2017/04/20 10:28
情報・通信
VM、コンテナ、ベアメタルをオーケストレーション可能。ミランティス独自の新しいBOT方式で、
プライベートクラウドのスムーズな導入と運用を支援
マネージド・オープンクラウドを提供するミランティス・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 磯 逸夫)は、OpenStackとDockerコンテナ管理ツールKubernetesを統合してパッケージ化、ミランティス独自のBOT(Build-Operate-Transfer)方式の新しいデリバリーモデルで提供する商用ディストリビューション「Mirantis Cloud Platform 1.0」(略称:MCP 1.0)の提供開始を発表しました。
ミランティスの共同設立者でCMOであるBoris Renski(ボリス・レンスキー)は次のように述べています。
「今日、インフラストラクチャの消費パターンは、すべてがAPIに基づいて管理、継続提供されるパブリッククラウドによって定義されています。Mirantis OpenStackはインストーラとしてFuelを採用することにより、最も導入を容易にしたOpenStackディストリビューションですが、OpenStackの各バージョンに追従するには大掛かりなアップグレード作業が必要でした。Mirantis Cloud Platformは、従来のインストーラ中心のアーキテクチャから、ミランティスまたは顧客のDevOpsチームがゼロダウンタイムで継続的に利用可能にするため、オペレーション中心のアーキテクチャに移行しています。OpenStackのアップデートは、従来のような6~12ヶ月に1度の大掛かりなものから、毎週のように行われるマイナーバージョンアップを通して行うことが可能になります。今後5~10年以内に、OpenStackに関わるすべてのベンダーはこのパターンに適応する方法を見つけ出すか、さもなければ消滅することになるでしょう。」
◆ 新しいユニークなBOTデリバリーモデルで提供
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ミランティスは、「Mirantis Cloud Platform 1.0」の発売と併せて、業界初のプラットフォーム導入モデルとして、独自のBOT(Build-Operate-Transfer)方式の新しいデリバリーモデルを提供します。ミランティスは、ソフトウェアのサブスクリプションを販売するだけの従来のベンダーとは異なり、この独自のデリバリーモデルを通じてお客様のスムーズな「Mirantis Cloud Platform」の導入と利用を可能にしました。
このモデルでは、まず、ミランティスのサービスの一環としてスムーズなシステム導入(Build)を提供します。次に、お客様の運用負荷軽減のために、ご要望に応じて最大99.99%のSLA(サービスレベルアグリーメント)で最低12か月間、ミランティスがお客様のオープンクラウドプラットフォームを運用(Operate)します。新しいデリバリーモデルは、ソフトウェアだけでなく、お客様のチームと運用プロセスをDevOpsのベストプラクティスに合せることが可能となります。
また、業界の他のソリューションとは異なり、「Mirantis Cloud Platform」を利用するお客様には、自社の管理下にプラットフォームを完全に移行するというオプションもあります。 「Mirantis Cloud Platform」を構成するすべてがベンダーロックインなしの一般的なオープンスタンダードに基づいているため、顧客はミランティスによる運用から自社でのプラットフォーム運用への移行(Transfer)が可能です。
GoogleのKubernetes and Container EngineプロダクトチームのAllan Naim氏は述べています。
「我々は、ますます多くのベンダーがKubernetesを採用し、その技術に基づいて商業的にサポートされているサービスを開始されることを喜んでいます。」
◆ Mirantis Cloud Platform 1.0の概要
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◇ オープンクラウド・ソフトウェア
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以下の方法で、同一のプラットフォームからのVM、コンテナ、およびベアメタル・コンピューティングリソースのオーケストレーションを可能にします。
・コンテナオーケストレーション用のKubernetesを追加し、「Mirantis OpenStack」を拡張。
・仮想コンピュートスタックを、クラス最高のオープンソースのSDN(Software Defined Networking)である、VMやベアメタルに対応した「Mirantis OpenContrail」、および、コンテナネットワークに対応したCalicoでサポート。
