2016/07/25 15:24
政府・自治体
・メディアキャスト製システム共有によるコスト削減と行政主導の効率的な情報伝達を実現。
・スマホアプリとも連動し、平常時から各種生活情報や農業気象情報などを配信し、緊急災害時に市民が使い慣れたメディアでの情報伝達の確立を目指す。
白根ケーブルネットワーク株式会社(山梨県南アルプス市、代表取締役社長 金丸 一元、以下:白根CATV)、富士川シーエーティーヴィ株式会社(山梨県南巨摩郡富士川町、代表取締役社長 望月 潤、以下:富士川CATV)、ならびに有限会社峡西シーエーテーブイ(山梨県南アルプス市、代表取締役社長 中込 久、以下:峡西CATV)は、南アルプス市主導のもと、3局共有で利用するデータ放送システムとして、株式会社メディアキャスト(東京都品川区、代表取締役 杉本 孝浩)の統合型データ放送ソリューション「DataCaster M3(データキャスター エムスリー)」を導入し、今年9月から試験放送を開始し、同10月から本格放送を開始することを発表します。
南アルプス市(市長 / 白根CATV社長:金丸 一元)では、2014年の豪雪の際、市内全域において、農業用施設や車庫等の倒壊、交通網やライフラインの寸断、路面凍結による事故など、大きな被害を受けました。行政としては降雪情報、交通情報、除雪状況や学校情報、避難施設などの状況を、防災行政無線などを駆使し市民に情報を配信しましたが、窓を閉め切っている状況など防災行政無線が聞こえづらく各種情報を住民に伝達出来なかったことから、一人でも多くの市民に必要な情報をタイムリーに届ける方法を模索してきました。ケーブルテレビは市内の世帯の約90%が接続していることに着目し、地域での成功事例(※)も参考にして、今回の設備導入を決定しました。
導入されたメディアキャスト製「DataCaster M3」は、当配信サービスを実現するために、南アルプス市から配信される情報を一元化し3局へ効率良く配信される特別設計となっており、設備共有利用に依る導入運用コストや、運用負荷が大幅に削減されています。また、データ放送と同時に提供開始する南アルプス市のスマホアプリ(Android、iOS)も提供を開始し、外出先でもこれらの情報にアクセスできるようになります。当アプリ開発もメディアキャストが担当します。
また、南アルプス市の八田地区は、株式会社日本ネットワークサービス(山梨県甲府市、以下:NNS)の配信エリアですが、NNSは、約1年前にメディアキャストの「DataCaster M3」を導入してデータ放送を開始していたことから、南アルプス市からの情報をNNSのデータ放送にも配信することが容易に実現しています。
尚、今回のデータ放送プロジェクトをきっかけとして、南アルプス市、白根CATV、富士川CATV、峡西CATV、ならびにNNSの5者間で、「防災・災害・生活情報の放送業務に関する協定」が締結の運びとなりました。これまで、総務省の指導により全国各地で行政とケーブルの災害協定が締結されていますが、今回の協定では、生活情報を含めさらに踏み込んだ情報提供を行う内容となっており、行政主導のもと複数のケーブルが連携し、災害情報と共に地域密着情報をデータ放送で配信する取り組みが期待されます。
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今回のデータ放送プロジェクトに対し、南アルプス市の市長であり、白根CATVの代表取締役社長である金丸一元は次のようにコメントしています。
「今回のデータ放送やスマートフォンでの情報配信は、平常時から生活情報や農業気象情報等を配信し市民に使い慣れていただく事で、緊急・災害時には一人でも多くの市民に的確な情報を伝達できる効果が得られると期待しています。今後も南アルプス市としては更に市民の安心安全と共に暮らし易い環境を積極的に整えていきます。」
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◆ コンテンツの特長
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今回開始するデータ放送サービスでは、地域に密着した情報と共に、南アルプス市内各地に設置されたライブカメラや道路監視カメラの画像や、気象ロボット、山梨県雨量、河川水位情報などから詳細な地域気象データを取得して配信します。南アルプス市は気象環境に敏感なサクランボ・桃・すもも等の名産地であることから、詳細かつリアルタイムな気象情報提供に視聴者からの期待が寄せられています。
各局のトップ画面などを以下でご覧いただけます
http://www.mcast.co.jp/press/pr/231.html
【南アルプス市の共通情報】
・防災無線情報 ・県警本部からの情報
・ふじ君安心メール ・火災情報
・山梨県災害情報メール ・道路カメラ
・南アルプス市からのお知らせ・イベント情報
・ごみ収集情報 ・休日当番医
・市民相談窓口 ・市民循環バス時刻表
・公共施設情報
【各局独自コンテンツ】
・山梨県防災ツイッター ・Lアラート情報
・CATVからのお知らせ ・河川水位情報
・土砂災害情報
◆ システムの特長
