg、Ureg、その他NVRAM領域)のシミュレートに対応
・UIより参照・変更が可能
◆ ケーブル技術ショー2017
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https://www.catv-f.com/
◇会期:2017年7月20日(木) ・21日(金)
◇会場:東京国際フォーラム
◇メディアキャストブース: ブース番号19
………………………………………………
※BML オーサリングツール「Foliage」の詳細は以下をご参照ください。
http://www.mcast.co.jp/product/production.html
※ハイブリッドキャスト用HTML5コンテンツ制作ツール「amphibious」の詳細は以下をご参照ください。
http://www.mcast.co.jp/press/pr/193.html
………………………………………………
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■ 株式会社メディアキャストについて
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http://www.mcast.co.jp/
株式会社メディアキャストは、デジタルデータ放送分野に特化したソフトウェア開発・販売、受託開発を行う業界唯一のデータ放送専門会社です。データ放送からハイブリッドキャストまでのコンテンツ制作技術や運用システムなどに求められる専門分野で多くの経験と実績を有し、メディアキャストの製品群は、NHK(日本放送協会)、民放各局、地方局、CATV局、ならびにコンテンツ制作会社などで多数採用され、デジタルデータ放送業界のデファクトスタンダード製品として位置付けられています。
試作版をケーブル技術ショー2017で初公開
株式会社メディアキャスト(本社:東京都品川区、代表取締役 杉本孝浩)は、2018年12月 開始予定の高度広帯域衛星デジタル放送(以下、高度BS)におけるデータコンテンツサービス用のコンテンツ動作検証を行うためのエミュレーションソフトウェアを開発し、その試作版を来る7月20日(木) ・21日(金)に東京国際フォーラムで開催される「ケーブル技術ショー2017」のメディアキャストブースにて初公開します。
このエミュレーションソフトは、ARIB(電波産業会)が規格策定中の「ARIB STD-B61」、「ARIB STD-B62」、「ARIB TR-B39」に準拠し、コンテンツ動作検証に必要な充実した各種機能を搭載しており、開発したデータコンテンツが、今後発売される高度BS対応受信機で正しく動作するかどうかを実際のリモコンを模したUI(ユーザインターフェース)で動作確認することができ、当サービスにおけるコンテンツ記述言語であるHTML5やイベントメッセージ発火などのデバッグも可能です。
このエミュレーションツールにより放送規格に準拠したコンテンツ開発が可能となり、サービス開始に合わせて確実なコンテンツ準備や、本格的な運用開始後も信頼性の高い新しいサービスを最短期間で投入していくことができます。
アナログ放送からデジタル放送への移行に伴い開始されたデータ放送は、さまざまな新しいサービスや番組演出を可能にし、テレビ放送の魅力を高めると共に視聴者へのサービス向上に寄与しました。ハイビジョン放送を超える臨場感あふれるきめ細かな放送が実現する高度BSによる4K・8K放送においても、様々な可能性を秘めたデータコンテンツサービスの展開が注目されます。
高度BSのデータコンテンツサービスでは、コンテンツ記述言語として汎用性の高いHTML5が採用されています。
今回開発したエミュレーションソフトでは、データ放送用BML オーサリングツール「Foliage(フォーリッジ)」や、ハイブリッドキャスト用HTML5コンテンツ制作ツール試作版「amphibious(アンフィビアス)」などで、メディアキャストが培った制作技術やノウハウが活かされています。
今後メディアキャストでは、当エミュレーションソフトを高度BSによるデータコンテンツサービスを開発する放送局や制作会社に向けて試験的に提供開始し、将来的に製品化も予定しています(価格 / 出荷時期は未定)。メディアキャストは、今後も、次世代放送サービスを支える新しいツールやシステムの開発に注力していきます。
◆ 高度BSデータコンテンツサービス用コンテンツエミュレータの主な機能
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(1)画面プレビュー機能
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・ARIB STD-B62で規定される放送用拡張関数にネイティブ対応しており、本ソフトウェアで検証したコンテンツはそのまま放送用として使用可能
・コンテンツの縮小表示により4K・8KコンテンツもHDモニタで確認可能
・通信コンテンツだけでなく、PCローカル上の放送コンテンツのシミュレートも可能
(2)JavaScriptデバッグ機能
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・ブレークポイントの設置によりステップごとにスクリプトの実行が可能で、各JavaScript変数のデバッグも可能
(3)リモコンシミュレート機能
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・実際のリモコンを模したUIよりコンテンツの動作確認が可能
(4)イベント発火シミュレート機能
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・汎用/NPTイベントメッセージの発火シミュレートが可能
(5)URI変換機能
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・URI変換により、PCローカル上のコンテンツを通信コンテンツとしてシミュレート可能
(6)AIT取得機能
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・AIT (アプリケーション制御信号)を解析し、エントリポイント、バウンダリ、パーミッションなどに関する動作をシミュレート可能
・通信コンテンツ上のXML形式AITだけでなく、放送コンテンツのMH-AITのシミュレートにも対応
・放送コンテンツはデータコンテンツ交換方式に対応予定
(7)NVRAMのシミュレート
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・NVRAM(Greg、Ureg、その他NVRAM領域)のシミュレートに対応
・UIより参照・変更が可能
◆ ケーブル技術ショー2017
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https://www.catv-f.com/
◇会期:2017年7月20日(木) ・21日(金)
◇会場:東京国際フォーラム
◇メディアキャストブース: ブース番号19
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※BML オーサリングツール「Foliage」の詳細は以下をご参照ください。
http://www.mcast.co.jp/product/production.html
※ハイブリッドキャスト用HTML5コンテンツ制作ツール「amphibious」の詳細は以下をご参照ください。
http://www.mcast.co.jp/press/pr/193.html
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■ 株式会社メディアキャストについて
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http://www.mcast.co.jp/
株式会社メディアキャストは、デジタルデータ放送分野に特化したソフトウェア開発・販売、受託開発を行う業界唯一のデータ放送専門会社です。データ放送からハイブリッドキャストまでのコンテンツ制作技術や運用システムなどに求められる専門分野で多くの経験と実績を有し、メディアキャストの製品群は、NHK(日本放送協会)、民放各局、地方局、CATV局、ならびにコンテンツ制作会社などで多数採用され、デジタルデータ放送業界のデファクトスタンダード製品として位置付けられています。