・KubernetesやOpenStackと共に最も利用されているオープンソースのSDS(Software Defined Storage)であるCephを搭載。
◇ DriveTrain
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「Mirantis DriveTrain」は、CI / CDパイプラインによる継続的なインテグレーション、テスト、デリバリーを可能にすることにより、オープンクラウド・ソフトウェアスタックのDevOpsスタイルのライフサイクル管理の基盤を確立します。 DriveTrainを使用することにより以下が可能となります。
・システムの初期導入時のリファレンスアーキテクチャや設定のカスタマイズなどDay1フェーズの柔軟性が向上。
・デプロイメント後の構成、機能、アーキテクチャの変更など、Day2フェーズの操作の実行能力が向上。
・自動化されたパイプラインを通じて仮想化されたコントロールプレーンのシームレスなバージョンアップデートを提供し、ダウンタイムを最小化。
◇ StackLight
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統合されたソフトウェアサービスとダッシュボードを介して、オープンクラウド・ソフトウェアスタックの継続的な監視を提供することにより、SLAに厳密に準拠することができます。
・StackLightは、ログ管理、メトリックス、アラートのための最適なオープンソースソフトウェアを組み込むことで、ベンダー固有のテクノロジーへの依存を回避。
・StackLightにより視覚化された情報やDriveTrainの設定などを包括的にDevOpsポータルが表示。
・「Mirantis StackLight」ツールチェーン全体の「Mirantis Cloud Platform」向け設計により、「Mirantis Managed OpenStack」を通じて99.99%のアップタイムSLAを実現。
ミランティスは、「Mirantis Cloud Platform」のリリースに伴い、2019年9月 までに「Mirantis OpenStack」とFuelの商用サポートの提供を終了します。現在「Mirantis OpenStack」を使用しているお客様には、アップグレードパスが提供されます。
「Mirantis Cloud Platform 1.0」に関する情報は、概要ビデオをご覧いただき、ライブセミナーにお申し込みください。
https://www.mirantis.com/mcp
プライベートクラウドのスムーズな導入と運用を支援
マネージド・オープンクラウドを提供するミランティス・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 磯 逸夫)は、OpenStackとDockerコンテナ管理ツールKubernetesを統合してパッケージ化、ミランティス独自のBOT(Build-Operate-Transfer)方式の新しいデリバリーモデルで提供する商用ディストリビューション「Mirantis Cloud Platform 1.0」(略称:MCP 1.0)の提供開始を発表しました。
ミランティスの共同設立者でCMOであるBoris Renski(ボリス・レンスキー)は次のように述べています。
「今日、インフラストラクチャの消費パターンは、すべてがAPIに基づいて管理、継続提供されるパブリッククラウドによって定義されています。Mirantis OpenStackはインストーラとしてFuelを採用することにより、最も導入を容易にしたOpenStackディストリビューションですが、OpenStackの各バージョンに追従するには大掛かりなアップグレード作業が必要でした。Mirantis Cloud Platformは、従来のインストーラ中心のアーキテクチャから、ミランティスまたは顧客のDevOpsチームがゼロダウンタイムで継続的に利用可能にするため、オペレーション中心のアーキテクチャに移行しています。OpenStackのアップデートは、従来のような6~12ヶ月に1度の大掛かりなものから、毎週のように行われるマイナーバージョンアップを通して行うことが可能になります。今後5~10年以内に、OpenStackに関わるすべてのベンダーはこのパターンに適応する方法を見つけ出すか、さもなければ消滅することになるでしょう。」
◆ 新しいユニークなBOTデリバリーモデルで提供
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ミランティスは、「Mirantis Cloud Platform 1.0」の発売と併せて、業界初のプラットフォーム導入モデルとして、独自のBOT(Build-Operate-Transfer)方式の新しいデリバリーモデルを提供します。ミランティスは、ソフトウェアのサブスクリプションを販売するだけの従来のベンダーとは異なり、この独自のデリバリーモデルを通じてお客様のスムーズな「Mirantis Cloud Platform」の導入と利用を可能にしました。
