・バラクーダネットワークスは、次世代ファイアウォール製品を「Barracuda NextGen Firewallシリーズ」として統合し、従来のBarracuda NextG Firewallを「Barracuda NextGen Firewall Fシリーズ」、Barracuda Firewallを「Barracuda NextGen Firewall Xシリーズ」として名称変更しました。
・Barracuda NextGen Firewall Fシリーズは、新たに低価格帯で4つの強力なデスクトップアプライアンスモデルを発表しました。4つの新モデルはSaaS(Software-as-a Service)やMicrosoft Office 365といったクラウドベースのアプリケーション、およびAmazon Web ServicesやMicrosoft Azureなどのパブリッククラウドプラットフォームの利用が増えている組織に対応しています。
・Barracuda NextGen Firewall Fシリーズのデスクトップアプライアンスは、Barracuda NextGen コントロールセンターを通じて一元管理が可能で、リモートサイト、支店/支社、サテライトロケーションなどに対して本部と同等のセキュリティレベルと可用性を提供します。
・Barracuda NextGen Firewall Fシリーズのデスクトップアプライアンスには、きめ細かいSSL(セキュアソケットレイヤ)インスペクションや個別ライセンス制のATD(高度脅威検知)モジュールなどの高度なセキュリティ機能を備えています。

2015年11月17日(火)  東京発 -セキュリティとストレージソリューションのリーディングプロバイダであるバラクーダネットワークスジャパン株式会社(東京都品川区、執行役員社長:林田 直樹、以下バラクーダネットワークス)は本日、次世代ファイアウォール製品を統合し、「Barracuda NextGen Firewall シリーズ」として、従来のBarracuda NextG Firewallを「Barracuda NextGen Firewall Fシリーズ」、Barracuda Firewallを「Barracuda NextGen Firewall Xシリーズ」として名称を改名することを発表し、Barracuda NextGen Firewall Fシリーズは新たに、低価格帯ながら高度なトラフィック最適化機能を備えた、4つのデスクトップアプライアンスモデルを発表しました。今回リリースした強力なデスクトップアプライアンスモデルは、支社/支店を想定した分散ネットワーク対応の設計となっており、プライベートおよびパブリッククラウドベースのアプリケーションにアクセスする際に優れたセキュリティとネットワークパフォーマンスを提供します。新モデルにはF18、F80、F180、F280の各モデルが用意されており、すべてのモデルにおいて包括的なセキュリティおよびネットワーク最適化機能が備わっています。また、ネットワーク境界でインテリジェントなトラフィック規制機能を設けており、ビジネスに耐え得るミッションクリティカルなアプリケーションに対するアクセス、パフォーマンス、信頼性を確保することができます。

クラウス・ゲリ(Dr. Klaus Gheri)のコメント
(バラクーダネットワークス、ネットワークセキュリティ担当バイスプレジデント)
「リモートロケーションのゲートウェイセキュリティデバイスは、すべてのセキュリティ機能を有効にした場合、ボトルネックになりがちです。SaaSやパブリッククラウドのアプリケーションに依存する組織の数が増えれば増えるほど、このボトルネックはさらに悪化するおそれがあります。こうしたクラウドベースアプリケーションの利用が増加する中で、組織はネットワークアーキテクチャの再考に迫られており、対応できるテクノロジが必要になってきています。今日の『次世代』ファイアウォールは、プロアクティブにビジネスクリティカルなトラフィックを規制し、優先順位を付けるよりも、どちらかと言えば好ましくないアプリケーショントラフィックをフィルタリングするために設計されています。今回発表したBarracuda NextGen Firewall Fシリーズのデスクトップアプライアンスモデルでは、上記の問題を解決するためにアプローチ方法を変えています。Barracuda NextGen Firewallシリーズでは、ハイレベルのセキュリティを提供しつつ、アプリケーションデリバリとネットワークパフォーマンスに重点を置いており、他の同価格帯のリモートロケーションセキュリティデバイスではこれまで一般的に提供されてこなかった機能の提供を実現しています。」

ジェイソン・パパレクシス(Jason Pappalexis)氏のコメント
(NSS Labs、リサーチディレクタ)
「企業では、VPNアクセスでリモートワーカーをサポートするのと同じくらい日々クラウドを利用しています。Salesforceなどのクラウドアプリケーションはもはや高価なものではなく、業務運用になくてはならないものの一部になっています。一元管理できるセキュアなアクセスと包括的な次世代ファイアウォール機能を含めた次世代ファイアウォール戦略は、今日のハイブリッドネットワークにとって重要となり、アプリケーションアウェアのトラフィック分散がキーになってきます。今後は、ハイブリッドネットワークで発生する独自の課題に対処できるベンダが最も優れたファイアウォールベンダだと言えるでしょう。」

セキュリティとパフォーマンスの両方が今後支店/支社にとって必須に
今日の組織では、Office 365やSalesforceなど、多くのインターネットアプリケーションを運用しており、エンタープライズアプリケーションは、益々仮想データセンターやAmazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureといったパブリッククラウドプラットフォームに置かれるようになっています。SaaS、仮想化、パブリッククラウドアプリケーションの導入が増加するにつれて、新たなネットワークアーキテクチャやセキュリティ要件が発生しており、特にファイアウォールはセキュリティ機能のみのデバイスから、ネットワークパフォーマンスおよび可用性といったことまで改善することが求められています。これまで、こうした機能はリソースと予算を潤沢に持つ大企業のみが恩恵に預かってきました。

