2015/08/24 12:37
情報・通信
ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド（本社：東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一）は、企業ITにおけるモバイル需要の高まりを受けて、VMware社のエンタープライズモビリティ管理製品「AirWatch by VMware」（以下 AirWatch）の導入サービスを提供開始します。
また、ネットワールドが運用しVMware製品のサイジングや見積計算、情報収集ができる総合ポータルサイト「Software Defined Concierge」の対象製品に「AirWatch」を新たに追加し、Web上で型番選定、概算見積計算を可能とすることで、販売パートナー各社によるお客様への迅速な対応を支援する体制を完備しました。さらに、ネットワールドは、「AirWatch」を社内導入し、営業やマーケティング部門の社員が使用するモバイル端末を一括管理する予定で、導入・運用を通じて蓄積したノウハウや知識をパートナー各社やお客様に提供し、企業における安全かつ効率的なモバイル活用を支援します。
ビジネスの効率化や事業継続対策、ワークライフバランスを重視したワークスタイルの変革などを目的として、企業のモバイル導入が加速する中、紛失盗難時に遠隔で消去するリモートワイプやロックなどを中心とした従来のMDM（モバイルデバイス管理）にとどまらず、MAM（モバイルアプリケーション管理）やMCM（モバイルコンテンツ管理）機能も備えたEMM（エンタープライズモビリティマネジメント）が、モバイル導入成功の鍵となります。「AirWatch」は、信頼性の高いEMM製品として導入シェアが高く、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスで利用するアプリケーション、コンテンツ、メール、ブラウザなどの管理を統合する包括的なモビリティソリューションです。
今回、ネットワールドが提供開始する「AirWatch」導入サービスは、VMware社がSaaSで提供するエンタープライズモバイル管理プラットフォームとお客様の社内環境とを接続するためのゲートウェイ構築、初期セットアップなどを支援し、日本語オリジナルドキュメントの提供などにより、「AirWatch」の導入を促進します。
ネットワールドは、パートナーやユーザがVMware製品によるシステムをスムーズに導入・構築できるよう、製品ごとに各種サービスやトレーニングなどを提供していますが、今回提供開始する「AirWatch」の導入支援サービスは、このサービスを拡充するもので、以下のようなサービスメニューがあります。
(1) PoC構築支援サービス
PoC(Proof Of Concept)環境の構築支援を行います。
(2) 設計支援サービス
事前ヒアリング、基本構成の決定支援、定例ミーティング、構築立会いなどを行います。オプションにて、要件定義書、環境設計書などの作成も行います。
(3) 導入サービス
事前オンサイトヒアリング、構成内容の確認およびインストールに必要なパラメータの決定、設定シートの作成、各製品・コンポーネントのインストール、動作確認、引渡し説明（必要に応じ、簡単な機器の取扱い説明）を行います。オプションにて、その他の作業にもご対応します。
当面はお客様環境の構築・導入におけるサービスを中心としていますが、製品の実践的な利用方法修得を支援する「JumpStart」サービス、「運用手順書作成サービス」なども今後追加していく計画です。
※ネットワールドが提供する「VMware導入サービス」の詳細は以下をご参照ください。
http://www.networld.co.jp/introduction/vm.htm
また、今回は、Shared Cloud環境で利用する「AirWatch」（SaaS版）を支援対象としていますが、今後、オンプレミスの「AirWatch」についても対応予定（時期未定）です。
◆ Software Defined Conciergeについて
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http://www.networld.co.jp/vmware/concierge.htm
「Software Defined Concierge」は、VMware製品のサイジングや見積計算、情報収集ができる総合ポータルサイトとして、ネットワールドが2014年6月 に開設したオリジナルのWebサイトです。Web上でサイジングや概算見積計算、情報収集をすることができ、パートナー企業の営業担当者が、お客様に迅速な対応ができるように支援するサービスを提供しています。現在は、「Horizon View、Virtual SAN」のサイジングや「Horizon DaaS」の概算取得、ならびに関連する各種セミナー資料を公開しており、今回、「AirWatch」の簡易見積り機能を追加しました。これにより、最適なエディションの選定から対象の型番選定、見積り依頼までをWeb上で一気通貫して行うことができます。
◆ 「AirWatch by VMware」について
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http://www.networld.co.jp/vmware/pro_info/airwatch/
2014年8月 にVMwareにより買収され、現在はVMwareおけるEMMソリューションを提供する製品として、企業への導入がより一層加速しています。「AirWatch」の包括的なプラットフォームは、モバイルデバイスの管理、モバイルアプリケーションの管理、EメールとWeb閲覧の保護、コンテンツとコラボレーションの保護が可能で、次世代のモバイル戦略を推進するための強力なプラットフォームとしてご利用いただけます。
また、VMwareの従来のEUC（エンドユーザコンピューティング）カテゴリ製品である、 Horizonとの統合・連携により、VDI（仮想デスクトップインフラストラクチャ）を導入済みのユーザにとっては、デスクトップイメージの集中管理に加え、モバイルデバイス管理等による相乗効果も期待できます。