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今回導入されたシステムは、データ放送の制作・送出・運用機能を統合したメディアキャストの「DataCaster M3」を中核として、3局が共同利用するための機能を追加搭載しています。
コンテンツ管理機能(情報収集、放送フォーマット変換、システム制御と監視など)を白根CATVに設置し、富士川CATVと峡西CATVには最低限の送出設備だけを設置することで、コンテンツ共有やスマホアプリへの配信、効率的な集中管理などを低コストで実現しています。
メディアキャストは、グループ会社に所属する複数のケーブル局が共有する送出システムを、入間ケーブルグループ、九州テレ・コミュニケーションズ、ニューメディアグループなどに納入してきましたが、今回のように、第三セクターや民間など別法人のケーブル局が行政主導の下で地域連携するのは初めてで、今後のモデルケースになる先進的な事例です。
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※データ放送による防災情報配信(山梨県富士吉田市)の事例は以下をご参照下さい。
http://www.mcast.co.jp/press/pr/199.html
※グループ会社で共有する「DataCaster M3」導入事例は以下をご参照下さい。
・入間ケーブルテレビグループ
http://www.mcast.co.jp/press/pr/158.html
・九州テレ・コミュニケーションズ
http://www.mcast.co.jp/press/pr/210.html
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◆ 統合型データ放送ソリューション
「DataCaster M3(データキャスター エムスリー)」について
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「DataCaster M3」は、プログラミング不要で直感的なアイコン操作だけで利用可能なことから業界のデファクトスタンダードとして広く普及しているBMLオーサリングツールや、ARIB自動変換機能を備えた高機能なCMS(コンテンツマネジメントシステム)、ならびに、拡張性に富んだデータ放送送出装置など、メディアキャストが長年培ったデータ放送に関する「制作技術」「送出技術」「運用技術」の3つの技術を統合しています。
データ放送に必要な機能を、高度な技術力やノウハウがなくても簡単に利用できるようにし、また、従来型システムで同等の環境を構築するのに比べて大幅な低価格化を実現しており、専門技術者の人数や予算に限りのある地方放送局、ケーブルテレビ局に最適なソリューションです。
・スマホアプリとも連動し、平常時から各種生活情報や農業気象情報などを配信し、緊急災害時に市民が使い慣れたメディアでの情報伝達の確立を目指す。
白根ケーブルネットワーク株式会社(山梨県南アルプス市、代表取締役社長 金丸 一元、以下:白根CATV)、富士川シーエーティーヴィ株式会社(山梨県南巨摩郡富士川町、代表取締役社長 望月 潤、以下:富士川CATV)、ならびに有限会社峡西シーエーテーブイ(山梨県南アルプス市、代表取締役社長 中込 久、以下:峡西CATV)は、南アルプス市主導のもと、3局共有で利用するデータ放送システムとして、株式会社メディアキャスト(東京都品川区、代表取締役 杉本 孝浩)の統合型データ放送ソリューション「DataCaster M3(データキャスター エムスリー)」を導入し、今年9月から試験放送を開始し、同10月から本格放送を開始することを発表します。
南アルプス市(市長 / 白根CATV社長:金丸 一元)では、2014年の豪雪の際、市内全域において、農業用施設や車庫等の倒壊、交通網やライフラインの寸断、路面凍結による事故など、大きな被害を受けました。行政としては降雪情報、交通情報、除雪状況や学校情報、避難施設などの状況を、防災行政無線などを駆使し市民に情報を配信しましたが、窓を閉め切っている状況など防災行政無線が聞こえづらく各種情報を住民に伝達出来なかったことから、一人でも多くの市民に必要な情報をタイムリーに届ける方法を模索してきました。ケーブルテレビは市内の世帯の約90%が接続していることに着目し、地域での成功事例(※)も参考にして、今回の設備導入を決定しました。
導入されたメディアキャスト製「DataCaster M3」は、当配信サービスを実現するために、南アルプス市から配信される情報を一元化し3局へ効率良く配信される特別設計となっており、設備共有利用に依る導入運用コストや、運用負荷が大幅に削減されています。また、データ放送と同時に提供開始する南アルプス市のスマホアプリ(Android、iOS)も提供を開始し、外出先でもこれらの情報にアクセスできるようになります。当アプリ開発もメディアキャストが担当します。
また、南アルプス市の八田地区は、株式会社日本ネットワークサービス(山梨県甲府市、以下:NNS)の配信エリアですが、NNSは、約1年前にメディアキャストの「DataCaster M3」を導入してデータ放送を開始していたことから、南アルプス市からの情報をNNSのデータ放送にも配信することが容易に実現しています。