バラクーダネットワークスは本日の発表を持ってこれまでのアプローチを変えていきます。以下にBarracuda NextGen Fシリーズのデスクトップアプライアンスの主な特長をご紹介します:

・先進の価格帯 - 高機能デスクトップアプライアンス型の次世代ファイアウォール機能を業界屈指の低価格帯でご提供します。
・ハイパフォーマンス - 内蔵型のWAN最適化、並びにインテリジェントなダイナミックリンクバランシング/フェールオーバ機能により、帯域幅の可用性とユーザエクスペリエンスを改善します。
・ユーザ/アプリケーションアウェアネス - 帯域幅管理、アプリケーション利用、ネットワークアクセスのカスタマイズを可能にする、トラフィックの優先順位付けを可能にします。
・ダイナミックリンクバランシング - 複数のインターネット接続にわたり、ダイナミックにトラフィックをバランシングすることでビジネス継続と帯域幅管理を可能にします。
・インテリジェントなサイト間接続管理 - 複数のロケーション(ハードウェアと仮想アプライアンスの両方)にまたがり高品質で信頼性の高い接続環境を実現します。また、IPsec VPNにより、他のリモートサイト、本部、およびAmazon Web ServicesやMicrosoft Azureなどのパブリッククラウドサービスに対するセキュアな接続を確保します。
・次世代セキュリティ – アプリケーション制御、ユーザアウェアネス、きめ細かいSSLトラフィックインスペクション、Webフィルタリング、IPS、そしてオプションとしてマルウェア検知やATD(高度脅威検知)機能を提供しています。

Barracuda NextGen Firewall
バラクーダネットワークスの次世代ファイアウォールでは、プライベートおよびパブリッククラウド環境にホスティングされたアプリケーションに対する安全かつ効率的で信頼性の高いアクセスを提供します。今回の新デスクトップアプライアンスモデルの発表に併せて、バラクーダネットワークスの次世代ファイアウォール製品ラインを「Barracuda NextGen Firewallシリーズ」に改名し、小規模オフィスや小売店舗ネットワークから、大規模マネージドサービスプロバイダ、データセンター、そして高度な分散環境まで、あらゆる規模のニーズを満たすモデルを用意しました。Barracuda NextGen Firewall製品は主に2種類のシリーズで構成されています:
・Barracuda NextGen Firewall Fシリーズ(旧Barracuda NextG Firewall)- 高度な分散環境向けの高機能一元管理対応の次世代ファイアウォール
・Barracuda NextGen Firewall Xシリーズ(旧Barracuda Firewall)- 中小規模から中堅規模企業向けのクラウド型次世代ファイアウォール

(価格と利用)
今回発表されたBarracuda NextGen Firewall FシリーズのデスクトップアプライアンスモデルF18、F80、180、F280は、22万円(税別、初年度の保守費用込)よりご提供致します。

(関連資料)
Barracuda NextGen Firewall Fシリーズ製品ページ: http://www.barracuda.co.jp/products/nextg

Barracuda NextGen Firewall Xシリーズ製品ページ: http://www.barracuda.co.jp/products/firewall

ICSAエンタープライズレベル認定:Barracuda NextGen Firewallは、公式にICSAエンタープライズレベルとして認定されました。詳細は cuda.co/icsa をご覧下さい。

(製品仕様)
Barracuda NextGen Firewall Fシリーズデータシート:http://www.barracuda.co.jp/cms/pdf/NextGenF1511.pdf
Barracuda NextGen Firewall Xシリーズデータシート:http://www.barracuda.co.jp/cms/pdf/NextGenX1511.pdf

【バラクーダネットワークスについて】
バラクーダネットワークスは、「Simplify IT」を可能にするクラウド対応セキュリティ及びストレージソリューションを提供しています。バラクーダネットワークス製品は、パワフルで、使いやすく、且つリーズナブルな価格により、全世界15万社以上のお客様にご利用頂いており、アプライアンス、仮想化アプライアンス、クラウドなどの形で提供されています。バラクーダネットワークスは、2002年に米国カリフォルニア州シリコンバレーで創業、海外拠点10ヵ国、また80ヵ国以上において正規代理店と提携しています。2004年より日本での販売を開始し、スパムやウイルス、フィッシング、SQLインジェクション対策はもちろん、BCP、クラウド化など、リスク対策だけでなく事業継続と活性化を目指す企業に貢献してきました。

Barracuda Web Application Firewallは2007年から7年連続、導入出荷実績で国内No.1を継続(冨士キメラ総研:2014ネットワークセキュリティビジネス調査総覧<上巻:市場編>)、さらにBarracuda Backupが統合型バックアップ専用アプライアンスの出荷台数で13四半期連続1位を獲得(IDC Worldwide Quarterly Purpose Built Backup Appliance Tracker, CQ1, June 2015 出荷台数で世界第1位)しています。
2013年11月  、ニューヨーク証券取引所に上場(コード:CUDA)し、更なる成長を目指します。詳細については、http://www.barracuda.co.jp をご参照ください。

* 本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
バラクーダネットワークスジャパン株式会社
〒141-0031
東京都品川区西五反田8-3-16 西五反田8丁目ビル5階
Tel:
Fax:
担当:寺下
Email:
URL:http://www.barracuda.co.jp/

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