クラウドによるグローバル財務管理ソリューションを展開するキリバ・ジャパン株式会社(以下キリバ、日本法人:東京都渋谷区、代表取締役社長 アルナ・バスナヤケ)は、グローバルに展開する日本企業の財務分野におけるグループ全体の内部統制強化をサポートする「グループ財務内部統制強化パッケージ」の提供を7月1日より開始します。

背景
 外務省が行った調査によれば、2014年10月現在の集計で、海外に進出している日系企業の拠点数は、68,573で、前年より4,796(約7.5%)の増加となり、過去10年では約95%増となりました。また、2014年度の日本企業による海外企業の買収額は過去最高に達しました。日本企業の多国籍化、グローバリゼーションが加速し、積極的な「攻め」のビジネス拡大が進展していますが、一方で今年5月施行の改正会社法では、海外子会社も含めた企業グループ全体の内部統制の強化が求められています。しかしながら、「守り」の財務面では海外子会社の見える化、効果的なモニタリングができている日本企業は殆どありません。海外子会社からの財務データの収集についても、多くの企業がeメールを使ってデータを集め、マニュアルで集計を行っており、財務データの改ざん、間違いによるリスクから企業をどう守るかが大きな課題になっています。
 キリバのグループ財務内部統制強化パッケージでは、クラウドサービスならではのグローバルベースでのマルチバンクアクセス、マルチERPアクセスにより、銀行預金取引については取引銀行から、グループ各社の売掛金や買掛金等については各社のシステムから直接データを取得し、 データの引き継ぎ、連携や照合をクラウドシステム内で行うことにより、マニュアル作業に伴うヒューマンエラーやデータ改ざんのリスクを大幅に削減します。これにより、グローバル・レベルでの財務業務における厳格な取引権限の分離やセキュアなアクセスを実現すると同時に、本社や監査部門による効果的なモニタリング環境を提供します。

主な機能
セキュアなアクセス
 デュアル・ファクター・オーセンティケーション(SMSやトークン等により生成されるワンタイムパスワードを使ってログイン)
 IPフィルタリング(あらかじめ登録されたIPアドレスからのアクセスのみ許容)
 VPNでのアクセス

セキュアな取引実行・承認プロセス
 業務種類毎の権限設定
 様々な承認権限設定により社内のポリシーに即した処理権限を設定
 原取引証憑類を添付しての承認依頼

モニタリング・監査機能強化
 支払指図の内容を資金繰り予測に自動反映
 資金繰り予測の時系列スナップショットの比較分析
 資金繰り予実差分析
 銀行口座日次残高の前年対比レポート
 海外子会社も含めた未収売掛金管理レポート
 取引入力権限者/承認権限者リスト
 各種レポートを監査部門宛にeメールで自動配信

銀行口座へのアクセスを厳格管理
 銀行口座、銀行取引権限者および全ての銀行契約書をシステムで集中管理
 社内人事システムや取引銀行との確認用の銀行取引権限登録者リスト
 銀行毎の取引実行者を登録

以 上

■キリバについて
 米国Kyriba Corporation、株式会社サンブリッジコーポレーション、マーク・ベニオフ(セールスフォース・ドットコム社 会長兼CEO)、スティーブン・シン(コンカー社 創業者兼CEO)が共同出資し、日本法人は2012年に設立されました。
 Kyriba Corporationは財務管理・資金管理システムをクラウドで提供しています。既に   1000社を超える企業で採用されており、クラウド型財務管理ソリューションとして業界No.1の実績を誇ります。エクセルなど手作業による非効率な資金・財務管理業務を自動化し、管理主体の財務部門を戦略的な組織に変える支援を行います。

【本件に関するお問い合わせ先】
キリバ・ジャパン マーケティング(担当:矢頭)




【キリバ・ジャパン株式会社概要(2015年6月  現在)】
商号:キリバ・ジャパン株式会社
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル11F
設立:2012年(日本法人)
代表取締役社長:アルナ・バスナヤケ
事業内容:クラウド型財務・資金管理ソリューション『キリバ・エンタープライズ』の開発、販売、コンサルティング、サポート

《関連URL》
http://www.kyriba.jp

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👤 発行者について

キリバ・ジャパン株式会社

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