尚、今回のデータ放送プロジェクトをきっかけとして、南アルプス市、白根CATV、富士川CATV、峡西CATV、ならびにNNSの5者間で、「防災・災害・生活情報の放送業務に関する協定」が締結の運びとなりました。これまで、総務省の指導により全国各地で行政とケーブルの災害協定が締結されていますが、今回の協定では、生活情報を含めさらに踏み込んだ情報提供を行う内容となっており、行政主導のもと複数のケーブルが連携し、災害情報と共に地域密着情報をデータ放送で配信する取り組みが期待されます。
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今回のデータ放送プロジェクトに対し、南アルプス市の市長であり、白根CATVの代表取締役社長である金丸一元は次のようにコメントしています。
「今回のデータ放送やスマートフォンでの情報配信は、平常時から生活情報や農業気象情報等を配信し市民に使い慣れていただく事で、緊急・災害時には一人でも多くの市民に的確な情報を伝達できる効果が得られると期待しています。今後も南アルプス市としては更に市民の安心安全と共に暮らし易い環境を積極的に整えていきます。」
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◆ コンテンツの特長
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今回開始するデータ放送サービスでは、地域に密着した情報と共に、南アルプス市内各地に設置されたライブカメラや道路監視カメラの画像や、気象ロボット、山梨県雨量、河川水位情報などから詳細な地域気象データを取得して配信します。南アルプス市は気象環境に敏感なサクランボ・桃・すもも等の名産地であることから、詳細かつリアルタイムな気象情報提供に視聴者からの期待が寄せられています。
各局のトップ画面などを以下でご覧いただけます
http://www.mcast.co.jp/press/pr/231.html
【南アルプス市の共通情報】
・防災無線情報 ・県警本部からの情報
・ふじ君安心メール ・火災情報
・山梨県災害情報メール ・道路カメラ
・南アルプス市からのお知らせ・イベント情報
・ごみ収集情報 ・休日当番医
・市民相談窓口 ・市民循環バス時刻表
・公共施設情報
【各局独自コンテンツ】
・山梨県防災ツイッター ・Lアラート情報
・CATVからのお知らせ ・河川水位情報
・土砂災害情報
◆ システムの特長
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今回導入されたシステムは、データ放送の制作・送出・運用機能を統合したメディアキャストの「DataCaster M3」を中核として、3局が共同利用するための機能を追加搭載しています。
コンテンツ管理機能(情報収集、放送フォーマット変換、システム制御と監視など)を白根CATVに設置し、富士川CATVと峡西CATVには最低限の送出設備だけを設置することで、コンテンツ共有やスマホアプリへの配信、効率的な集中管理などを低コストで実現しています。
メディアキャストは、グループ会社に所属する複数のケーブル局が共有する送出システムを、入間ケーブルグループ、九州テレ・コミュニケーションズ、ニューメディアグループなどに納入してきましたが、今回のように、第三セクターや民間など別法人のケーブル局が行政主導の下で地域連携するのは初めてで、今後のモデルケースになる先進的な事例です。
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※データ放送による防災情報配信(山梨県富士吉田市)の事例は以下をご参照下さい。
http://www.mcast.co.jp/press/pr/199.html
※グループ会社で共有する「DataCaster M3」導入事例は以下をご参照下さい。
・入間ケーブルテレビグループ
http://www.mcast.co.jp/press/pr/158.html
・九州テレ・コミュニケーションズ
http://www.mcast.co.jp/press/pr/210.html
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◆ 統合型データ放送ソリューション
「DataCaster M3(データキャスター エムスリー)」について
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「DataCaster M3」は、プログラミング不要で直感的なアイコン操作だけで利用可能なことから業界のデファクトスタンダードとして広く普及しているBMLオーサリングツールや、ARIB自動変換機能を備えた高機能なCMS(コンテンツマネジメントシステム)、ならびに、拡張性に富んだデータ放送送出装置など、メディアキャストが長年培ったデータ放送に関する「制作技術」「送出技術」「運用技術」の3つの技術を統合しています。
データ放送に必要な機能を、高度な技術力やノウハウがなくても簡単に利用できるようにし、また、従来型システムで同等の環境を構築するのに比べて大幅な低価格化を実現しており、専門技術者の人数や予算に限りのある地方放送局、ケーブルテレビ局に最適なソリューションです。