メールに特化したサンドボックス機能に注目。サンドボックス機能をクラウドサービスで利用し、導入コストを大幅削減




ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、南総通運株式会社(本社:千葉県東金市、代表取締役社長 中村隆則)が、情報セキュリティ強化プロジェクトにおいて、ネットワールドが提供する統合セキュリティアプライアンス「FortiGate」、セキュアメールアプライアンス「FortiMail」、未知の脅威に対抗するサンドボックス「FortiSandbox」が採用され、本番稼動を開始したことを発表します。

南総通運は、標的型メール攻撃の悪質化・巧妙化により、社員への注意喚起等では情報の安全性を十分に保つことができないという認識に立ち、本プロジェクトに着手しました。Fortinet製品を選定したポイントは、メールに特化したサンドボックス機能が提供されていることですが、同時に、ファイアウォールやメールアプライアンスをFortinet製品で統一することによりセキュリティ運用管理の一元化・効率化も実現しました。
また、「FortiSandbox」は、Fortinet社が運営するクラウドサービス「FortiCloud」で利用するため、物理システムで導入する場合と比較して、サンドボックス部分単体については当初予算の約1/10、システム全体でも約2/3程度にコストを低減できました。

システムの構築・サポートは、ネットワールドのパートナーであるリコージャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 松石 秀隆)が担当しました。ソリューションの選定やオンプレミスとクラウドの切り分けなどにおいては、数多くのメーカーと強いリレーションを持つ、ネットワールドの情報力が高く評価されました。


◆ 導入背景
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南総通運は、千葉県内の運送業者11社が統合して設立され、現在は、基幹事業であるトラック輸送事業に加え、倉庫・テナント事業や3PL事業、物流拠点における流通加工・人材派遣事業など、幅広い領域でビジネス展開しています。
南総通運は、大手企業や公的機関で大規模情報流出事件が多発している状況を深刻に受け止め、万一の不正アクセスや情報漏えいに対して万全の備えをするために、従来のセキュリティ対策をさらに強化することにしました。特に、標的型メール攻撃の悪質化・巧妙化が進んでおり、日本国内でも多数の被害が報告される中、社員への注意喚起を行っても、業務に関係する件名があればうっかりメールを開く可能性があることから、情報の安心・安全を守れる仕組みをシステム側で確立するために、メールセキュリティ強化を最も重視しました。


◆ 選定のポイント
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南総通運は、統合セキュリティアプライアンス「FortiGate-200D」、セキュアメールアプライアンス「FortiMail-200D」、未知の脅威に対抗するサンドボックス製品「FortiSandbox(FortiCloud)」を導入しました。南総通運は、既に「FortiGate-110C」をファイアウォールとして導入していましたが、今回のプロジェクトにおいては、Fortinet製品に限らず、他社製品も含めて比較検討しました。
その結果、メールに特化したサンドボックス機能が提供されている点を評価し、Fortinet製品を選定しました。
また、ファイアウォールやメールアプライアンスを同じFortinet製品で統一することにより、セキュリティ運用管理の一元化・効率化が図れる点も評価しました。
コスト面では、ファイアウォール、メール、サンドボックスの3つの機能をすべて物理アプライアンスで実装すると予算をオーバーしてしまうことが懸念されましたが、ネットワールドの情報提供と提案により、「FortiSandbox」の機能を、Fortinetが運営するクラウドサービス「FortiCloud」で利用することで、サンドボックス部分単体については当初予算の約1/10、システム全体で見ても約2/3程度にコストを低減できました。


◆ 導入成果
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Fortinet製品群による新たなセキュリティ環境は、2016年4月  より本番稼動を開始し、日々の業務に欠かせないメールを社員が安心して活用できるようになりました。また、各種管理機能が提供される「FortiCloud」では、ログの収集や閲覧が容易に行えるようになり、今後の環境改善にも役立てたい考えです。
ネットワークセキュリティについては、「FortiSandbox」と「FortiGate」を連携させることで、メール以外の通信についてもサンドボックスでチェックすることが可能になりました。また、以前の「FortiGate-110C」はファイアウォール機能のみで利用していましたが、今回導入した「FortiGate-200D」ではアプリケーション単位の制御なども行えることから、今後の事業戦略に応じてより柔軟な活用が可能です。また、大量のトラフィックにも十分対応できるため、将来業務システムをクラウド化した場合にも、ボトルネックが生じる心配はありません。
南総通運は、今回のセキュリティプロジェクトに続いて、今後、クライアントの仮想化やモバイルの活用など、様々な取り組みを検討しています。

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◆ 南総通運株式会社について
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http://www.nanso.co.jp/
創 業:1942年11月10日  
資本金:5億3850万円
事業概要:千葉県を中心に輸送、倉庫・テナント、3PL、流通加工・人材派遣などの事業を展開。
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◆ リコージャパン株式会社について
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http://www.ricoh.co.jp/ 
本社:東京都中央区銀座8-13-1
千葉支社:千葉県千葉市美浜区中瀬2-6-1
設立:1959年5月2日  
資本金:25億円
事業概要:デジタル複写機、プリンターに代表されるリコー製品や、ソフトウェア、システム機器、各種ITソリューションをトータルで提供しています。

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■ 株式会社ネットワールドについて
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http://www.networld.co.jp/
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャーのソリューション・ディストリビューターとして、クラウド・ コンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバ、ストレージやネットワーク、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャーのあるべき姿をリードしています。

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