このモデルでは、まず、ミランティスのサービスの一環としてスムーズなシステム導入(Build)を提供します。次に、お客様の運用負荷軽減のために、ご要望に応じて最大99.99%のSLA(サービスレベルアグリーメント)で最低12か月間、ミランティスがお客様のオープンクラウドプラットフォームを運用(Operate)します。新しいデリバリーモデルは、ソフトウェアだけでなく、お客様のチームと運用プロセスをDevOpsのベストプラクティスに合せることが可能となります。
また、業界の他のソリューションとは異なり、「Mirantis Cloud Platform」を利用するお客様には、自社の管理下にプラットフォームを完全に移行するというオプションもあります。 「Mirantis Cloud Platform」を構成するすべてがベンダーロックインなしの一般的なオープンスタンダードに基づいているため、顧客はミランティスによる運用から自社でのプラットフォーム運用への移行(Transfer)が可能です。
GoogleのKubernetes and Container EngineプロダクトチームのAllan Naim氏は述べています。
「我々は、ますます多くのベンダーがKubernetesを採用し、その技術に基づいて商業的にサポートされているサービスを開始されることを喜んでいます。」
◆ Mirantis Cloud Platform 1.0の概要
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◇ オープンクラウド・ソフトウェア
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以下の方法で、同一のプラットフォームからのVM、コンテナ、およびベアメタル・コンピューティングリソースのオーケストレーションを可能にします。
・コンテナオーケストレーション用のKubernetesを追加し、「Mirantis OpenStack」を拡張。
・仮想コンピュートスタックを、クラス最高のオープンソースのSDN(Software Defined Networking)である、VMやベアメタルに対応した「Mirantis OpenContrail」、および、コンテナネットワークに対応したCalicoでサポート。
・KubernetesやOpenStackと共に最も利用されているオープンソースのSDS(Software Defined Storage)であるCephを搭載。
◇ DriveTrain
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「Mirantis DriveTrain」は、CI / CDパイプラインによる継続的なインテグレーション、テスト、デリバリーを可能にすることにより、オープンクラウド・ソフトウェアスタックのDevOpsスタイルのライフサイクル管理の基盤を確立します。 DriveTrainを使用することにより以下が可能となります。
・システムの初期導入時のリファレンスアーキテクチャや設定のカスタマイズなどDay1フェーズの柔軟性が向上。
・デプロイメント後の構成、機能、アーキテクチャの変更など、Day2フェーズの操作の実行能力が向上。
・自動化されたパイプラインを通じて仮想化されたコントロールプレーンのシームレスなバージョンアップデートを提供し、ダウンタイムを最小化。
◇ StackLight
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統合されたソフトウェアサービスとダッシュボードを介して、オープンクラウド・ソフトウェアスタックの継続的な監視を提供することにより、SLAに厳密に準拠することができます。
・StackLightは、ログ管理、メトリックス、アラートのための最適なオープンソースソフトウェアを組み込むことで、ベンダー固有のテクノロジーへの依存を回避。
・StackLightにより視覚化された情報やDriveTrainの設定などを包括的にDevOpsポータルが表示。
・「Mirantis StackLight」ツールチェーン全体の「Mirantis Cloud Platform」向け設計により、「Mirantis Managed OpenStack」を通じて99.99%のアップタイムSLAを実現。
ミランティスは、「Mirantis Cloud Platform」のリリースに伴い、2019年9月 までに「Mirantis OpenStack」とFuelの商用サポートの提供を終了します。現在「Mirantis OpenStack」を使用しているお客様には、アップグレードパスが提供されます。
「Mirantis Cloud Platform 1.0」に関する情報は、概要ビデオをご覧いただき、ライブセミナーにお申し込みください。
https://www.mirantis.com/mcp